2015年9月27日 (日)

茄子料理から教えられる

昼と夜、共に外食。法事のお斎と、旧町名の会。共にお茄子が出ました。秋茄子。嫁に食わすなというほど絶品だけれども身体を冷やすとも言われます。季節感あふれる食材ですが、料理の仕方で味は異なるもの。当たり前のことですが、食の生かし方も色々あるもの。守ること一つに決めるばかりが大切なのではありませんね。

一つのものでも色々な展開があり得る

いろいろなものでも実は一つのものの展開でもある

旧町名の会で講師の木村さんが示してくださった 「一体全体 」と茄子料理が妙に一致し 、この言葉が、一即多 多即一 または一門普門 普門一門 などなど密教のキーワードと同じなんだと知れて、とても嬉しく感じました\(^o^)/

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2012年1月31日 (火)

味噌煮込みのルーツと尾張藩七代藩主徳川宗春卿 雑考

昨夕、きしめんと宗春に関わる何かがないかと質問を受けた。

色々調べてみると、きしめんについては分からなかったが、味噌煮込みのルーツはそうも「ほうとう」なのではないかという情報があった。
「ほうとう」は山梨県地方の郷土料理。
山梨県は江戸時代まで、甲斐といい、甲府を中心に栄えた国。
甲府・・・実は先日書き上げた尾張七代藩主徳川宗春卿が、前半生で甲府と縁の深い人であることが、宗春卿の研究で分かってきた。

六代将軍徳川家宣が、甲府藩主であった頃に、宗春卿の母方の大叔父が甲府藩の宗門改めであった。また、江島生島事件で有名な江島は三河出身(宗春卿の外祖父三浦太治兵衛も三河岡崎出身)で、尾張藩の腰元から甲府藩の腰元になっていた。
家宣が、将軍家の跡継ぎとなり江戸城西之丸に入ると、五代将軍綱吉の御側用人である柳沢吉保が、甲府藩の藩主となる。この吉保は元禄文化の育ての親でもあり、物語では宗春に多大な影響を与えた人物として創作して描いていた。色々調べてみると、吉保の側室の正親町町子は、従一位前大納言正親町公通の妹であり、公通の娘生姫は尾張藩の御連枝で宗春の父方の叔父である川田久保松平友著の正妻であったことが分かった。宗春と友著は吉宗から非常に可愛がられており、生姫と宗春は確実に繋がっている。つまり、生姫と正親町公通を通して、宗春卿は柳沢吉保と実際に繋がっていた可能性が十分にあることが見えてきた。
ちょうど、この甲府藩を調べているときに、あるお葬式の導師をした。その方は、偶然にも甲府出身であった。火葬場で、そのお兄さんとお話をすると、その家は代々柳澤家と縁の深いお寺の檀信徒総代をしてきたことが分かった。宗春卿と吉保が、笑って私を導いているように感じた。
ふと思いだした。甲府は、宗春の曽祖父であり、尾張初代藩主である徳川義直卿の最初の領地である。義直卿は、甲府藩53万国の大名であった。ただ幼いこともあって江戸幕府初代将軍家康のもとで育てられ、義直の御付家老となった平岩親吉が、甲府を実際に差配した。親吉は、義直が尾張藩に移ったときに、犬山10万国の領主となり、尾張藩の初代執政(御付家老)として活躍した人物である。また家康の嫡男であった信康の守役でもあった人物で、家康の最も信頼厚き武将であった。この親吉の官位が主計頭である。宗春が吉宗の推挙で最初に朝廷から頂いた官位が、従五位下主計頭。つまり、宗春の最初の官位が、主計頭であり親吉と同じであった。以下のようなエピソードが『徳川実紀』に記録されている。吉宗がある日、鷹狩に行った。そこで自ら得た雁を、譜代の重臣四人に授けた。その内の二人が、先に挙げた川田久保松平但馬守友著(尾張藩八代藩主徳川宗勝の実父)であり、部屋住みで独立が許されていなかった松平主計頭通春と名乗っていた宗春である。しかも、その時の吉宗から使者として宗春に遣わされた小姓の名前が平岩七之助であった。この平岩七之助は、平岩親吉の幼名であり、親吉の後継が途絶えたことを哀れんだ幕府が旗本として、その名を復活させていた。このことを考えると、吉宗は、宗春に平岩親吉を重ねあわせていたように思われる。このエピソードでも、なにか面白いドラマが描けそうである。
おそらく、「ほうとう」が、平岩親吉またはその周辺によって尾張に持ち込まれたのであろう。そこに尾張や三河、さらには甲斐出身の武将たちが大勢居る尾張藩であるので、白味噌に変わって赤味噌が使われ、今の味噌煮込みになったのではないかと、私は類推している。

宗春卿は、時折鷹狩や鹿狩りをしていた。巻狩という大きな演習さえも企画した。そこでは一つの鍋を、武士も町民も百姓も共に食べ、一つの目的に向けて演習を行なっていたことが十分と想像される。同じ釜の飯を食べることが、最も身近になっていく方法だからである。宗春ほど、庶民と藩士が交流をするようにと心を砕いた藩主は少ない。

連絡を受け、きしめんを調べ、味噌煮込みから色々なことが見えてきた後に、夜食を食べようと思って冷蔵庫を開けた。するとそこになぜか「ほうとう」が入っていた。桑名に住む大叔母が送ってくれたものらしい。
そして、さきほどカミさんが「ほうとう」を作ってくれた。そのうどんはきしめん状であった。こんなところに、きしめんのルーツを見出した。
「ほうとう」をいただくまえに、宗春卿が色々導いてくれることを実感し、合掌して感謝した。とても美味しかった(^^)
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2010年4月28日 (水)

お昼ごはん

各務原市にある恵那という手打ちのうどん屋さん。法要の打ち合わせの後、食べに行く。

酢味噌で食べる温かいおうどん。美味しかった。
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かみさんは小柱の入ったおうどん。量がたっぷりあった。
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2009年5月24日 (日)

プライベートシェフ付きの一週間

映画『小さな恋のメロディ』の主題歌
「Melody Fair」

全米と全英で一位となった
「Massachusetts」

映画『サタデイナイトフィーバー』の挿入歌
「How Deep Is Your Love」
「Stayin' Alive」
「Night Fever」

など往年のディスコソングのトップグループ
ビージーズ。
そのメインヴォーカリストのロビンのシェフが
この一週間お寺に宿泊した。

マクロバイオティックを主体とした料理。

おかげでこの一週間はプライベイトシェフ付きの
生活を味あわせていただいた。
(しかも食材だけで無料)

とにかく美味しい!
健康にも良い!

食生活を改めて考えさせられる一週間だった。

医食同源。
それを実感する。

ちなみに彼女はイギリス人。
英語のみしか話せない。
ブロークンイングリッシュで応対。
最初の二日間はあまり話せなかったが
彼女のおかげで三日目からは楽しく会話。
普段の日本語ではあまり冗談を言う性格ではないが
英語だとなぜかジョークが連発してしまった。
それより驚いたのは、わがカミさん。
英語がほとんどできないにもかかわらず
会話が成り立っていないにもかかわらず
付きっ切りで彼女と居てくれた。
凄い!の一言。
改めて尊敬。

彼女は明日、東京に行き
28日にイギリスはオックスフォードに帰られる予定。

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2009年2月23日 (月)

丸福寿司

親友二人と食事に行く。
とても美味しいお店を教えてもらう。

丸福寿司
岐阜市日置江町にある。
http://www.maruhuku.com/

ここの蟹は絶品。
ばってらも強烈に美味しかった。
単品をいくつか頼み
とても満足した内容だった。
少々値が張るが
年に一度の贅沢なら許される範囲だと思う。
お勧め。
次回はカミさんを連れて行きたい。

とても美味しくいただき
楽しく談笑。

友は本当に良い。

感謝感謝

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2008年11月23日 (日)

ミシュラン雑考

ミシュランガイド2009東京を得た。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4904337018/prpmenade-22


まだ読みかけだが、ほとんど出かけたことのない店ばかりであり
日本人の食事への思いを見せ付けられた。
この本の内容が良いか悪いかは分からないが
これだけの店が日本に存在するというのは嬉しいことだ。

もちろん飽食という視点で見れば
贅沢に過ぎないものも多数あると思う。
前回で人気の出た店では偽装問題も浮かび上がったものもある。

しかし、食事という一つの領域に
またホテルという一つの領域に
自分の人生を賭け
職人として誠心誠意勤めてきた方々の
その巧みの技なり、その接待に関しては
大いに敬意を評したい。
その分野のトップはやはり凄い。
宗教家よりも宗教者である例も少なくないと思う。
その姿を見て感じさせられることは少なくない。

ミシュランに踊らされるのは好きではないが
ミシュランも一つの見方として活用するには
とても良い定規のように思う。
食事だけではなく
さまざまな分野にこのミシュランのようなものがあると
もっと洗練されたものが生まれていくかもしれない。

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2007年12月 2日 (日)

心地よい音のお店を発見・・・・

美味しいお店を発見。といっても親友のNさんにお食事中に教えてもらったのだが・・・。

Cafe Kante Manfila http://g.lets-gifu.com/shop/index-2600.html 黄色い壁が目立つお店。場所は、http://maps.google.co.jp/maps?q=%E5%B2%90%E9%98%9C%E5%B8%82%E5%B2%A9%E5%9C%B0%E7%94%BA3%E4%B8%81%E7%9B%AE1-1&ie=UTF8&z=16&iwloc=addr&om=1 ちょうど岐阜市水街道3の交差点。essoの斜向かい。食事後に行ったので、お食事はできなかったが、私はブラッドリーオレンジを飲み、アイスクリームにエスプレッソコーヒーを掛けて食べた。これがかなり美味しかった。秘密は・・・・ラズベリー。ラズベリーとコーヒーってとても合うことを知る。こうした初体験は嬉しい。BOSEのAcoustic Wave® Music System II http://www.bose.co.jp/jp_jp?url=/consumer_audio/personal_audio/wave_systems/acoustic_wave_music_system/awms_ii.jsp があり、良い響きを聞かせてくれている。JBLのスピーカーとデンマーク製のレコードプレーヤーとアンプの音もなかなかのもの。面白いお店だった。次回はお食事に出かけてみようと思う。営業時間は11:00~13:00とのことだが、夜は結構な時間まで営業するらしい。お酒も置いてある。ただし私は下戸なのでお酒には全くの興味なし。マスターともお話ししたが、そのこだわりが結構好きだ。

残念ながら今日は年配のご婦人方が10名ほど居られ、強烈な五月蝿さを感じた。途中耐えられなく、私は退場。あの騒音さえなければ、とても心地よい空間だったように思う。近日中にランチを食べに行く予定なので、また感想を述べたいと思う。

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2007年9月10日 (月)

初めてのCTと割烹『かさ井』

最近、呂律が回りにくいと感じ、右足をよく躓いていた。鍼灸院では脳梗塞の可能性があるとも言われていた。そこで、初めてCTを撮った。脳梗塞は全くないとのこと。安心した。おかげで左脳よりも右脳が発達しているということが分かった。私は理屈っぽいほうだが、直感を大切に生きていることを改めて実感。それと、血液の流れを調べたところ、ほとんど年齢並みの血管であり、右足のみが石灰化しかけているということだった。  たまにこうして検査することは大切であることを知る。  その後、高山市で美味しい料理をいただいた。『かさ井』ここの料理も器もステンドグラスも秀逸。http://www.kasai.show-buy.jp/ をご覧いただければと思う。

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2007年9月 9日 (日)

三段腹・・・韓国家庭料理の店

友人たちと三段腹(さんだんばら)という韓国家庭料理のお店に行く。最近とても辛いことがあり、それをフォローしてくれたのだ。ありがたい友人たち。年齢順にKWNNの四氏。本当にありがたい。

ちなみに三段腹は 営業時間  昼11:30ー14:0 夜18:00ー23:00  定休日 火曜日  住所 各務原市蘇原青雲町4―1―55 ジャミーラ1F   電話 058―371―8878  イトーヨーカ堂(蘇原青雲町)の北西(ヨーカ堂の北の道を西に向かい左手)に、「三段腹」という韓国家庭料理のお店がある。三段腹になるというのではなく、有名な韓国料理名が三段腹(サムギョプサル)。ここのオーナーの森さんは、各国に二年留学し、その味を学んでこられた。日本人の口に合うようにアレンジしてあるが、在日韓国人の方々にも好評である本格派。お手頃の値段で、とても美味しい料理。お勧めのお店です。

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2007年1月20日 (土)

西邨まゆみお食事会in各務原

今日は給食をテーマにしたお食事会。マクロビオティックをベースにした給食。ビックリするくらい美味しかった。寺子屋の生徒たちも大活躍した。詳しい報告は後日。

これからまゆみさんを知多に送っていく予定。

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