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2021年6月24日 (木)

とある国の真実 そこにあるのは忖度と賄賂、その基盤は個人的な欲望 国を憂う心はない

般若波羅蜜多を思う。
 
かなり生臭い話から、現実を見つめ、正しきとは何かを少し述べてみたい。
 
ある国に通じた弟子から伝えられたこと。
*****
その国に対する日本の外務省の役人は完全にピンボケているとのこと。
実際に日本の役人と交流を持った時期もあるので、それを明確に感じたと。
 
それはなにか?
 
首脳部の方針や命令に従って動いている・・・そう感じて対処をする日本の官僚たち。
その官僚の情報に従う政治家。
しかしそれは全く間違っているとのこと。
 
彼の国は、日本のように上意下達の国ではない。
ありとあらゆるところで忖度と賄賂で成り立っているという。
忖度と賄賂は一体化している。
そしてその基盤は個人と家族の欲望。
決して国を思うことはないとのこと。
 
自分の儲け、自分の出世のために、上位者の意思を忖度し、命令もなしに動く。
だからこそ上位のものは下位の者の成果を得ることができる。
個人の考えで勝手に動くので、事は速いしときにはとても優れた成果を出す。
しかし、そこには国家に対する、もっというと組織に対する忠誠心はない。
あくまでも個人の欲望を満足するために、上に忖度し賄賂を出すだけ。
 
本当はものすごくわかりやすいはずなのだが、底があまりにも浅いためにかえって疑ってしまいがち。
その底の浅さが逆に他になにかあるのではないかと他国の人々には疑心暗鬼を生む。
それがうまく行ってしまった。
だから考えられないような馬鹿な発言が出てくる。
彼らには外交という概念はなく、あくまでも国内政治のみ。
国内でどのような地位を得て儲けるかのみ。
 
ところが底が浅いので、その上が何かで失脚すると、簡単に上を裏切り次の上に忖度と賄賂を繰り返す。
 
繰り返すがそこには国を思う、地域を思う意思などない。
あくまでも媚び諂うのみ。
だから言葉巧みに人を口説こうとする。時には献身的にも成る。それに私たち日本人は騙される。
 
彼らには誠意の美徳という考え方が基本的にはない。
彼らの美徳は儲けであり出世しか無い。
 
彼らの欲とは何なのか、それを満たすために、上に忖度し、上位がなくとも勝手に動く。
そこには深い考えはない。
 
そう考えると、全く違った景色が見えてくる。外交には知恵が必要。こうした真実を観つめる目が大切。
 
般若波羅蜜多、ありのままにものごとを観る、自分の経験や知識というフィルターを通すことなくありのままに観る、この件もまた般若波羅蜜多の大切さを知るものなのかもしれない。
 
此れを教えてくれた弟子に、正しきものごとを観ることの大切さを教えられた。改めて感謝したい。
 
絵は、忖度してください(^^;

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