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2020年9月 7日 (月)

名画『二百三高地』をアマゾンプライムで観る 偶然にも日露戦争の終結の日九月五日であった

かみさんがお茶の先生と相談をして、
九月十三日にお茶の練習をすることになった。
その日のテーマを求められたらしく、
調べると乃木希典将軍の忌日であった。
かみさんが私に尋ねた。
「乃木将軍ってどんな人、
 そういえば乃木坂の乃木神社の祭神だよね。」
私は答えた。
「『二百三高地』という映画があるから
 それを観ると分かるよ」
九月五日、Amazonプライムで
『二百三高地』を観ることができることを知り
二人で映画を観た。
私は久しぶりのこの映画である。 
今日六日にかけて映画を観させてもらった。
そして、この九月五日が
二百三高地に描かれた
日露戦争の終結の日であることを知った。
この偶然の一致に夫婦共に涙顔で
目を合わせた。
涙無くして観ることができない映画。
心の奥底に染み渡る映画。
凄惨さと次への生きる喜び
それらが入り混じった映画。
映画が終わったのち
この日露戦争がどういうことをもたらしたのかを
かみさんに講義した。
すると
今のようにつまらないことに
 振り回されている暇はないんじゃないの。
 それだけのことを知り、
 それだけのことに気付いているのならば、
 大切な人材を育て、
 その大切な思いを
 より多くの人に
 知ってもらうようにしなくちゃ。
と叱咤激励されてしまった。
かみさんは何かが降り立ったように
導きの菩薩さまになっていた。
今から本堂に行き
明治天皇、乃木希典、はじめ
日露戦争に関わった
有名無名の方々の菩提を弔おうと思う。
そして、自分自身の「あるべきようわ」を
見つめ直したいと思う。

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