定期的な祈りは何故必要?
高家寺では毎月21日の月例弘法大師報恩日としてお祈りをしています。
毎月、何故に定期的にお祈りをするのでしょうか?
私たちは現実世界の中で生活しているからです。現実世界では、煩悩の泥の中で生きて行かねばなりません。
その泥に汚染されずいるためには、定期的な浄化が必要です。部屋を使えば必ず部屋は汚れるので、掃除が必要であるのと同じです。
お坊さんは毎日の祈りで、浄化しています。ただなかなかそれは檀信徒には難しいもの。
だからこそ、檀信徒の方々には、せめて月に一度は、祈りで浄化してもらうことが最大の狙いです。
また、皆で祈ることで自分一人ぼっちではないということを感じてもらいながら、浄化をしてもらいたい、というのが高家寺の月例弘法大師報恩日の狙いの一つです。
その浄化とともに、ご縁のある方々の菩提を祈ることができますので、これもまた狙いの一つです。
高家寺に限ることではありません。ご縁のある寺社に定期的に訪れて、普段の生活の煩悩というドロを浄化されてはいかがでしょうか。
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