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2017年6月27日 (火)

今日(6月27日)は何の日? 独眼竜伊達政宗の忌日 「伊達者・伊達男の語源」

今日(6月27日)は何の日?
独眼竜伊達政宗の忌日
「伊達者・伊達男の語源」

1636年6月27日(旧暦寛永十三年五月二十四日)、奥州の戦国大名の伊達政宗が薨去した。官位は異例の従三位権中納言。
大河ドラマにもなった戦国武将の英雄の一人。

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生まれてくる時代が遅かったことと、東北という場所の問題もあり、彼は天下人にはなれなかった。奥州統一後、秀吉の軍門に降らざるを得ず、そして再び徳川に就く。それでもなお、彼は天下を狙っていたという。彼はカトリックの力を借りようとローマへ使者を送るなど権謀術数を用いていたが、最終的にはいずれも失敗する。それでも最後の最後まで生き残ったことは彼の運を呼び込む強さと言えよう。

「伊達男」「伊達者」という言葉が生まれるほど、彼は派手好きでオシャレであった。人々を驚かせることに長けていた。この伊達者を演じたことで危機を乗り切ったこともある。また伊達者こそが伊達政宗のトレードマークとも言える。そしてこの伊達者が、後代の人々が伊達政宗を好きになる要素でもある。

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今日は伊達者を少し考えてみようと思う。伊達者の後ろに流れる思想を見つめてみたい。伊達政宗と比する伊達者と言えば、我が敬愛する徳川宗春が代表であろう。宗春は庶民が思い切り喜ぶように道化を演じた。伊達者は研究に値するテーマなのかもしれない。

Syonbori

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