今日(5月17日)は何の日? 「貞明皇太后の忌日」 尾張德川の血
今日(5月17日)は何の日?
貞明皇太后の忌日
テーマ「尾張德川の血」
昭和26年(1951年)5月17日、大正天皇の皇后である貞明皇太后が崩御された。
貞明皇太后の父君は九条道孝公。道孝公の父君は九條尚忠公。尚忠公の実父は二條治孝公。治孝公の父君は二條宗基公。宗基公の実父は九條幸教公であり実母は尾張徳川三千姫。三千姫の実父は尾張徳川四代目吉通卿。吉通卿の正妻は九條輔子。輔子の弟が幸教公であり、兄は九條師孝公。吉通卿の父が尾張徳川三代目綱誠卿。綱誠卿の父が尾張徳川二代目光友卿であり、実母が德川千代姫。千代姫の実父が德川宗家三代目家光。
つまり貞明皇后は尾張徳川の血を受け継ぐ方であり、昭和天皇も今上陛下も、皇太子殿下もまた尾張徳川の血を直系で受け継ぐ方々。
先日、名古屋城天守閣木造再建がスタートしたばかりだからこそ、その血の流れの一つを思い出させていただいた。
血だけが受け継ぐべきものではないことは重々承知している。しかし理屈を超えて時代を超えて人々が護り続けてきたものには何らかの目に見えない力が働いている。
昨日、寺子屋の生徒が質問してきた。「天皇制は続けなくてはいけないものなの?」と。「理屈じゃなく、今上陛下が眼の前に居たら君はどうする?」と逆に質問。すると「やはり自然に頭が下がると思う」と返答。「それは理屈じゃないよね。血肉がそれを自然にさせているんじゃないかなぁ?」と改めて応じると、「なるほど!」と明るい声が返ってきた。
だからこそ、今日は尾張徳川に連なる皇室の血として、もっというと歴代天皇の中で最も倫理観の高い昭和天皇と今上陛下をお育てになられた貞明皇太后に敬意を表してご紹介させていただいた。
今日の祈りでは貞明皇太后陛下の追福菩提を祈ろうと思う。
| 固定リンク
コメント