今日は何の日 4月26日 合気道創始者の植芝盛平翁の忌日 「精神的な境地が技に現れる」
今日は何の日?
テーマ「精神的な境地が技に現れる」
人物「合気道創始者の植芝盛平」
昭和44年(1969年)4月26日のこの日、合気道の開祖 植芝盛平 が逝去した。
自然宇宙との「和合」「万有愛護」を実現するような境地に至ることを理想とした。合気道の技を通して対立を解くことを目指し、「精神的な境地が技に現れる」と説いたという。
植芝は、小柄であったにも関わらず、大柄な人でさえ投げ飛ばし、彼の技は「神技」とさえ言われた。様々な武術を学び、そこから相手の技を応用する合気道を編み出し極めていく。柔道の嘉納治五郎とも親しく交わり、大本教の出口王仁三郎、南方熊楠、山本権兵衛、五井昌久などとも交わった。老齢になっても無類の強さを発揮し、半ば「不世出」と伝説となっている。
植芝盛平の技はyoutubeでも見られるし、彼の言葉は幾つもの著書でも拝見できる。その内容は、まさに精神性の深みを実感させられる。私は僧侶であるがゆえに武道は行わないが、もしも僧侶になる前の若いときに武道を選ぶことが必要であったのならば、合気道を選んだと思う。精神性を人体に発現した人物であることは間違いない。
「精神的な境地が技に現れる」このことばは、様々な分野に通じる言葉。
「精神的な境地」が「言動」「所作」「声」「技術」「見た目」に現れる。
今日は植芝盛平の言葉を噛み締めてみたい。
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