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2015年5月30日 (土)

自然薯のお店 丁子屋

昨日、出かけた丁子屋という名のトロロ汁のお店。
なかなか雰囲気のあるお店です。
朝食を爆食していたのでお腹いっぱいだった私は、
自然薯のトロロと、
自然薯の短冊に梅肉を掛けたまものを
いただいたのみ。
他の方々はトロロ汁ご飯の定食。
自然薯はびっくりするくらい美味しかったですf^_^
自然薯は「しぜん」ではなく「じねん」と呼びます。
あるがままの姿を意味するもの。
鉢で自然薯を擦りながら自然という言葉の奥深さを
改めて考えさせられました。
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2015年5月29日 (金)

久能山東照宮にて  間もなく東照神君家康公の四百年忌正当日

久能山東照宮に出かけてきました。
東照神君徳川家康公が葬られた場所です。

東照宮は南向きなのですが墓所は西向きにありました。
一般的には西を見つめるためと言われていますが、
それならば何故久能山なのか。
そのヒントはやはり東照宮の御本地が
薬師如来であることではないかと思います。
薬師如来は日本中の国分寺の多くが本尊としていますが、
それは治病は肉体のみならず国家にも当てはまり、
鎮護国家もまた薬師如来の役回り。
だからこそ、薬師如来が神として権現されたのが
東照神君。
それならば東方瑠璃光浄土ですので、
西向きにあることが分かります。
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廟は仏教式の仏塔ですし、
阿弥陀信仰の家康であるにも関わらず
西向きになるのは、
とても面白い想像を掻き立ててくれました。
ガイドさんとお話したところ、
お互いに一致したのは
南光坊天海上人が
関わって理論付けたのではないかということです。
仏教、特に密教の視点から東照宮を見直すことも
大切だなぁと改めて感じました。
天海僧正をもう少し追ってみようと思います。
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2015年5月27日 (水)

俯瞰する視点 大切にしたいものです

昨日は岐阜県仏教会事務局に出かけました。
その帰りに、
金華山ドライブウェイを通り、
展望台に。

岐阜の街、いや濃尾平野を一望。
霞たなびく山々を背景に、
悠然と広がる濃尾の大地。

目先の出来事に振り回される日常。
たまには人々の動く姿がほとんど見えない高い場所から、
街全体を見つめたいと感じました。

そうした俯瞰する視点も忘れないでおきたいものですね(^^)
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2015年5月26日 (火)

どこにでも学びはある ココイチでのどうでも良いけど大事な気付き

ココイチで学びを三つ。どうでも良いことですが~_~;
昨夜はココイチのカレー。
野菜とアサリとイタリアントマトをトッピングし、
量は最小、一辛。
少し高額になるのですが、量より質ということで、
ご飯は少なめにして、
野菜中心のトッピングを多めにするのが、
ココイチでの私の流儀(^^)

本当は自坊で作れば良かったのですが、
帰宅が思っていた以上に遅くなり、
カミさんに負担はかけられないし、
お腹も空いたのでココイチに入りました。
駐車場に車はなく休みかと思ったのですが
よく見ると営業中。
さびしい気もしましたが、
思い切って中に入ると客は一人しか居ませんでした。

私が入って数分後から客が入り始め、
半数は埋まりました。
たった一台の車が道行く車を呼び込んだのかもしれません。

今夜の学びは三つ。

一、見た目に惑わされて勝手な推測で流されずに、
自分自身で確かめられるものは確かめる。
二、勇気をもって一歩踏み出すと、
その跡には道ができるもの。
三、量に走るひつようがあることもありますが、
普段は少量の質の高いものを選ぶようにすること。
ココイチに入った割には
大袈裟な言い方ですが、
坊主ですから袈裟はお許しいただいて、
どこにでも学びはあるなぁと感じて帰路に着きました。
写真を見せたらカミさんからは 合格 印 をいただきました(^^)
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2015年5月25日 (月)

旧暦花祭 個性を見極められた釈尊

今日は旧暦の4月8日。
本来の花祭り。
戦後、あらゆる行事が新暦で行われるようになり、
本来の季節感が全く薄れてしまっています。
そのために高家寺では、
行事の多くは旧暦でおこなっています。

花祭り、つまりお釈迦様の生誕日祝いもそのうちの一つです。
対機説法をされた釈尊。
それは一人一人の個性を見極められたため。
天上天下唯我独尊もその視点で見つめると、
仏教の優れた面を強調する表上の解釈と、
誰もがこの世で他に代わるものがない貴重な個性を持っていて、
自分自身が個性輝く存在という別の解釈もあることを説明しました。

文献学には問題があるかもしれませんが、
身に修める学問としては大切な考え方。
釈尊の生涯にこそ、
気づくべきいろいろな秘密があるように私は感じます。
釈尊がおられたから仏教がこの世にあるのは事実。
それを愛で、感謝したいと思います。
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2015年5月24日 (日)

お千代保稲荷の「偶然の一致の連続」

檀家さんより、
稲荷神を預かって欲しいと、
家庭用の稲荷のお社がやってきました。
それを預かりお不動さまの横で祀ることにしました。
数日後、大叔母の住む桑名からの帰り道、
たまたま高速を使わずに帰ってきました。
すると何か飛び跳ねる動物が畑の中にいました。
犬ほどの大きさで、耳が大きく、尻尾が長太い。
車を止めてよく見ると、
ライトに照らされ金色に輝く毛を持つ
おキツネさまでした。
そこはお千代保稲荷の近所。
一昨日、外出先からたまたま用事もないのに
一度自宅に戻ると、
ちょうどそこに妹の旦那、つまり義理の弟の
ご両親とお兄さんがうちのお寺に訪れられました。
見事なまでのタイミングでした。
お母さまはお千代保稲荷の娘さんで、
お父さまはお千代保稲荷の分社を守られている方。
このタイミングの良さに
おキツネさまが何か働いているのかと思い
笑ってしまいました。
すると翌日である昨日は、
檀家さんからお千代保稲荷のみたらし団子がやってきました。
さらに、今夜は突然と妹夫婦が東京からやってきました。

この千代保稲荷の関係の連続に、思わず合掌。
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2015年5月23日 (土)

面倒なことをすること、それが日本の文化

昨日は各務原市川島で講演、
さかえ中日文化センターで講義をしました。
前者は生きるをテーマに
「面倒なこと敢えてをしよう」
という話。

着物を例に出し、
日本文化は面倒なことをするところに美徳があり、
それが健康な長寿を生むのではないかと。
後者は季節の行事。餅つき、正月、節分について。
忘れ去られた餅つき文化を取り戻そうということも話しました。

面倒とは、本来は感謝の意味を含むものでした。
「めでる」から生まれたという説と
「めんたい」から生まれたという説があるそうですが
いずれも感謝の意味です。
http://gogen-allguide.com/me/mendoukusai.html

中日ビルの隣に和菓子の両口屋があり、
講義終了後に出かけ、今年初めてのカキ氷を食べました。
味は桃味。
大きさにビックリしましたが、
カミさんと聴講生に助けていただきながら完食。
美味しかったですよ(^^)

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2015年5月17日 (日)

自分の居ない未来を見つめ、今できること 

見るからにUSSエンタープライズを
意識していると思ったら、
なまえまでIXSエンタープライズとのこと。

トレッキーにしかわからない話ですが、
トレッキーにはなんとなく嬉しい話。

私達が生きているうちには完成しないでしょうが、
遠くない未来にワープ航法が行われると思うと
ワクワクします。
自分たちは既に存在しない未来を見つめて、
今の自分ができることをする・・・考えさせられました。

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2015年5月11日 (月)

コールド・ストーン 各務原店 閉店  残念

歌ってアイスクリーム作り。
昨日をもって、
各務原イオン内のコールドストーンが閉店しました。
新宿に住む姪っ子に教えられたお店で、
アイス好きの私にはたまらないお店だっただけに残念です。

若き友人の誕生日祝いで歌ってもらいました。
このお店のあり方には心から感心しています。
スタッフが恥ずかしがらずに満面の笑顔で歌ってくれます。
値段はかなり高いですが、
この歌で祈りを込めたアイスと思えば
価値はグーンとと上がります。

大いに大いに学ばせてもらいました。
これからは、長島か、土岐のアウトレットモールかな?(^^)

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2015年5月 9日 (土)

高野山徳川家霊台

五月八日九日に、高野山団体参拝。
その際に、私たち夫婦が泊まった部屋は
徳川家霊台の真ん前でした。
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思えば、この南院で修行中は
この徳川家霊台の向かって右下の部屋に居て、
毎日拝んでいました。

そのときは、
まさか徳川家を研究するとは
思ってもいませんでしたが(^^)
徳川家霊台に行くと、
ちょうど御霊屋が開扉されていました。

秀忠公のお位牌はじめ幾つかのお位牌が
秀忠公廟に置かれており、
阿字が各お位牌に記されていました。
鳥居はありません。
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鳥居のある御霊屋は
家康公こと東照大権現の御霊屋。
中のお位牌には
バイという薬師如来の種子が記されていました。
東照大権現は薬師如来が神として顕現されたもの。
国家鎮護の薬師と東方が意味に重ねられています。
家光公のお位牌もこちらに祀られていました。
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権現とは、
如来や菩薩が衆生済度のために
仮に神の姿で現れたもの。
大明神という単なる神ではなく、
慈悲に満ちた権現とした
天海僧正の卓見には驚かされます。
そういえば徳川家にはもう一人権現さまがいます。
山王権現とされていますが、
別名は孚式権現。
孚式とは尾張7代藩主徳川宗春卿のこと。
徹底的に庶民に対する慈悲に満ちていた人物。
死後、五十年を越えて、
普通の精霊から、権現となりました。
そして私は彼の研究者です。
いろいろなことに想いをめぐらして、
私は徳川家霊台で祈りを捧げたのはいうまでもありません。

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2015年5月 8日 (金)

純心な仲間との出会い 偶然の一致の連続

高野山開創1200年、
団体参拝

霊宝館の後に壇上伽藍に行くと、
どこかで聞いた声。
あれ、そこには見知った顔が(^^)
輪読会の仲間がそこに。
そして、その直後、
そこでも輪読会の別の仲間がそこに。
夜に御影供養のお逮夜。
金堂でもまたまた輪読会の別の仲間が
そこでお手伝いをしていました。
そして、その金堂の中には
弟弟子(輪読会仲間でもあります)が
たまたま居て、
一緒に御影堂の内陣を参拝。
純粋な信心持つ四人にこれほど出会えるとは、
偶然の一致とはいえ、大きな意思の謀らいを感じてしまいました。
それにしても、他の知り合いにはほとんど会わず、
このメンバーとは、面白かったです。

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2015年5月 6日 (水)

季節の食事 蓬餅

今朝の朝御飯は蓬餅(^^)
季節の食べ物は気持ちが良いですね。
季節の食べ物しかなかった少し前までの社会に比べ、
食材だけでなく当たり前のことが
当たり前でなくなっている現代社会。
季節の恵みに対する感謝が欠けているのかも。
いただきます 合掌
これは日本人の美徳と、改めて感じています(^^)

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