祈りの際のお供えのお皿の色
本堂で祈りを捧げる時、準備をしている最中はその祈りの本尊様にお抹茶をお供えしています。その時、お菓子も出しているのですが、そのお菓子皿の色も少しだけ意識しています。
金剛界五仏で表すと
白:大日如来
青:阿閦如来
黄:宝生如来
赤:阿弥陀如来
緑:不空成就如来
五行説で表すと
青:木
赤:火
黄:土
白:金(金属)
黒:水
緑は黒に、青は緑に代替することもありますが、基本的にはこの五色を決めた日にローテしています。
江戸時代まで物は色(しき)と呼ばれました。物には色彩と形と動きがあり、それが視覚に捉えられるもの。中でも色彩はとても大きなもので、だからこそ物は色(しき)というのかもしれません。
そうしたことからも色彩を意識してお皿を使っています。
少し理屈にすぎるかもしれませんね(^^)
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