仏像を観て初めて泣きました

高野山に行く途中、入院中の大叔母を見舞い、名阪国道を走っていました。お腹が痛い…これは…天理東少し手前。もちろん石上神宮にお詣りに行きました。

こうなれば三輪の大神神社も行かざるをえません。三輪は参拝者がいつもより多く感じました。駐車場の誘導員にお話しすると一月はいつもこれくらいとのこと。初詣なのでしょう。お祈り終わり、参道を歩くうちに、突如として安倍文殊院に行こうという気に。近辺は何十度と訪れているのに、文殊院はまだ訪れたことがなかったからかもしれません。


文殊院では受付を済ますと、まずお薄の接待。これがまた美味しいお菓子。気持ちを落ち着かせて本堂に入ると、何か優しく力強い霊気?らしきものが。ふと左手を見ると正面に等身を遥かに超える文殊菩薩像。すぐに正面で三礼し、正座。真言を唱え、お近くに行き、また正座しお姿を拝見。すると目から涙が溢れ始めました。この仏!あまりの感動で、どう表現したらよいか分かりません。ただ今まで写真では何度か拝見してきたのですが、遥かに超える素晴らしさに打ち震えました。このお像を創ろうとされた方、実際に造られた方、護ってこられた方、信仰されて来られた方に、深く感謝。時間があればイメージで修法したいと感じていました。このお像のようでありたい、そう思わせる仏像に初めて出会いました。
祈り終わったのちに、お薄で出た落雁と、文殊さまのお写真のある写真集を手に入れました。
明後日まで、後夜(後夜)早朝の祈りは他の仏の修法をすることになっていますので、明々後日からこの写真を用いて早速五字文殊法を修そうと思います。
この後におまけがつきました。
今回に限って予習せずに参加した輪読会。何をするのか全く気にしていなかったのですが、なんとなんと文殊菩薩についてでした。
今日の安倍文殊院の文殊菩薩像との出会いを思うと、この共時性に感動しています。畏れおおく、しかもありがたい御縁です。
こうした出来事が最近頻発しています。本当に日常にこそ神秘がひそむ、それを強く感じます。
It's a small world !
コメント