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2014年10月17日 (金)

イヴェントごとでは、テクニックに溺れることなく真の目的を忘れたくないものです。若き大道芸人に教えられたことです。

昔々、といっても10年ちょっと前のこと、知人である一人の若い女子大生が大道芸を始めました。毎年毎年、節分で芸を披露してもらうことにしました。毎年新たな技で、進歩の姿を魅せてくれました。

その技術よりも大切なことを、彼女ことさくらこちゃんから教えられたことがあります。芸のテクニックを磨くことも大切ではあるのですが、それ以上にお客様に喜んで頂く構成をすること、彼女はそこを徹底していました。彼女より技術のうまい大道芸人は何人も居ますが、彼女の構成力は毎年毎年抜きん出ていました。大切なのは自己満足の技術に陥ることなく、見て下さる方々を喜ばせること。今も彼女から教えられたことは、私の指針です。

残念ながら寿のために彼女はお寺の行事からは引きましたが、彼女の紹介により後を受けてくれた大道芸人Kくんは彼女とはまた違った味を出してくれました。彼女の後でやりにくかったはずですが、訪れた信者さんたちを満足させることに関して、彼もプロでした。和物も取り入れてもらい、それがお寺にピッタリ。 Kくんにもさくらこちゃんにも感謝しています。

そういえば、ローリング・ストーンズのコンサートでも同じことを感じました。前座でやった人たちは驚くほどのすばらしいテクニック。しかし、楽器の技量では数段劣るストーンズのほうが人々を魅了しました。ミック・ジャガーは、人を喜ばせることに関して徹底していたからです。これはマドンナのコンサートでも同じことを感じました。

イヴェントをする時、その真の目的は何なのか、ついつい主催者は忘れてしまいがち。その真の目的を常に心においてイヴェントの構成をしたいですね。

Kくんやさくらこちゃんは、そうしたことも教えてくれる伝道師です。 実は今日はKくんの誕生日。そこでちょっと感じたことを記させてもらいました。

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2014年10月 5日 (日)

小学生以下のお子様を持つお母様に。失敗した時こそこどもをも自分をも笑顔で抱きしめてあげてください

小学生以下のお子様を持つお母様に。
最近、おかあさまがたお子様に関する相談が多いので
ありきたりですが、大切なメッセージを記します。

こどもが失敗した時こそ
そのこどもを抱きしめてあげては、いかがですか。

また反省は大切ですが、
怒ったり失敗した自分をも責めていませんか。
そんな自分をも優しく抱きしめてはどうですか?

失敗は、実は大切な学びであり
過程に過ぎないように思えます。
諦めなければ、その失敗は、失敗でなく
自分の人生を彩る大切な色彩のように思います。

日本語の母(はは)やおかあさんという言葉は
一説では「ははははは」「かかかかか」という
笑いから来ているといいます。

普通、外国語ですと、ま・まみ・まむ・めー・も
などマ行でお母さんを表すことが多いようです。
それは、生まれてから最初に欲するものが
お母さんの母乳であり
おかあさん=食べ物
だからだそうです。

日本語の母は笑い。

つまり食べるもの以上に、
子供には笑いが大切ということ。

子どもたちにお母さんをイメージしてもらった時に
ニコニコと笑っている
これが嬉しいですよね。

厳しいしつけは必用です。
時には愛情たっぷりに叱ることは大切です。

かならず叱った後は笑って抱きしめてあげると
しつけの威力は倍増するようです。

笑う門には福来る
笑顔でありたいですね。

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