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2014年9月 7日 (日)

和服に関する雑感 今も身近にある偽物 本物が駆逐されていきつつある

今年前半は偽物ブーム(?)でしたが、今も身近にたくさんあります。そのうちのひとつが着物に関わること。
昨日、具服屋さんとお話していて知ったこと。最近、古い着物が市中に出回るようになったことが呉服業界をより苦しめているそうです。呉服というのは安いものではありません。だからこそ、車を買う以上に、昔は慎重に呉服を選んだとのこと。特に母方の祖母が、自分の産んだ子の娘に対して、その愛情表現を形にしたものだということです。親子三代で呉服を選び、だからこそ、娘も孫もその着物を大切に扱って次世代に渡していく。切れなくなったものは古着としてではなく、形を変えていろいろなものへと変化していったそうです。
ところが最近は、業者や個人がタダ(無料)で仕入れたものを、格安に販売する。しかも、自分に合うか合わないかを吟味することなく、背丈も合わせずに口先だけで売りさばき、そうして購入されたものはまた手放されていくとのこと。その着物も質の良い物ならばともかく、質の良くないものが出まわり、更に追い打ちをかけて着付けの先生と称する口達者な悪質な人によって似合わないものまで似合うと騙され、ますます着物業界を悪化させていく、こんな悪循環がまかり通っているとのこと。

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