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2014年9月21日 (日)

発想の転換 地方であることのデメリットをなくすには・・・ある国家資格を持っている方のお話

ある国家資格をお持ちの方とお話をしました。
その方は、東京でその資格を活かし、
専門性の高い仕事をされていたそうです。
ところが、家庭の事情で
どうしても岐阜に戻らねばなりませんでした。
岐阜の仕事を東京ですることはあっても、
東京の仕事を岐阜が受注することはまずありません。
これを開拓するには、あまりにも大きな労力が必用。
しかも岐阜では専門を活かした仕事もできません。
そこでその方は大きな決断をされました。
海外の仕事を受注しようと。
色々なルートを用いて
海外の顧客を積極的に広げていった結果、
日本での仕事も格段に増えたそうです。
しかも海外で名前が知れたおかげで
日本でもとても高い信用が得られたとのこと。
海外の人にとって、日本のどこでもよく
東京でないといけないということはない
その発想が大いに成功をもたらしてくれたそうです。
国際民間交流も今も数多くされています。
そのうえ、仕事も一人ではなく
同じ資格を有する方を五人
雇うことができる規模となったために、
それぞれの専門性を活かした
きめ細かい仕事へと移ってきたそうです。
とても興味深い考え方でした。
もっともっとこの方から学びたい、そう感じます。
同じグループに入っているのですが、
偶然にも義叔父と深い知己であることも分かり、
可愛がって頂いています。
人のつながりに感謝。そ
してこの考え方をしれたことにも大いに感謝しています。

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2014年9月10日 (水)

偶然の一致が連続しています。最近の目立つ例を二つ挙げれば・・・改めて感謝

このところ直感力が増しているのか、偶然の一致が連続し

ています。最近の目立つ例を二つ挙げれば・・・

1)内閣改造がおこなわれつつあるとき、とある会合でとある国会議員に、ふと浮かんだ言葉で「政務官とはどのような役目ですか?」と尋ねました。その代議士は自分には関係のない話だけどもと前置きされて、説明をしてくださいました。すると、翌々日にその代議士は政務官を打診され急遽上京し、とある省の政務官になられました。昨日、その会合があったのですが、一緒に居た人たちもビックリしていたらしく「住職なにか見えていたの?」と尋ねられました。にっこり笑って「何も見えませんよ」とお応えしました。

2)その同じ会合で昨日、法事の引き物の話が出て、カタ
ログの話題で盛り上がりました。高級なものから安価なものまで。翌日である今朝、義弟(実妹の夫)実家の実家(妹の嫁ぎ先の実家)であるとある神社から五十日祭の引き物のカタログが送られてきました。思わず笑ってしまいました。

私は周りに「善き偶然の一致が連続しているというのは、それくらい縁というものに目が開かれている証拠。運が良いってことですよ。」とよく語っています。高家寺に関わっていると偶然の一致が連続していき、善き流れになるのは事実です。

その一番の恩恵を受けているのは住職である
私なのだと改めて感謝の思いをいだき合掌してしまいました。


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2014年9月 8日 (月)

9月8日 旧暦八月十五日 今日は何の日?中秋の名月であり、岐阜や北海道の改称記念日でもあり、日米安保記念日でもあり

今日は何の日。

新暦の9月8日。
53年前の1951年、サンフランシスコ平和条約締結。日米安全保障条約締結。
48年前の1966年、スタートレック放送開始(実は私はトレッキー)
33年前の1981年、湯川秀樹博士逝去

聖母マリアの誕生日とすることもあるようです。

また国際識字デイ。49年前の1965年に、イランテヘランでおこなわれた世界も文相会議で、イラン国王が軍事費の一部を識字教育へと提唱。それがきっかけとのこと。

旧暦では8月15日。
447年前の永禄10年(1567年)に織田信長によって稲葉山城が攻略されて岐阜城と改名。つまり岐阜の改名記念日でもあります。
145年前の明治2年(1869年)に北海道と蝦夷地が改称。北海道の改名記念日でもあります。

そして旧暦の十五日ですから満月。今日は中秋の名月です。小芋を連ねることから、この日に里芋(地芋)をお供えして食べると良いそうです。月も直接見るのではなく、酒坏や池や川・湖に映ったものを良しされます。なんでも直接することは野暮というもの。ワンクッションを置くことで、そこに知恵が生じるからでしょう。

ちなみに、旧暦9月13日の十三夜の月も中秋の名月であり、この日は少し満ちる前の月が良いとされます。この月見では八月九月の片方しか観ないことを「かたみの月」と呼ばれて忌み嫌われ、必ず両方を見るようにといわれてきました。旧歴の9月13日は、今年は新暦の10月6日だそうです。この日は豆に生きるということでお豆をお供えして食べるのだそうです。

月見団子も関東都関西の違いがあり、元々は関西は宝珠形、関東は球。

目で見て舌で味わう季節感。これが日本の優しさにつながっていると私は感じます。心気高く生きるにはこの季節感はじつに大切。

上記の卓話でした。

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2014年9月 7日 (日)

和服に関する雑感 今も身近にある偽物 本物が駆逐されていきつつある

今年前半は偽物ブーム(?)でしたが、今も身近にたくさんあります。そのうちのひとつが着物に関わること。
昨日、具服屋さんとお話していて知ったこと。最近、古い着物が市中に出回るようになったことが呉服業界をより苦しめているそうです。呉服というのは安いものではありません。だからこそ、車を買う以上に、昔は慎重に呉服を選んだとのこと。特に母方の祖母が、自分の産んだ子の娘に対して、その愛情表現を形にしたものだということです。親子三代で呉服を選び、だからこそ、娘も孫もその着物を大切に扱って次世代に渡していく。切れなくなったものは古着としてではなく、形を変えていろいろなものへと変化していったそうです。
ところが最近は、業者や個人がタダ(無料)で仕入れたものを、格安に販売する。しかも、自分に合うか合わないかを吟味することなく、背丈も合わせずに口先だけで売りさばき、そうして購入されたものはまた手放されていくとのこと。その着物も質の良い物ならばともかく、質の良くないものが出まわり、更に追い打ちをかけて着付けの先生と称する口達者な悪質な人によって似合わないものまで似合うと騙され、ますます着物業界を悪化させていく、こんな悪循環がまかり通っているとのこと。

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