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2014年7月10日 (木)

遊歩和尚のつぶやき「魯迅の『狂人日記』、狂人の言葉は本当に狂人だったのか?」

世間の人々は過去から食人種であったという妄想に取りつかれた狂人の日記をモチーフにした、魯迅の『狂人日記』を読み終わりました。短い小説なので、短時間で読めます。
一人の狂人が、 周りの者達が食人種であるという妄想に取りつかれ、 その視点で描かれたものです。

単純に狂人の戯言と言ってしまえばそれまでなのですが、 人を喰うというテーマに、列強が当時の中国を喰っていたことが 透けて見えてきます。

魯迅が示そうとしたもの、 他の書物は読みかけなので まだ全体までは見えていないかもしれませんが かなり強烈でした。

そして現代も大国が他国を食べようとしている。 大国でなくても、 相手の弱いところを 野生の凶獣のごとく噛み付いて食い殺し 自分が生きようとしている国があります。

国でなくても、会社間でもそうでしょうし 組織内でもそうです。 最近のいろいろな事件は まさに食人種とかわりないようにさえ感じました。 身の回りでも他者を食い殺し 生き続けようとしている人たちは少なくありません。 自分たちが生き残るためとはいえ、 悲しい事実です。

生存本能だけで食欲と性欲に支配されるような 異生羝羊心(いしょうていようしん) その心に支配されないようにしたいものです。

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