打ち上げ花火の本来の意義と 昨晩の偶然の一致
偶然の一致の花火のこと。
高野山での輪読会で、花火の話をした。日本で最も有名な
隅田川の花火。享保二年のものは、宝永噴火や水害で亡く
なった方々の供養であり、享保十八年の打ち上げ花火は蝗
またはウンカの害で餓死者が二十万人を超える被害があり
その供養のため。つまり、日本の打ち上げ花火は、地上の
亡くなった魂を天に戻すためであり、天に灯明を灯すため
のものである。そんな話をさせていただいた。
帰り道、参加者の一人と寄り道で話が長引いて少し遅い時
間に。いつもと異なる道で帰路に。信号で停止すると目の
前に打ち上げ花火。思わず写真。慌てたためにぶれてしま
ったが(^^;;。
この偶然の一致に深く感謝した。そして花火を見ながら車
を転がし、多くの生命の供養になりますようにと、祈りを
捧げた。
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