7月5日から7日まで
高野山南院(浪切不動別当・徳川霊台前)の広間で
「高野の色」草木染めがご覧頂けます。
人間国違法の志村ふくみさんの作品も展示されています。
高野山の植物である
高野槙、桜、檜、欅、栗、白樫、鬼胡桃、合歓木、
うわみずさくら、蓬・・・などを用いて
染色したそうです。
おもしろいのは、どの色もネズミが買っているということ。
江戸時代はねずみ色が最もおしゃれな色とされていましたが
ねずみ色だけで100種類もあるそうです。
また草木は同じ木で同じように染めても
色は一定に安定せず
一回一回ちがう色が出るとのこと。
そこがまた日本のものの考え方。
規格統一するのではなく
一個一個の個性を見出すことを芸術の極みとします。
本来は、日本は大量生産の国なのではなく
一個一個個性を活かすオンリーワンの製品を
得意としていることを改めて知りました。
ここにこそ、これからの日本の進むべき道を感じます。
そうした考え方も直感的に学ぶことができる展示です。
日本の良さをぜひぜひ体感して下さい。
問い合わせ先は 0736-56-2534 高野山 南院(なんいん)です。
ちなみに私たち夫婦は7日にもう一度おじゃまする予定です。
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