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2012年12月 6日 (木)

今回の総選挙に対して、何を感じているのか?

今回の総選挙に関して、あまり発言をしていないので、不思議に思われた方から質問がありました。それに対しての応えが以下です。Twitterでは、簡単に記しましたが、それをもう少し丁寧に開いてみました。
前総選挙で私たちは変わることを選びました。リーマン・ショックや東日本大震災・沖縄問題・尖閣諸島や竹島問題など思わぬ危機が襲来。政権を担って間もない民主党政権は、世間の圧力に負けて首相を一年で帰る愚まで自民党を真似てしまいました。むしろ一分の高級官僚が首相を変え、それによって政治家の力を削いできたのではないかと思います。
その時、私達は何をしたのでしょうか。ただ政府に強請っただけなのではないでしょうか?日本が日本たる道を歩むのに私たち自身が何をしてきたのでしょうか?本当に政府を批判するだけのことをしっかりと行なってきたのでしょうか?
そして今、逆噴射しようとしています。変わろうと決意した時以前の政体に戻ろうとし始めています。いや、そうした巧みなプロパガンダ操作に私たち自身が自分自身を騙しているのかもしれません。
政権が変わることをただ単純に願うだけでなく、私たち自身が変わらなければならないと強く感じます。真実は何なのかを見極める眼を持たねばならないと思います。
一人の人間として恥じること無き生き方をする、それが私たちに求められること。政治を食い物にしている人たちの口車に乗って、右往左往することは好ましいことではありません。
だからこそ、私は今回の選挙に関しては問われる以外は口をつぐもうと思っています。
私たちに必要な改革は外ではなく内なるものであるということ、ここが宗教者である私が最も伝えたいところです。
内が変われば自然と外も陶冶されるのではないでしょうか?
ちょっと大上段に構えてみました(^^)。

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