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2012年2月25日 (土)

天下のために自分の立場を極める 「千年先を見つめて(尾張七代藩主徳川宗春物語)」より

尾張藩の御連枝(分家)の陸奥梁川藩初代藩主松平義昌。
宗春の父、尾張三代藩主徳川綱誠の異母兄(綱誠は本妻の子で嫡男)。
宗春は将来、梁川藩主となるのですが
その義昌から、宗春が御連枝としての心構えを伝えられるシーンを設定しました。


松平義昌:
 「そなたには元服もさせず任官もさせず申し訳ないが、
  何者にもとらわれないその立場でこそ、多くを知ることもある。
  心しておけよ。わしからのそなたへの遺言は、
  天下のために尾張のあり方を極めろということだ。
  天下のための尾張だ。よいな。」

萬五郎通春:
  「天下のために尾張のあり方を極める。」

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