天下のために自分の立場を極める 「千年先を見つめて(尾張七代藩主徳川宗春物語)」より
尾張藩の御連枝(分家)の陸奥梁川藩初代藩主松平義昌。
宗春の父、尾張三代藩主徳川綱誠の異母兄(綱誠は本妻の子で嫡男)。
宗春は将来、梁川藩主となるのですが
その義昌から、宗春が御連枝としての心構えを伝えられるシーンを設定しました。
松平義昌:
「そなたには元服もさせず任官もさせず申し訳ないが、
何者にもとらわれないその立場でこそ、多くを知ることもある。
心しておけよ。わしからのそなたへの遺言は、
天下のために尾張のあり方を極めろということだ。
天下のための尾張だ。よいな。」
萬五郎通春:
「天下のために尾張のあり方を極める。」
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