田舎から僧侶を迎える葬儀が徐々に増え始めているとのこと。
先日、ある四国に住まれる老僧より聞かされたこと。
最近、東京や横浜での葬儀が増えてきたとのこと。
東京や横浜での葬儀料が高騰しているため
田舎から僧侶を迎え、ホテルに宿泊してもらっても
結果的には安く済むことが大きな原因らしい。
ただそのおかげで、先祖を大切にする気持ちも
一分で徐々に復活仕掛けていると聞かされた。
一部で起きている現象だろうが
単純に一現象として捉えることはできなかった。
このことを私たち僧侶はどう受け止めていけば良いのか。
町と田舎とは事情が違うし
今後に向ける対応が異なってくるのも事実。
私自身答えは出ていないが
深く考えさせられるお話であった。
その直後、26日は葬儀の導師を務めた。
家族の希望で、家族葬であった故に、
余計に考えさせられている。
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