映画『ヤッターマン』 深田恭子が美しすぎる!
夜のレイトショーの映画で
『ヤッターマン』を観てきた。
タイムボカンシリーズの第二段として放映されたアニメが原作。
私が中学二年生の頃に流行したもの。
本当に大好きだったアニメ。
歌は今も覚えている。
最近、リメイクされ歌が山本正行ではなく
全く別の歌になっていたときは悲しかった。
それくらい思い入れがあるアニメ。
「ブタもおだてりゃ木に登る」
という有名な文句はことわざと勘違いしている人も居るくらい。
さてこの映画、とにかうドロンジョー役の深田恭子がすばらしい。
今まで彼女についてはあまり関心がなかった。
特にマスクをしているときの彼女の美しさは
あまりにもすばらしい。
日本人の映画で美しいと想ったのは久しぶり。
彼女を見に行くだけでも価値がある。
それほどあたり役立った。
原作のドロンジョを知っている私たちの世代には
このドロンジョ役が心配だったのだが
彼女は新たなドロンジョを作り出してくれた。
ただただ脱帽!
桜井翔。
私は彼とは直接の接触はない?
ただ『ウェストサイドストーリー』の舞台を
青山劇場に見に行った。
実は私の教え子が競演しており
その関係で楽屋口まで行かせていただいた。
そのときに目の前を通り過ぎた程度。
その教え子は今でもお友達だそうだ・・・。
ただあの舞台では演技の下手さが目立ったが
今回はそれも気にならないくらい成長していた。
福田沙紀。二号を演技。
最後の「二号さんのさんはいらない」の発言は面白かった。
最初のほうはかなり違和感があったが
最後の方では新たなアイちゃんを演じていたように思う。
やきもちをやき始める頃からの演技は印象に残る。
パロディjも多い。
みなしごハッチがいきなりハチ公の代わりに出てくるし。
108ならう107が出てくるし
タイガーマスクのミスターノーのパロディでYESが出てきて
その首をもぎ取るシーンまで再現。
ここまでパロディにも気を遣っているおは珍しい。
他にもアイメでドロンジョの声を担当していた小原乃梨子や
アニメのチフディレクターだった笹川ひろしなどが
友情出演しているところも見逃せない。
生瀬勝久のボヤッキーはその表情がまさにアニメを彷彿。
声は明日越し違和感があったがヴィジュアルは感心させられた。
トンズラのケンドー・コバヤシ。良い人に描かれていた。
今回も友情出演したたてかべ和也の原作の声と近く良い感じだったと思う。
海江田博士 役は阿部サダヲ。
彼の怪演はさすが。
今の日本の映画のナンセンス部門は彼なしでは語れない。
私の大好きな役者。
その娘役の海江田翔子 は岡本杏理が演じた。
原作になかったのでいまひとつ分かりにくかった。
ドクロベエはうーむ・・・今回で一番気になった点。
ここはもう少し考慮したほうがよかったのではないかと感じている。
映画全体としては、当時のアニメを知っているものには大うけする内容。
とにかく何度笑ったか・・・でも今の子供たちに分かるかなぁ・・・
三池監督はさすが。
あちこちで細かいところでうならされた。
内容の良い映画としてみるのではなく
観て楽しい映画としてみるのにうってつけ。
そして何よりも、山本正行の歌
タイムボカンシリーズはかれなくして考えられない。
彼が歌うと妙にしっくり来る。
おもわずiTuneで購入してしまった。
少し落ち込んでいたがこの映画で復活!
| 固定リンク
コメント