« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月31日 (土)

ハンドボーズ日誌200900131

朝から東海学院大学の体育館へ行く。
パパーズ主催の市長杯が行なわれたからだ。
中学校の大会。
壇上から眺め、開場全体を見渡し
不備があった場合指示する役目。
いろいろ感じるところがあった。
今年の各務原市は
女子に関しては全体的に低い気がする。
男子に関しては鵜沼と中央が頭一つ抜けている。

途中、高校生たちのためのビデオによる
ハンドボール勉強会のためにお寺に戻る。
2対2やディフェンスシステムについて
勉強をしてくれたのではないだろうか?

町内のどぶ掃除もあり
かなり疲れてしまう。
喘息の軽い発作が出てしまった。

再び体育館に戻り
最後まで見つめる。

何かを得てくれただろうか?

こうした大会の本来の意義を
もう一度見直してもらえれば嬉しいのだが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月30日 (金)

ハンドボーズ日誌200900130ストレッチの見直しを図る

市総体で基礎練習。

昨日のコアトレーニングがかなり身体に響いていたようだった。
昨日のトレーニングは今後も行なっていく必要性を感じる。

今日の内容は
ストレッチ
ダイナミックストレッチ
 この二つは念入りに行なった。
 今まで以上に効果を生むように
 動きの中のストレッチを大切にした。
フットワーク
ディフェンスワーク
 徐々にこの内容に慣れてくれている。
 ディフェンスのこうした基礎練習は
 今後の応用力に必ず効いて来るはずだ。
ランパス
 時間の関係上、数こそ多くはなかったが
 内容的には良かったのではないかと思う。
 動きながらのキャッチアンドパスは重要だ。
シュートパス&キャッチ 
 これはまだできるレベルではないことを知る。
 残念だ。明日のビデオを観てもう一度確認して欲しい。
キーパー練習
 少し多めに行なう。
 キャロットの選手に来ていただき
 そのおかげで効果は高かったのではないだろうか?
パスシュート状況判断練習
 これもそろそろ慣れてきたので
 一段高いレベルにした。
 やはりレベルを上げると着いてこれない。
 それでももっと高いレベルを目指しているので
 これをすらすらできるよに持って行きたい。
3対3
 甘いところはいっぱいあるが
 時折見せてくれる良いプレーは光っていた。

明日は私は居ないが
キャロットの方々が面倒を見てくださるという。
彼女達は徳があるのだろう。
しっかりとがんばって欲しい。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月29日 (木)

ハンドボーズ日誌200900129コアトレーニング

今日はコアトレーニング中心。
ストレッチと筋力トレーニングを組み合わせたもの。
普段伸ばしていない部分や
動かしていない部分
逆に普段強い付加を与えすぎている部分など
そうした場所を緩めたり締めたりして
総合バランス力のアップを目指した。
一時間二十分の間
そうしたトレーニングを繰り返す。
今日一日で目覚しい結果は出ないだろうが
一週間に一度はこうした訓練を行なうことで
特に女性の筋力バランスは整っていくものと思う。
それが三ヵ月後にははっきりするだろう。
明日の段階で
どの部位が痛むかで
また練習方法は変更して行こうと思う。

その後、パス練習を軽く行い
センターと左45度の状況判断シュートを行い
左サイド・左45度・ポストの3:3を行なう。
嬉しかったのは
自分たちで練習メンバーを決めていったこと。
今まで指示待ちであったブロイラーが
みずからの力で餌を取りに行く野生種に
変貌してきた。
こうしたポジションチェンジを
試合中に行なえれば
彼女達は数段高みに上っていくであろう。

意識が徐々に高みに上りつつある。
もう数歩、前進させたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月28日 (水)

ハンドボーズ日誌200900128

半面と思っていたコートだが
実は一面であった。
思わず笑みが零れる。

中学生の男子が五人ほどやってきた。
個人的に練習がしたいということで
快くクラブ活動の中で参加させた。
しばらく観ていなかったが
素材は良い。
鍛えがいのあるセンスばかり。
このまま放置しておくにはあまりにももったいない。
少し考えてみたいと実感する。
キャロットの方々とも相談して決めたい。

今日の練習は少し緩めの練習にした。
時間が少ない割にはメニューが多く
復習の意味を兼ねた練習が多かったこともある。
しかも当初の予定とは異なる一面。
それゆえに思い切って最後は6対6を試す。
やはりコンビネーションが合わなかった。
しかし光明も見えた。
ポジショニングがいろいろとチェンジしていくことができる。
これは面白い。

さて内容としてはフットワークを多数行なう。
ただし距離は20mで行なったので
少し物足りなさを感じたのは私だけか・・・。
脚に負担がかかってしまっている選手が多いので
ここはあえてグッと我慢をする。

その後は、ディフェンスワーク。
特に念入りにこのワークは行なう。
あたっと後の処理を体で覚えさせたいが故のもの。
それが6対6でほんの少しだが見えてきた。
このディフェンスワークは続けて行きたい。

その後はパス練習。
状況判断力を養うものを中心に行なう。
これは予想以上に良かった。

そしてシュート練習。
センターと45度からの状況判断メニュー。
途中でディフェンスにパスカットも入れさせる。
これは今後かなり面白いことになる予感。
うちのオリジナルの良い練習になりそうだ。
1対1が今は弱いだけに
逆に今後はこの1対1が武器になる予感もする。
これはフリーシュート以上にしっかりと続けて行きたい。

最後は6対6。
先ほども書いたように
初めてのポジショニングと言うこともあり
かなり戸惑っていた。
この時期にポジションを変えるのは勇気がいったが
練習もほぼ毎日行なっていることもあり
またあくまでもポジションチェンジをした際のものもあり
それほど悪くは感じられなかった。
ただしレベルはまだまだ低次元。
これでは県では一勝が限度。
もっと上を目指すためには
やらねばならないことはたくさんある。

練習後はいろいろ語った。
一人ひとりにも声を掛けた。

3対3ができなかったが
それは明日のお楽しみとしよう・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月27日 (火)

ハンドボーズ日誌200900127

今日は所用があり二年生が二人と
全員で八人しか居なかった。
少し寂しい気もするが
だからこそしっかりした練習を行ないたかった。
昨日に引き続き、壁にメニューを貼り付けて行なう。
昨日はパワー系の練習が多かったので
今日はテクニック中心の練習を行なう。

・ストレッチ・ダイナミックストレッチ
・フットワーク。
 新たな内容を少し加味する。ジャンプ系は少なめ。
・ディフェンスワーク
 逆にパワーディフェンスの練習
・対人パス
・タッチハンドボールゲーム
 間合いの取り方を覚えるのに最適で
 徐々に良い形が生まれていった。
 今日の練習の中で最も効果を生んだ練習。
 高校生たちもそれを実感。
・ペンタゴン ポストパス
 少し複雑だったのでついて来れなかった。
 これは研究が必要だ。
・ステップシュートパス
 簡単なドリルだが
 なかなか巧くできなかった。
 これも今後の課題だ。
・キーパー練習
 近いところから徐々に広げていく
 シューターにとってコントロールの練習でもある
・45度からのパスシュート
 一昨日よりも幅を狭くして行なう
 パスミスがかなり少なくなった
 まだこのチームではロングパスは現実的ではない
 この距離を大切にした練習が必要であることを実感
 明日はセンターと45度の位置から行なわせようと思う
・縦の2対2
 ポストの位置による
 空間の作り方や状況判断の練習
 良い部分もかなりたくさんあった。
 これはキャロットの方々にも是非観ていただき
 アドヴァイスが欲しい練習だ。

全体的に盛り上がりにかけた練習であったし
上手く行かなかったメニューもいくつかある。
それにもかかわらず得た果実は多かった。
ポジショニングの新たな可能性を見出す。
技術的にもいくつか上達点があった。

明日はSAQを意識した練習を行ないたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月26日 (月)

ハンドボーズ日誌200900126パワートレーニング

力強さ、今うちのチームに足りないものの一つ。
潜在力はある。
それを引き出す練習が必要ということで
今日はフィジカルトレーニングを中心に行なう。
ダイナミックストレッチの後に
いつもならフットワークを行なうが
今日はフットワークはお休みにした。
そこで取り入れたのがディフェンストレーニング。
上半身と下半身の使い分け
状況判断を的確にできるように判断力養成の支持。
そしてNHKテレビスポーツ教室で行なわれていた
アタックアンドピポット
キャッチアンドウォーク・
スクリーン外し
サイドステップを行なう。
これがフットワークなみに足に負荷をかけたようだ。
予想以上に時間がかかった。
しかしその効果は目に見張るものがある。
特にキャッチアンドウォークはかなり実践的。
使える!

次に筋力トレーニング
四股踏み ・タオルスイング ・PNFストレッチ
・膝つき腕立て ・おんぶスクワット
・斜め懸垂 ・腹筋 ・背筋
ここではかなり腕の力を使ったようだ。
パスのときにかなり腕に負荷がかかっていた。

次にジャンプトレーニング
・踏み切り板でジャンプ
・跳び箱ジャンプ
高く飛ぶことと、溜めることを意識させた。

次にゼロステップフェイント
最初は向かい合った二人が
ぶつかってしまうこともあったが
徐々に間合いを覚えて言ってくれた。
これは感覚的に間合いを覚えてもらうためにも有効。

次にランパス
いつもより脚に負担がかかっているので
回数を減らす。

次にシュートフォームトレーニング
・一歩シュート
・二歩シュート
・三歩シュート
・ゼロステップシュート

次にサイドと45度の2対2
・サイドOFが浮いていて、DFが6m居る場合
・サイドOFがコーナーに居る場合
・サイドOFが浮いて、DFが浮いてついている場合

ここまで出二時間が過ぎてしまった。
内容的にはかなり充実していたのではないだろうか?
高校生たちもかなり良い汗をかいたように思う。
しかも今まで使っていなかった筋肉も動かした。
さらに2対2では状況判断をしっかりさせるための
前段階であるパターンを伝えた。
今日は伝えただけなので
使える段階までいっていないが
ようやくこうしたこともできるレヴェルまできたと思う。

ピンチはチャンス。
今ここに来て
全体がもう階段を再び上り始めた。
この子達のために私も最善を尽くしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年1月25日 (日)

ハンドボーズ日誌200900125

今日から新しいメニューを取り入れる。
むしろほとんどが新しい練習内容。

ダイナミックストレッチの後のフットワークにも
新しいメニューを取り入れた。
特に腕立て伏せに関しては
今までと全く異なる形式のものなので
結構大変だったようである。

次にディフェンスワーク。
上半身と下半身を分離させ
状況判断をしっかりさせる練習。
最初はバラバラだったが
徐々に上手になって行った。
このディフェンスワークは
今後できる限り取り入れていこうと思う。

次に三角パス。

そしてミニゲーム。
20年前のNHKテレビスポーツ教室で
蒲生全日本監督(当時)が説明し
大同特殊鋼の選手が行なっていたものを
実践してみた。
時代は古いとはいえ
結構役立つ練習であったと思う。
これも時折入れて行きたい。

次にシュート練習。
45度からのものだが
GKの動作により
パスかシュートかを即座に判断させる練習。
次にディフェンスの動作により
シュートかパスを判断させる練習を行なう。
この状況判断がなかなかできない。
これがうちのチームの最大の弱点であった。
しかしこの練習で
確実に状況判断ができるようになるはず。
状況判断でのシュート練習は
今後も続けて行きたい。

その後は、縦の2対2。
これは基本であるが
今まであまり練習してこなかった。
しかしようやくそこまで来たのではないかと思う。
ブロック(スクリーン)をかけること
スクリーンを外すこと
その練習をも行なう。

最後はツーメン速攻。
今まで以上に、状況判断がよくなってきた。

まだまだ物足りないが
状況判断を確実にさせる練習も
今後はたくさん取り入れて行きたい。

今日はUさんがずっとディフェンスをしてくださった。
ご本人も、自分のクラブでの活躍を目指して
自分を追い込まれている。
その姿を見て、
高校生たちも上昇して行ってくれれば嬉しい。

明日は筋力トレーニングをメインに
フィジカルトレーニングを行なっていく予定。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画『チェ 28歳の革命』を観て

このところキューバがマイファミリーブーム。

一昨年からキューバに少しずつ関わってきて
昨年二月には急遽カミさんが二十日ほどキューバ滞在、
カミさんの親友がキューバ人とのことどもを生み
彼女自身はキューバの本を出版。
しかもチェ・ゲバラの娘と交流し
彼女から巻末の文章を書いてもらったほど。
そして今年もどうもキューバの波が押し寄せている。

私は共産主義が嫌いである。
エンゲルスの著述にはある程度の理解を示せるが
モノに主体を置いた物質主義のマルクスの思想には
着いていけない。
その熱き思いを理解したかったが
彼の『共産党宣言』は全く理解できなかった。
その後も私の共産党嫌いは続いている。

それもあって、カストロやゲバラについては
避けて通ってきた。
しかしあるときゲバラのことに接する機会があった。
図書館で彼の事績を調べ
彼が目指した革命は共産革命ではなく
支配からの自由と責任を持つこと
それが彼の革命であったことを知った。
そして彼が喘息で苦しんでいたことも。
チェの発想は
実は私と非常に近いものであることを知ったとき
逆に私には近親憎悪的な感覚が芽生え
彼から敢えて遠ざけていた。

しかし、カミさんの影響のおかげで
再びゲバラは眼の前にやってきた。

映画の喘息の描写は
喘息をわずらったものにしか分からない
細かなことがしっかり描かれていた。
あの苦しみの中に
彼の革命のエネルギーがあることも
同じ病を有するものとして
良く理解できる。

彼を貫くものは
それこそ人類へのあいであったと改めて感じる。

ただこの映画は
時代背景をある程度知ってから見たほうが面白い。
例を挙げれば
赤狩りのマッカーシーが出てきたが
この映画を観た人がシンボリックなこの人を
理解していたかどうか、
特に現代日本人には分からないのではないだろうか?

今日も軽い喘息の穂ssが出ている私には
映画の中の彼に
あまりにも自己投影をしてしまっていた。
私にも革命への志向がある。
それはもちろん共産革命ではない。

今私は、各務原高校女子ハンドボール部に
革命を引き起こした。
そして、チェと同じように戦線離脱していくものを
見送らねばならない苦しさも味わった。
それは同僚が死んでいく姿にも等しいもの。
それでも最後まで遣り通さねばならない。
そこを貫くものは、やはり愛なのか?
私は大乗仏教徒であるが故に
愛というのではなく
そこにあるのは慈悲喜捨の四無量心
であると断言したい。
このハンドボール部が終了したら
おそらく次のものが待ち受けているのであろう。
ゲバラのように途中で倒れるかもしれないが
それでも私はその途上でも構わないので
その道を歩んで行きたいと
改めて感じさせられた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月24日 (土)

NHKスポーツ教室

NHKスポーツ教室のビデオをお借りした。
ハンドボールの指導にとてもすばらしい内容だった。
販売されていないかをしらべたのだが
販売されていなかった。
NHKはこうした宝のような映像を
山ほど持っている。
なぜそれを公開しないのだろうか?
こうした映像をしっかりと公開することが
まさに今のネットの時代なのではないだろうか?
もちろん著作権の問題もあるだろうが
そのあたりを教育関連では何とかして欲しい。
あまりにももったいない内容であった。

今はお借りしているだけなので
手に入れたくても
それができないのが悔しくて仕方がない!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月23日 (金)

ビデオ

名古屋のある中学校の教頭先生から
ビデオが何本か送られてきた。

その内容は・・・・ハンドボール

環境問題で知り合った方なのだが
なんとその方のご子息と令嬢が
ハンドボール経験者であった。

早速拝見した。
ありがたい内容ばかりで
かじりついてみてしまった。

明日からはしばらくこのビデオタイムを作らねばならない。
感謝感謝

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハンドボーズ日誌200900124

ここのところフットワークを多用したので
今日はほとんど行なわず。
ダイナミックストレッチの後に
パス練習。
しかもそれは普通のパスではなく
腰を使わず腕だけで投げる練習。
そうすることで、地肩が強くなる。
たった方膝をつくだけでこれだけ変わるとは
面白い結果だった。
その後、ランパスをいつもより少なめに行なう。
その後に二人一組でのシュート練習。
単純にシュートを撃つのではなく
ペアでいろいろ試していった。
そして20分試合を二本。
いろいろと試そうとして
できたことできなかったことがあったが
明るい兆しが見えてきた。
これならば何とかなりそうだ。

さて昨日からいろいろな出来事が起きていて
チーム内もかなり動揺した。
練習後のミーティングもかなり紛糾。
どうなるかは分からないが
おそらく新生チームになって
初めてのこれだけのトラブルかも知れない。
これを皆の力で乗り切って行きたいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月22日 (木)

ハンドボーズ日誌200900122

今日はスピードを意識。
まず最初にダイナミックストレッチを行なったところで
25分間、とにかく動き続けることを要求した。
ただ単なるランニングでは気持ちが萎える。
そこでボールを使ってもなんでも良いので
25分間は足を動かし続けさせた。
最近、すこしずつ自分で考えることを覚えてきている。
今日はキャプテンが最後に思い切り
力強い動きをしていた。
こうした向上心がその人の能力を高めてくれる。
嬉しい瞬間だった。
25分経ったところで、ストレッチをしてもらい
いつものフットワーク。
そして最後に指示ステップ。
この指示ステップは意識的に同じ動きを何度も繰り返した。
これがおそらくスピードを鍛える元になるはずだ。
気づいているかどうかは分からないが
この疲れたときのステップで
彼女たちの体力は向上し
早い動きが続けられるようになると思う。
その後、小さなリターンのパスでつなぐランパスの練習。
これが思わぬ結果。
実にパスミスが少なかった。
予想を超えた成果であった。
これは使える。
距離の長いパスはもちろん有効だが
それとともに短いパスをつないでいく
手渡しに近いパスも十分にできることを知る。
これは今後の戦術の中に入れていかねばなるまい。
その後にパス練習をし
3対2でフットワークを使ったパス練習。
ここでは蘇原の三人組の巧さが際立った。
また一年生のポストの動きが実に面白かった。
これは使える!
そして1対1のフェイント練習。
特にゼロステップからの動きを繰り返す。
低いドリブルも伝えた。
ここでは一年のセンターが
新たな武器を身につけてくれたように思う。
今日の練習はすばやい動きを意識させた。
そしてそれなりの成果があったように思う。
こうした基礎練習の繰り返しが
実はもっとも大切な成果を生む。
毎日同じような練習を惰性で行なうのではなく
フィジカルトレーニング
テクニックトレーニング
戦術トレーニング
紅白戦など
さまざまなトレーニングを一週間全体で
作り上げていくことを目指している。

明日は紅白戦を行なう予定。
人数が足りないときは、
あえて一ポジションをなしにして
居るものと仮定して行なわせる予定。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月21日 (水)

ハンドボーズ日誌200900121

今日もUさんが来てくださった。
近い将来、彼にコーチを全面的に
手渡せればよいと考えている。
ただ、今はまだ学校との問題や
体育館の問題
それと選手の抱える問題などが山積し
それを解決しないことには
負担をかけてしまうので
それを解決したら
Uさんに全面的に渡したいと思っている。

それまでの間は
私がバックででんと構えながら
Uさんをはじめとするコーチ陣にお任せをしたい。
全体の流れはこちらで作り
細かいところを修正していただく形を
いまはとっているといっても良い・
さて今日の練習はパワー系のトレーニング。
最初に身体で相手を押していく練習をする。
おしくらまんじゅうに近いものだ。
それを何度も繰り返す。
汗をかいたところで
いわゆる筋力トレーニング。
膝を突いた腕立て伏せ、腹筋、背筋、レッグムーブを数種
何度も繰り返しさせた。
おそらく明日は筋肉痛が酷いものと思われるので
途中でストレッチをしてクールダウンさせた。
その後は速いパスの練習。
頭を使った競争をさせる。
そしてディフェンスの鍵となる1対1で抜いていく練習。
これを何度も何度も、パターンを切り替えながら繰り返させた。

いまは基礎トレーニングの日々。
面白くない日もあるかもしれない。
しかしそのときこそメンタルトレーニングになっていく。
辛いことを乗り越えたときに
あかるい光がさしてくる・
そのことを忘れないで欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月20日 (火)

ハンドボーズ日誌200900120

最初の集まりは良かった。
ほとんどが三十分以上前に集まっていた。
気合が入っている!そう思ったのはつかの間だった。
練習が始まらない。
なぜだろう?
何かあったのか?
すると一年生だけが練習を突如と始めた。
何も言ってこない?
堪忍袋の緒が切れて
全員を集めて、お説教。
確かにトラブルがあったのだが
それを練習直前に話し合うというのは
問題行為として見逃せなかった。
すぐに練習に入る。

今日もキャロットの方々が
練習に来ていただいていたので
失礼な真似だけはできないことを
彼女達は理解していたのだろうか?

ダイナミックストレッチを行なわせ
その後にフットワークを念入りに行なう。
練習そのものは悪くない動きだった。

その後、ランパスを多めに行う。
高いキャッチを上手に行なう選手が出てきた。
これは大きい。
しかもパスミスが徐々にではあるが減ってきている。

長いドリブルからのシュート。
ここでも走ることに基本を置いた。
ドリブルは利き手と反対の手で行なわせる。
それはボール捌きを良くするためでもある。

その後にポジションシュート。
ここでも滞空時間が長くなったり
倒れこみで上に撃ったり
ジャンプがよくなったり
なかなか良いシュートが何本も見られた。

そして2対2の基本形を行い
オールコートの2対2。
そして3対3。

疲れてくると真ん中にかたまる癖はまだまだ抜けていない。
ここは大変重要な点なので
今後はうるさく伝えて行きたい。

それでもすばらしいパスを行なったり
フェイントが切れていたり
スピードがあったりと
オールコートの2対2と3対3は
それなりに成果があった。

トラブルの解決はされていないようだが
彼女たち自身の手で解決して行って欲しい。
なんでもかなんでも私が介入するというのではなく
私が居なくても解決してもらえれば嬉しいばかりだ。

明日はフィジカルトレーニング。
今日は走ることに重点を置いたので
明日はパワーとすばやい動きの
トレーニングを中心に行なう予定。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やり残してきたこと

オバマ大統領の就任。
アメリカは大きく変わろうとしている。
今までとは全く異なった道を歩もうとし始めた。
いやむしろアメリカの建国の意志という
再び出発点に戻り
やり残してきたことを
解決していく方向に動いているようにさえ感じる。

アメリカを見て自分を振り返る。

ハンドボールにここ一年関わるようになり
やり残してきたことを
やらねばならないことを知った。
誰にも当てはまるわけではないが
少なくとも私の場合はそれがいえるようだ。

中学校と高等学校と
ハンドボールは中途半端に終わってしまっていた。
中学校は負けるわけのない相手に負けてしまい
心に穴が空いたまま終わってしまった。
高校は身体を壊してしまい
最後まで選手で戦うことができなかった。
そしてし半世紀以上の月日が経って
思わぬ形でハンドボールに関わるようになった。
寺子屋の生徒がハンドボールに関わっていると知ったとき
絡むことがなかったが
ほんとうは10年前のあのときに
かかわって居なければならなかった。
そして今、それらを解決するかのように
ハンドボールに関わるようになった。

他にもないだろうか?

いや、実は私には他にもある。

故栂尾祥瑞先生から言われていた密教芸術のこと。

故酒井真典先生とともに取り組もうとしていた
如来蔵思想と密教の関係のこと。

高校時代からの願いであった
海外と日本と交流。

教育関連も環境問題関連も
積み残しをいっぱいしてきている。

そしてなによりも
宗教を宗派の枠組みから解放し
本来の意味での人の心の支えになるように
尽力すること。

まさにこの45年間は
遣り残してきたことばかりの半生だった。

これからの二十年は
おそらくこうしてやり残してきたことを
もう一度やり直していくことが求められていると思う。
いやむしろ私がこの短い一生の中で
自分がやると決めてきたことを
しっかりとやり遂げていくことこそ
大きな命の意思のようにさえ感じる。
それが自分のこの世に生を受けた
意志であったようにも感じる。

まずは原点に返り
ハンドボールを通して
そして自分なりの学業を通して
やり残したことを
しっかりと修めて行きたい。

アメリカの新大統領の就任が
思わぬ思いを起こさせてくれた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月19日 (月)

明日はアメリカ合衆国の新大統領の就任式。

明日はアメリカ合衆国の新大統領の就任式。
オバマ大統領が誕生する。
アメリカが未曾有の人気就任式とのことで
盛り上がっているそうだ。

バラク・オバマ氏は1961年生まれ。
今年は年男・・・丑年生まれ。
アフリカ系の血が入る初めての大統領。
彼は白人でも黒人でもなく
いわゆる多種の人種が集まるアメリカの申し子。
努力を重ねて今の地位を築いてきたアメリカンドリーム。
彼の経歴を見て、彼のスピーチを読む限り
私の考え方に非常に近く
彼を強く応援するというのが
今までの私であったと思う。

ところがなぜだろうか?
私は大統領選挙のときから
オバマ氏を応援することができないで居る。
理屈を見る限り
応援しない理由は全くない。

しかし心の奥底で何かがブレーキをかけている。

それは未来への不安
いや今以上に酷くなる部分への恐怖心なのかもしれない。
大きく変化していくアメリカだろうが
その陰に隠れて着々と進行していくであろう
陰に隠れたものを凝視していきたい。

大きく変化していくことに希望を抱きつつも
妙な期待はせずに
オバマ大統領を見つめていければと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月18日 (日)

ハンドボーズ日誌200900118

午前中は岐阜の成人の試合を
サンヨー体育館へ見に行く。
朝日大学の選手たちは、
その身体はかなりぶあつく
DFの当たりも相当なものであった。
全体の力を見るとキャロットのほうが上であるように感じたが
体力にモノを言わしたそのプレーで
予想を裏切り朝日大学が快勝した。
強いものが必ず勝つわけではないことを
見せ付けられた。
それにしても
ついこの間まで全日本に居た下川監督の
その鍛え方は中途半端でないことを実感。
ハンドボールも最後は身体能力が
大切であることも感じさせられた。

夕方から高校生の練習。
風邪や怪我などで人数が少なかったが
キャロットのFさんとAさんが来てくださった。
今日はフットワークこそあまりしなかったが
その分、ドリブルダッシュの30m往復五回を三本
その後は、ゴールの20m手前の
ハーフあたりにボールを置き
そこへダッシュしてボールを拾ってドリブルシュート。
これを10本。
その後はFさんとAさんにお願いして
サイドシュートの練習を全員で繰り返す。
少しずつであるが
サイドシュートの飛ぶ方向や飛び方が巧くなってきている。
それから1対1.
時折見せてくれたフェイントやディフェンスの
ナイスプレーが目立つ日だった。
最後はオールコートの2対2。
コートを広く使うことをもっともっと馴れて欲しい。
キャロットの方々に引きづられて


練習後はパパーズに行き
笛を一回のみ吹かせていただいた。
中学生に関しては
もっともっと基礎力を身につけて欲しい。
勝つことにばかり目を向けると
小さな動きしかできなくなる。
全体的に力強さを感じないのは
おそらく基礎をあまりにも無視しているからであろう。
しっかりと基礎トレーニングを積んで欲しいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月17日 (土)

ハンドボーズ日誌200900117

三時から五時までのいつもと異なる時間帯での練習。
ランニングは行なっていなかった。
少しショックを受けるが
仕方がない。
こんなことで落ち込んでいたら何もできないと
気を取り直し
コートでの練習に集中する。
いつもよりフットワークは多めに行なう。
内容的には決して厳しくなかったと思うのだが
故障者が続出しているのが残念でならない。
その故障の原因は過度な練習なのだろうか?
決して過度な練習ではないはずだが
それすら着いていけないのだろうか?
いろいろ工夫をしながら練習を切り替えていった。

今日は跳び箱の踏み台を利用して
シュートを撃たせた。
高いジャンプとは何なのかを
感覚的に掴んでもらいたい。
高くジャンプし
そこの上空での感覚を手にしてもらいたかった。
これくらい高くジャンプしてくれると
全くチームに生まれ変わるのだが・・・
時折、こうした空中姿勢の確認も取ってみるとよいことを
改めて確認した。

その後、2対2を念入りに行う。
最近、ほとんど行なっていなかった2対2。
基本的な部分が随分と抜けてしまっていることに
愕然とする。
応用に移りすぎて基礎確認をおろそかにしてしまった
私のミスだ。
今後も週に三日は基礎練習を繰り返して行ないたいと実感する。

最後は6人の速攻の繰り返し。
速攻は徐々にではあるが
型が出来上がりつつある。

さて、これからはオフェンス時のパスミスをなくすことを大切にしたい。
つまりオフェンスの時間を短くすることが
そのパスミスを減少させることに繋がる。
早い攻めとは何なのか
もう一度確認をしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月16日 (金)

ハンドボーズ日誌200900116

昨日はハンドボールの練習はオヤスミ。
今日は少しイレギュラーな練習をする。
フットワークの代わりに鬼ごっこ。
ボールを当てあうゲーム感覚のもの。
次に三角パスを行い
速攻の走り方の練習を徹底して行なった。
最後は1対1。
基本的なトレーニングばかり。
本来は中学校で身につけていて欲しいのだが・・・。
やはり中学と高校の連携は非常に重要である。
ここを無視することは出来ないことを実感した。

強いチームは
やはり中学校時代にしっかりと基礎力をつけている。
そこを飛ばしてやらねばならないことが残念でならない。

それでも前に進むしかない。
急がば回れ。
基礎力の徹底を今月は行なっていくつもりだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月15日 (木)

節分準備に追われる

節分の準備をする。
印刷だけで随分と時間をかけてしまったが
それでも一つの内容は終了。

ただ改めて実感するのは
私がこうした事務作業をするのではなく
誰かにやってもらうことが大切だということ。

もっともっと意識を高めなければ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月14日 (水)

ハンドボーズ日誌200900114

前半は少し厳し目のフットワーク。
マンネリ化すると問題もあるので
少し内容を変えてみた。
ここのところ毎日行なっているので
少し疲労が溜まっているようだが
明日は休みなので今日は取り入れた。

シュートの際も跳び箱を使って
ジャンプ力の筋力をつける練習も取り入れた。
男性と女性は異なり
膝から下の筋力が異なる。
だからこそその筋力を鍛えていかねばならない。
跳び箱から降りてジャンプしてシュートを撃つ。
リズムが掴みにくかったようだが
これで筋力トレーニングの一部を行なえた。
後は跳び箱の上でジャンプしてシュート。
シュートフォームがこれのおかげで
かなり切れになった高校生も居る。
その後はシュート演習。
できるかぎり大きくコートを使った。

練習の後半は20分試合を二本行なう。
コートが小さいので速攻はなかなかできないのだが
それでも所々できらりと光るものが出始めた。
今までならば、単に流された試合を行なっていたのが
こうした練習中にいろいろ試すようになってきたようだ。
本人たちはあまり分かっていなかったようだが
試みようとしていることは悪くない。
今の段階では巧く行かないが
少しずつではあるが成功の確率も上がっていくだろう。

明日は久しぶりの練習休み。
ユックリと体調を整えて欲しいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月13日 (火)

ハンドボーズ日誌200900113

GPにかなり手厳しく叱り付けた。
彼女の今後のことを想うと
今回はどうしても叱らねばならなかった。
この思いを理解してくれればと想う。

今日は3対3の速攻練習に主体を置いた。
大きく外に展開していく癖がかなりついてきたように感じる。
この外へ外への展開が
今後に繋がっていくのではないだろうか?

その後は、左の三枚のディフェンス練習を主体に行なう。
昨日は右だったが
このパートに区切ったディフェンス練習が重要であることを
改めて知る。
全体練習は大切だが
全員の視点がぼやけてしまいがち。
こうして内容を限定すると
彼女たちの意識が高まる。
しかも、このパターンでやってきたときはどうするのか
その繰り返しも行なった。

指導をしている私も学ばされたことが少なくない練習であった。

練習後に、キャロットの大人の方々が来てくださった。
高校生たちは本当に恵まれている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月12日 (月)

ハンドボーズ日誌200900112 ワクワク感覚再び

ランニング
ストレッチ
ダイナミックストレッチ
フットワーク
を念入りに行い
続いて久しぶりのラン&パス
これを12往復行ない
シュート練習。
ただ普通のシュート練習ではなく
跳び箱の一段目を使って行なった。
高く飛ぶことを
イメージさせるために
跳び箱を蹴ってのジャンプシュートの練習。
これが意外と効果がある。
ジャンプシュートの空中での姿勢
降りるときの反発
・・・じつはこれがジャンプ力を鍛える
などなど。
案の定、何人かが
今までのシュートとは
全く異なったシュートを撃っていた。
その後にいつものようにポジションシュート。
効果は結構あったようだ。
その後は、ワンマン速攻の練習。
GKからではなく、DFの三枚目からのパス。
最初は感覚がつかめなかったようだが
徐々に良いパスへと変わって行った。
途中で一枚のディフェンスをつける。
冷静に見つめる目を養わせるため。
そしてマネージャーにDFに入ってもらう。
速攻のよい形が見えてきた。
そして右のディフェンスの特訓。
右の三人の連係プレーを徹底させた。
これはオフェンスの練習にもなる。
初めて行なった練習だが
最初にしては良い形が出来上がったと思う。
今までにないことだが
自分たちで考え
自分たちで解決しようとする姿勢が出てきた。
しかも内容は低くない。
早いディフェンス
これが売り物になる日もそう遠くはない気がした。
途中メンバーを変えて行なっていきながら確認。
昨日感じた次の段階に進んでいることを実感。
あのワクワク感を再びに感じさせられるチーム
それが戻ってきた!

ただただ嬉しい!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年1月11日 (日)

ハンドボーズ日誌200900111 よっしゃ!

思い切ったことをしてみた。
今のベストメンバーを選手たちに投票させた。
お互いに不信感を抱く危険性もあったが
彼女たちを信じ
より競争力を持たせることと
チーム全体を見通す監督の目を養うことを
目的としたものだった。
その結果は私の予想を裏切るものであった。
皆がほとんど同じ結論を出した。
半分安心、半分悔しかった。
その後も笑いながら話をして
アップをなかなかしない状況が続き
キャプテンに雷を落とした。
ここから全員が変わった。
シュート練習に始まる前に自分たちで工夫をし始めた。
シュート練習も私は何も指示しなかったが
自分たちで工夫を下アップをした。
先発メンバーも私が言う前に自分たちで決め
それを確認とってきた。
思わぬ形で成長してくれた。
そしてミニ試合。
初めてのパターンであったにもかかわらず
とても良い形を何度も見せた。
それ以上に良かったのは
自分たちのミスを非難しあうのではなく
お互いがお互いを励ましあう姿を
本当に久しぶりに見た。

「二年生と一年生は混ぜて練習せなあかんね」
この言葉が再び出てきた。
私から何も言わなかったのに
この言葉が出てきたのは大きな収穫だった。

その後も大人の男性とゲームをさせていただき
ボロ負けをしたが
随所に良い点が出ていた。
試合後、キャプテンが悔し涙をためていた。
彼女が練習試合であのような姿を見せたのは
ほとんどない。

競争意識を持った上でのお互いがお互いを支えあうチーム
そんな片鱗を見せてくれた。
ようやく次の段階に移行してくれた。
この段階に正月始めになって欲しかったのだが
一週間遅れでここまできた。

明日の練習は
バージョンアップさせて行こうと思う。

よし!きた!そんな感覚を覚えた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月10日 (土)

ハンドボーズ日誌200900110 非情な決意

昨夜、Mさんと話をした。
そしてその最中に
あることが見えてしまった。
そして今日コーチ陣にも確認した。
それが間違いないことを知った。

どうしたら良いものか悩まされるが
結果は私は鬼にならねばならないことを知る。
生徒からは嫌われるだろう。
一時期チーム事情も崩れるかもしれない。
それでもここで大鉈を振るわなければ
このチームは単なる仲良しチームで終わってしまう。

枝葉にとらわれて大木を殺すようなことはできない。
伸びすぎた枝葉は切らねばならないし
捻じ曲がった物はまっすぐに伸ばさねばならない。

それを見つめていくと悲しみが先行してきてしまう。

今年に入り私は悲壮な思いで練習に出ていた。
そのことを高校生たちは分かっていない。

今日のメンバー発表のときに
あれほど激怒したのにはそれなりの理由がある。
あのメンバー発表をどのような思いで行なっていたのかを
彼女達は知らない。
それほど苦しいメンバー発表だったのに
あの態度は許せなかった。
一部の生徒が気づいていたことはまだ救いがあったあのだが・・・。

チーム事情を知らなければ非情になれるが
知るが故に苦しんできた。

しかし私は決意した。
勝つチーム作りをする。
そのために非難されることもあろうし
チームの内部でごたごたも起きるだろう。
それでも前に進まねばならない。
チームは今で終わるわけではない。
一人ひとりの人生もかかっている。
中途半端なことをするのではなく
全ての生徒をフラットにおいて
もう一度チームを再構成する決意をする。

この苦しみは今日で解放。
明日からは新たなチーム作りを目指していく。
そのためにはどんなに非情といわれても
断固実施していくつもりだ。

県大会で常勝のチームとなったとき
私は今のコーチに今の自分の席を譲るつもりで居る。
それがこの非情に徹する自分へのけじめ。

強いチーム作り。
強いチームの構成。
それを通してより高いレヴェルの精神力も養ってもらいたい。

この非情な決意をした今
私の心から涙は消え去った。
明日からもう一度、コーチ陣と相談しあいながら
練習メニューも含め
再構成をしていきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 9日 (金)

ハンドボーズ日誌200900109 私も変身するときが来ている

今日の練習は良かった。
一人ひとりが
自分のレヴェル向上を目指していた。
途中でダウンした生徒もいたが
実は彼女が最も今日成長したように思う。
こうした練習を続ければ
今月中には殻を一個も二個も破れる気がする。

彼女たちが変身していっているように
私もまた変身せねばならない時かもしれない。
今までは実力よりも
チーム事情を優先させてきた。
しかしここに来て大切なのは
そうした個々の事情よりも
実力主義という
ドライな考えだということが見えてきた。
私が変身せねばならない時のようだ。
明日から実力主義へと移行して行こうと思う。
その結果はおのずと顕れるであろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 8日 (木)

ハンドボーズ日誌200900108

今日はあえて練習に行かなかった。
昨日の哀しみのために
気力が萎えてしまったからだ。
高校生たちがどんな結論を出すのか?
ここで各務原高校女子ハンドボール部の命運が決する。
期待はしていない。
ただ希望だけは持ち続けて行きたいと思っている。

ただただ楽しいだけの部活で進めていくのか?
強いチーム作りをしていくのか?
ここは岐路。

彼女たちの真の強さを見つめていたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハンドボーズ日誌200900108

師匠の本に面白いたとえが引用されていた。

足元の悪い道路だからといって
その道に鹿の皮を敷き詰めるわけにはいかない。
だからこそ自分の足に靴を履く。

この喩え話には唸らされてしまった。
昨日の自分を大いに反省。

いや、昨日の出来事は
私にこのことを伝えるものだったのかもしれない。
そう思うと、そこに居た高校生たちもまた神仏。

明るい光が見えてきた。

師匠に感謝。
そして高校生たちにも深く感謝。

今日は練習を休んで
自分の本業をしっかりと行なう予定。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 7日 (水)

七日正月

今日は七日正月。
鏡割りの日でした。
明日、五色の幕を外さなくては・・・・
さて
古来中国では、
正月の1日を鶏の日、
2日を狗(いぬ)の日、
3日を猪の日、
4日を羊の日、
5日を牛の日、
6日を馬の日
7日を人の日とし
その日には
それぞれの動物を大切にし
殺生しないようにしたそうです。
生類憐みの令
の原型かもしれませんね。
7日に関しては
死刑を行なわなかったそうです。
日本では江戸時代に幕府が主導して
七草粥を食べるようになったとか。

本来は小正月の15日に
七種類の穀物を入れたお粥を食べる行事。
七草ではなく「ななくさ」七種だったそうです。
それが七草になり
七日正月と同一視されたらしいのです。

うちのお寺ではかつて七日正月に
七草粥を振舞っていましたが
今では旧の正月七日前後に
七草と七種の穀物を入れたお粥を
縁のある方々と共に食べています。
今年は二月一日だそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年1月 6日 (火)

ハンドボーズ日誌200900106

今日も朝から四時間練習。
一時間はストレッチとフットワークのみ。
その後、Uさんが来てくださったので
パス練習からシュート練習。
小さなところをチェックして行った。
これで良いと言う物はないが
いくつか修正できていったように想う。
その後は1対1の練習の繰り返し。
OFではフェイントをきるタイミング
パスを受けるタイミング
パスを投げるタイミングを練習させた。
DFでは前に出るタイミング。
この最も基本となる動作がまだまだ遅い。
ここをしっかりと埋めていきたい。
そしてオールコートの2対2。
ランニング、パス、ドリブル、ランパス、
フェイント、シュートなど
様々な要素があるので
この練習は大きな効果を生む。
今日で10分間を三本を三日こなした。
その後は6対6。
レギュラーチームを中心に行なったのだが
ディフェンスのパスカットの方法を伝えていった。
これで一段上がったのではないだろうか?
ポジションチェンジも行なったが
速攻への展開は
この体制のほうが確実に良い。
大きな光が見えてきた。
まだ再開後三日目なので
大きな発展はないが
今週中に、一ランク上がるような練習をしていきたい。
明日はランパス中心の練習を行なう予定。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年1月 5日 (月)

ハンドボーズ日誌200900105

練習再開後二日目。
昨日、遅刻の非を懇々と説いた。
たった五分で試合の趨勢が決まる。
その五分を大切にしてもらいたいと。
すると体育館には一年生は全員いたのだが
二年生は・・・
そこで考えた。
怒った振りをして帰ろうと。
GKにそれを伝え
9時になったと同時に
「帰る!」と怒鳴りつけて
車に乗車し体育館を後にした。

キャプテンから謝罪の電話が入り
体育館に戻る。
そこで小言を言ってから
再び練習開始。

内容は厳し目のフットワークを行なう。
このフットワークを軽くこなせるようにならなければ
チームは向上しない。

ふと思い出す。
「チームが県大会に出れるレヴェルになるまでが
 指導者としては楽しい」
ということをかつて伝えられたことがある。
たった半年で彼女たちをそれをクリア。
そして今、次の段階に進んでいる。
県大会で常勝できるチーム作り。
これが急務だ。

今日も走ることを中心にした練習を繰り返す。
明日は
一本一本のシュートを大切にしてもらう練習をしたいと思う。
1対1をまず行なってから
2対2のオールコートを経験させる予定。

練習後、キャプテンより電話があった。
岐阜大学との合同練習ができそうな雰囲気らしい。
この話を是非進めてもらいたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 4日 (日)

ハンドボーズ日誌200900104

休み明けの練習を再開。
今日は楽しく練習をし
体調を馴らすことに主眼を置いた。
ランニング・ストレッチを入念に
対人パス・三角パス
キーパー練習
シュート練習
そして2対2.
オールコート2対2を行なうことで
ダッシュ系と長距離系のランニングの両者を
兼ねた練習にした。
この2対2の10分を三本行なった。

納得できない内容だった。
メニューの問題ではなく
別のところに問題があるようだ。
これを解決していかないと
次のステップに進まない。
ここは工夫が必要なようだ。

今年は己丑年。
己も丑も共に
曲がりがちなものを伸ばして
秩序立てる意味がある。
このチームにも己丑が当てはまりそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »