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2008年9月 2日 (火)

相手を見ずに自分の考えだけを押し付けていないか?

かつて学習塾の講師をしているときに転勤を命じられた。
生徒たちや親からは慰留されたが、
私のキャラクターの色がたった二年で濃くなりすぎたために、
強制的な転勤であった。
そのときにある学年の生徒たちと約束をした。
一年経っても、次の先生が納得できなければ辞めても良いと。
そして一年。
その学年の優秀な生徒たちが大量に辞めてしまった。

これはこの学年に対しては
学年の枠を外して勉強を教えた。
いや勉強方法を教えたといっても良い。
そのために彼ら彼女達は強烈に成績を伸ばし
その学年ではダントツ一位であった。
私の後任の者はその優秀さに歓喜し
しかし私のとった方法とは全く別の
スパルタ式を彼ら彼女たちに押し付けた。
結果は・・・。

教育者の中には生徒と先生の距離を
できる限り離すように指導する人も居る。
ベタベタは良くないからだ。
しかし、それが行き過ぎると
先生と生徒の信頼関係はなくなる。
教師は常に一人ひとりの生徒を見つめなければならない。

実は今日、ショックな出来事があった。
相談ごとがあり、
ある生徒が先生に相談しに行ったらしいのだが
逆に考え込みすぎて落ち込んでしまい
苦しがっていた。
その様子に気付いたが
あまり直接に声を掛けるのは問題があると思い
基本的にはそっとしておいた。
そして、その相談をしたことで
余計に落ち込んだことを聞かされた。
その対処法として
身体を動かすことを薦めた。

この先生はやはり一人の生徒を見つめずに
自分の考えだけを伝えたようだ。
一人ひとりの生徒は異なる。
だからこそ一人ひとりに合わせて語らねばならない。
仏様もあれほど多様に姿を変えるのも
十人十色のキャラクターがあるからだ。
それを忘れてしまうと
私の後任の先生や
今回の学校の先生のようなことをしてしまう。

21日と28日に、毎月法話をしているが
これは全体にする話。
一人ひとりを見つめての話ではない。
だからこそ
私自身も、彼らのようなことをしていないかを
今回の出来事は見つめなおさせてくれた。

私は導くなどという大それたことはできないが
気付きを共有し
あるがままに共に生き、共に歩み、
仲良く生きていくことを大切にしていたい。

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