« ハンドボーズ日誌20080830 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800831より高みに向けて »

2008年8月30日 (土)

一人ひとりと対話をしているか?

中学生のハンドボール部員数名より相談を受ける。

最近私はまったく中学に行っていない。
行きたいのだが
高校の練習のほうが多く
高校は私しか指導者が居ないので
そちらを優先させている。
そのために中学の練習は
自主練のときに顔を覗かせる程度だ。

さて相談とはなになのかというと
ある保護者のことだ。
小学校のハンドボールの指導者をされているということで
中学校の練習にも口を出され始めたという。
ところがここに問題が生じてしまった。
その指導は子供の声を全く聞かないものだからだ。
子供たちはかなりの反発を感じている。
むしろその方の子供さえも排斥しかねないほど
かなり強烈に反発をしかけている。
このままいくと爆発しかねない。
確かに小学生には良い指導者かもしれないが
自我が芽生え始めている中学生は
小学生とは全く異なってくる。
私も学習塾の経験から
小学生と中学生の違いは痛感している。
逆に言うと、それも分からずに口出しをする指導は
良いものであるはずがない。
私はとても哀しい気持ちになった。
今の一年生男子は特に優秀な人材がそろっている。
しかしその方が練習の中に入ることで
そこに人の問題が絡んできて
顧問の先生も冷静に判断できなくなってしまう。
顧問の先生が気の毒としか言いようがない。
そして何よりも子供たちの才能が
その指導で潰されてしまうことを懸念する。
技術指導も大切だが
中学生の場合は、
技術指導以上に人間と人間のふれあいが重要である。
それがチームを強くするし人を鍛える。
どんなに技術があろうとも
人間どおしの触れ合いのないチームは
力量ああっても負けてしまうチームになるし
チームにまとまりがなくなってしまう。
幸い中学の顧問の先生は
生徒との対話もされ
子供たちから好かれる方のようなので
先生に関しては安心しているのだが
その保護者の方は一人ひとりの生徒のことを把握せずに
ただただ口を出されているようだ。
残念でならない。
もっとじっくり一人ひとりの生徒の様子を見て
その生徒の特徴を把握した上で指導されれば
まったく別物になっていくのだろうが・・。

中学は新しいチームになった。
今まではアドヴァイザーとして関わってきたが
まだ新たなチームとしては
正式には何も任命もされていないので
口出しもできず
ただただ子供たちの声を個別に聞き
相談に乗るしかない。

この問題は単に中学のハンドボール部だけではなく
いろいろなところに適用されるのではないだろうか?

口を出さざるを得ないときも
まずは一人ひとりの当事者の適正を把握し
その上で指導していかねば空論になりかねない。

今回の出来事からハンドボール以上のことを教えられた。

私もまた同じようなことをしてはいないか?

ただ高校のハンドボールに関しては
毎回、意識的に全員に一二度は必ず声を掛けているし
お寺の信者さんにも行事のときはできる限り意識している。

それでもまだまだ足りない自分を思い知らされた。
深く反省すると共に
これに気付かせてくれたこの出来事に感謝したい。

|

« ハンドボーズ日誌20080830 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800831より高みに向けて »

コメント

いつも拝見させていただいてます。ハンドボール部ではありませんが、所属する部活動への保護者の過剰な介入にうんざりしています。子供が自ら考えて行動する機会を奪うような手出し口出しが多く、まるで幼稚園のようです。顧問ともうまくいっていなくて陰口ばかりで正直あきれてます。私たちが中学生のころは親が介入することなんて皆無でしたが、いつからこうなってしまったのでしょうか?さびしい限りです。

投稿: 保護者 | 2008年8月31日 (日) 21時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65354/42332318

この記事へのトラックバック一覧です: 一人ひとりと対話をしているか?:

« ハンドボーズ日誌20080830 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800831より高みに向けて »