« ハンドボーズ日誌200800805 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800807 »

2008年8月 6日 (水)

ハンドボーズ日誌200800806 堤杯初戦 問題は多いが新チームで初勝利!

今日は堤杯という各務原高校女子部が
新チームになっての初めての公式戦。
相手は加納高校。

試合前の練習を見て
パス練はラテラルパスなどを繰り返していたが
シュートはあまり得意じゃないようで
少し余裕で観ていた。

試合直前になり、選手の一部が緊張し始めた。
実力も上昇し、
今日のほかの学校の試合を見る限り
県下でも上位の地力をつけたように思う。
勝てないチームだったのが
ここ一ヶ月で急激に強くなり大変身したのだ。
緊張するのも無理もない。
相手に対してではなく
試合という見えない魔物に対する不安であったように思う。
それが前半に試合に出てしまった。

加納高校は1:5ディフェンスを敷いてきた。
あまり各務原高校はこの練習をしてこなかったので
逆に練習にちょうど良いと思った。
選手交代だけは差配したが
基本的には選手たちに試合内容を任せた。

結果、前半は5:5。
超ロースコアな試合。
ディフェンスはしっかりしていたのかもしれないが
納得しない失点ばかりであった。
得点はシュートミスの連続で
まぁこれもしかたがない。
というのも今日の試合は
シュートミスを責めないということだったからだ。
動きが硬いし
思わぬ個人ミスが連続して
一時は相手のほうにリードを奪われる。
結果的には、前半同点。
しかし、私は平然として笑っていられた。
試合に負けているのではなく
皆が自分に負けていることを知っているからだ。

ハーフで、笑って語りかけた。
「大丈夫だ!」
皆もそれを実感していた。
圧倒的に自分たちが強い。
しかし、試合という魔物はなかなか手放してくれそうもなかった。

後半に入り、少しリードを仕掛け
1:5ディフェンスに対しても、
ダブルポストで仕掛けをしての攻め。
結果的にはフォーメーションの連発で
得点を重ねた。
失点も、このフォーメーションの失敗からだった。
後半は9対4で
結果的には14対9で勝利した。

公式戦初勝利。
しかし私以上に選手たちが欲求不満だったようだ。
得点は倍以上取れたはずだし
失点も半分以下にできる試合だったからだ。
ただここで大勝しなかったことにより
緊張感が生まれたように思う。
おかげで明日の練習は引き締まったものになるだろう。

明後日は準決勝と決勝。
私が見る限り、この堤杯の女子部に関しては
数校を除いて、一部と二部の差はあまりないように思う。
明後日も各務原高校の色を思い切り出して
自分たちの思いを遂げていく。
そのために明日は最終確認をする。
封印をしていた作戦も解き明かして
思い切り戦うつもりだ。

|

« ハンドボーズ日誌200800805 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800807 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハンドボーズ日誌200800806 堤杯初戦 問題は多いが新チームで初勝利!:

« ハンドボーズ日誌200800805 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800807 »