« ハンドボーズ日誌200800720 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800721 »

2008年7月21日 (月)

他者に伝えること 月例弘法大師 平成二十年七月

月例弘法大師。
いつものように読経と堂内の巡拝の後に法話。

19日にさせていただいた講演の概要を述べ
その後、守護尊メッセージカードの説明。

七十二体の仏・菩薩・明王・天をピックアップしたものだが
いつのまにか私自身が何も見ずに
その仏様たちの説明をできるようになっていた。
このメッセージカードを作った意義はここでも出ている。

そこで自身に気付いたこと。
大切なのは、人に伝えながら自分をも深化していくこと。
これは何事にもいえる気がする。

教師を名乗る者たちはこのことを忘れがち。
ただただ教えることに熱中し
教えることの本来の意義を分かっているだろうか?

教えるとは
教えられるものの数倍の力を有さなければならない。
私の持論では
教える内容は
自分が調べて自分のみについたものの内
五分の一から十分の一くらい。
逆に言えば他者に教える量の
十倍の量を吟味し
削って削って十分の一に減らしたときに
本物が伝わっていく。

守護尊メッセージカードは
私にそのことを教えてくれた。
このカードを作るために
本当に読書させていただいたし
多くのものを調べさせていただいた。
これには深く感謝している。
さらにこれを他者に伝えようとしたときに
他者に伝えることは
自分自身の深化が同時に起きていることも
教えていただいた気持ちだ。

これはこの守護尊メッセージに限ることではない。

他者に伝えることを仕事としているものは
常にこのことを知っておく必要があろう。

|

« ハンドボーズ日誌200800720 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800721 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 他者に伝えること 月例弘法大師 平成二十年七月:

« ハンドボーズ日誌200800720 | トップページ | ハンドボーズ日誌200800721 »