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2008年6月11日 (水)

検索が戒名作りにも影響し始めた

今日は今から神奈川県へ行く予定。
お葬式が入ったからだ。
その後、とんぼ返りして、高野山へ向かうことになるだろう。

今日は、高野山へある方々をお連れするつもりだった。
そちらのほうはカミさんに任せて
私は葬儀へ。

今までとは異なる戒名のつけ方も用いた。

故人の生き様や性格をまずお聞きする。
そしてそれに適する漢字を見つける。
今まではここから紙に書かれた経典論疏に眼を通して
最終的に言葉を選んだ。
しかし、今回はSATという大蔵経のデータベースのアクセスし
私が構成した文字が経典論疏にあるかどうかをチェック。
あったとしてもこちらが思ったような内容であるかどうかをチェック。
そして出典はどんな経典論疏なのかもチェック。
そこで納得できたものをピックアップし
戒名と院号をつけさせていただいた。
もちろん今までどおり
その名の意味も記したが、今回は論拠も記したことになる。
ネット検索のありがたさはこんなところにも出てきた。

こうして戒名や法名にもネット検索を用いるのは新たな方法だが
ただただPCのソフトに任せるような方法とは異なる。
あくまでも選ぶ主体はこちらであり
それの論拠を探す。
そうするとその前後により良い文字があったりする。
今回も最初に選んだ漢字よりも
論拠のその後に続く文字のほうが素晴らしく
そちらに変更させていただいた。

ソフトを使ったものとこのネットを使ったものの差は大きい。
安直に機械に任せるのではなく
あくまでも調べるのは自分自身。
検索がただ機会になっただけの話。
もっというと検索機能が広がったおかげで
より深い意味での戒名作りができるようになった。

僧侶の方々には
ソフトのような安直な他人任せのものを用いるのではなく

こうした検索機能を十分に使用していただきたいと感じる。

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