ハンドボーズ日誌200800615 胸を借りて学んだもの
名古屋市中川学校総合体育館でハンドボールの練習試合が行なわれる。
東稜男女・はとり男子・滝の水男子・桜丘男女。
わが桜丘は結果的には惨敗した。
レギュラーは男女共に一勝もできなかった。
(正確には二年生は二勝零敗・・・ビックリだが勝ってしまった)
結果は悲しい出来だった。
あまりにも反省点が多いし修正点も少なくない。
しかし、この時期に大敗したことにより
自分たちがどれほど練習しなければならないかを自覚したようだ。
男子はテスト中も自主練習で走り込みをするとの事。
これは嬉しい成果。
また何を修正しなければならないかも
かなりはっきりしてきた。
ディフェンスに関しては明らかに声がなさすぎることだ。
例えば、センターがボールを持っていたときに
「センター」と声を掛けるのは愚の骨頂。
ましてや相手の攻撃が行なわれているのに
掛け声をかけているのは論外。
大切なのは、そのセンターが
どこにパスしようとしているのかを予測して
「左45オーライ」「右45いいよ」「ポストOK」など
パスの行き先や走りこむコースに対して声を掛け合うことが大切。
これができなければ愛知相手に勝てることはない。
逆に言えば、この声がけを覚えるだけで
ディフェンス能力は数段上がっていくだろう。
それとあたりの弱さが際立っていた。
愛知県は男女共にあたりが激しい。
これは昔からの伝統だ。
三十年前の私がプレーをしていたころから
すでに激しいあたりを大切にしてきた。
格闘技と言われる由縁はそこにある。
もういちど前に出て当たるプレスディフェンスを
チェックしなおさねばなるまい。
オフェンスに関しては
あまりにも消極的過ぎた。
相手が前に出てくることに対して恐れたのか
縦への切込みがない。
そこが今回の最大の課題だったように思う。
点数の稼ぎ方を忘れたチームに勝利はない。
女子はいろいろ試すことができなかったし
男子は意味のない試しを行ないすぎていた。
今回の得点の低さはいったい何なのか
一人ひとりが感じてもらいたい。
今週中は中間考査休み。
休み明けから彼ら彼女がどこまで練習を行なうのか
そこが楽しみだ。
決して諦めることなく
この一ヵ月半の間を駆け抜けて欲しい。
あ、それとショックな出来事。
高校の県大会と中学の東海大会の日にちが
一日だけ重なってしまった。
どうしようか迷ったが
中学には監督もコーチも保護者の方もついている。
一方、各務原高校には残念ながら誰も居ない。
初日は東海大会のため静岡に行くつもりだが
私はその一日を高校へ行くことを決意した。
だからこそ中学生には全国に行ってもらいたい。
勝利の神に深く祈りを捧げようと思う。
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