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2008年4月 7日 (月)

テストの後の効率の良い定着の仕方とは

『Science』誌のことを先ほど記したら
その論文を引用した日経BP社のメルマガが入ってきた。
日経Associeの記事。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080402/152046/?P=1

Science誌の英文の抄出はhttp://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/319/5865/966

内容は、脳は入力よりも出力が大切ということ。
ここでは言語を用いた例を出しているが
ハンドボールの例を出すと以下の通りではないかと思う。

同じようなチームが4チームあった。
同じフォーメーションの練習をいくつもした。
ある日、そのフォーメーションのテストを行った。
そして、その後再度フォーメーションの練習を各チームでした。

・Aチームは全部のフォーメーションが覚えるまで
すべてのフォーメーションを繰り返して練習をした。

・Bチームは出来なかったフォーメーションをできるまで練習し
最終的には全てのフォーメーションを最後に全て確認した。

・Cチームは最初に全てのフォーメーションを再度確認し
出来なかったものだけをできるまで練習をした。

・Dチームはテストで出来なかったフォーメーションのみを練習し
それを出来るようになるまで練習をした。

結果は、その練習の直後はどのチームも大差なく
フォーメーションを覚えていた。
ところが、日を空けて再度テストをすると大きな差が出た。
どうなったのか?

ABの両チームが80%のフォーメーションを覚えていたのに対し
CDは35%しか覚えていなかった。


これは結構ショッキングなデータである。
効率よく身につけるのならば
やはりBの方法を選ばねばならない。

上記の解釈は私の解釈であり
実際の実験は見知らぬ言葉の単語の記憶で行われた。

これは学習にもスポーツにも
全て身につけていくことに対するものだと私は思う。

スポーツで言うと、試合で出来なかったことを繰り返し練習し
再度、出来たこともできなかったことも最後に確認し
全てができるようになるまで遣り通すこと。
学習のテストも同じで
テストで出来なかったことを何度もやり直し
最後に全てをやり直しできるようになるまでやる
これが重要。

最初にテストのやり直しではなく
まずはできなかったところの復習をし
最後に全部やり直しさせる
ここに最も効率の良い方法が含まれて居るようだ。

当たり前のことかもしれないが
案外、多くの人がこれを実行していない。

これをこつこつ実行したもののみが
さまざまな場面で勝利の美酒を味わえる。

実行するか否かは
本人次第である。

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