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2008年3月18日 (火)

チベット動乱 ダライラマが引退を仄めかす

チベット騒乱。
遂にダライラマが引退を仄めかし始めた。
http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY200803180353.html

あまりにも多くのものを背負われている彼の気持ちを
100%理解しているとは言いがたいが
僧侶として、平和裏に物事を進めたいという気持ちは
痛いほどよく分かる。

中国のあり方には問題がある。
中国の指導者も過去からの負の遺産を背負っている。
それはチベットばかりでなく台湾問題も同じ。
ただその負の遺産を承知の上で
指導者となった人たちだからこそ
高度な政治判断は必要だ。
今世界中がそれを中国政府首脳部に求めている。
過去の遺産に振り回されるのではなく
新たな時代を切り開く政治判断をしてもらいたい。
時代は動いている。

そしてチベット人も
ダライラマが目指す、
未来のチベットのあり方を見つめて欲しい。
チベット自治区には
既に多くの漢民族が入植してしまっている。
そしてその人たちの子供にとって
チベットは既に故郷であり家になっている。
その人たちを追い出すこともまた問題ありではないのか。

現状を見つめ、過去をお互いに非難しあうばかりでなく
お互いにとって新たな関係が気付けるように進んで欲しい。
共存共栄は可能なはずだ。
決して自分の主張ばかり押し付けるのではなく
まさにダライラマが言う高度な自治、ここは落とし所として
そして政治判断としてすばらしいものではないかと感じる。

ダライラマが引退宣言を仄めかしはじめた。
ダライラマが指名したパンチェンラマは、
子供の頃に行方不明になっており
おそらく、既に命はないだろう。
ゲルック派が主要人事を占めてきたチベット仏教も
大きく変革をするときが来ているのかもしれない。

相手に変われといっても変わるものではない。
自分さえも変わりにくいのは
個人も国家も同じだ。
この平和ボケ国日本でさえ、なかなか変化できないで居る。
しかし、自分自身は自分の意志さえあれば少しは変化できる。
だからこそ、相手に変化を要求するばかりではなく
自分の変化を示していく必要があると思う。

今回のチベット暴動は
チベットや中国問題だけではない。
私たち一人ひとりの個人の問題と無関係ではない。
むしろ現代人に突きつけられる
個人の問題とも繋がっており
そして自分の住む国の問題であることも
心に置いておかねばならないと感じる。

ダライ・ラマが僧侶として
心穏やかにチベット人を指導していく日を
心から望む。

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