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2008年3月18日 (火)

チベット騒乱の気になるニュース

チベット騒乱のニュースが日ごとに入ってくる。
中で最も気になるのがYOMIURIのニュース。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080317-OYT1T00487.htm

有力なチベット人亡命者が
中国政府と対話路線を進めているダライラマをも
批判し始めたことだ。

ダライ・ラマは僧侶。あくまでも僧侶。
だからこそ暴力ではなく、対話を望み
独立が本意であっても
すでに入植してしまった漢民族を慮って
高度な自治を提唱してきた。

しかし中国政府は代が変わろうとも
チベット問題には頑迷だ。
これは鉱山物質など、さまざまな要因がある。

これに業を煮やした
チベット人民間活動団体(NGO)の代表者が
ダライ・ラマの政策そのものにまで批判をし始めた。
「修正が望ましい」

もうダライラマの鶴の一声では
チベット人たちも言うことを効かなくなっている。
祖国を追われ、
祖国以外で誕生したものが圧倒的な多数になりつつある。
祖国に残っても、民族の誇りを踏みにじられ
他民族により支配されてしまった人たちが
圧倒的な多数になった。

ダライ・ラマ14世。
さぞかし心を痛めているであろう。
逃げ出したくなる立場だが逃げ出すことも許されない。
彼の心をチベット人たちにも分かって欲しい。

しかし、チベット問題は、もう絡み合って解けなくなった糸。
これを解こうとするには
中国政府の瓦解以外は出来そうもない。
だからこそ、この五輪(オリンピック)に絡めて
政治問題を起こしてきた人たちの気持ちも
分からないではない。
かつてモスクワオリンピックも政治問題で
ボイコットされてしまった。

人権問題に敏感な欧州では
既に中国政府に対する抗議運動が
盛んになっているという。

さて、日本は立場が難しい。
隣に居るということだけで
あからさまな批判が出来ない。
また日本の産業が深く中国と結びつきすぎてしまっている。
餃子問題も
実はこのチベット暴動と別問題ではないように思う。

中国の首脳陣も
この過去からの負の遺産を
すでに手放すことが出来なくなってしまっており
また眠れない夜が続くのか?

私に今出来ることは
この問題をお寺の法要の際にお話しをし
参加されている方々に考えていただくこと。
二十一日に月例弘法兼お彼岸法会を開くので
そこで参加された方々と考えてみたい。

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