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2008年3月 3日 (月)

適正とポジション

昨夜は、辛い相談があった。 
個人的に仲良くしてきた人に対して、
その仕事の不適正を宣言しなければならなかったからだ。
雇っている側からの相談であり
今まで半年以上見守ってきたが
どうしようもなかった。

人には与えられた時と場所と機会がある。
そのチャンスをGETできるかどうかは、
やはり本人の意識次第だ。
そしてそれ以上に、その人の向き不向きがある。
世間的な名誉やお金などではなく
この大きないのちが
自分をこの世に生かしているという視点から
向き不向きを見つめる必要を改めて感じる。

少し卑近な例になるが、自分のことを語ろうと思う。

小学校時代から天体物理学や量子力学の世界に魅了され、
分からないながらもその勉強をしていた変わり者であった。
大学では、全く異なった専門に行ったが、
やはり図書館で毎日のように経典群と睨めっこしていた。
今も、誰も居ない書斎で本を読んだり、書き物をしたり、
本堂で独り端座したりするのが好きだ。
これらの面を見ると、私は独りで象牙の塔に篭り、
研究することが好きなように見える。

しかし、一方では小学校のときは、
仲間を募り野球のチームを作った、その中心人物であった。
中学校でもハンドボールのキーパーをして、
やはりチームプレーのスポーツの中心の一人であった。
高校でも、初心者ばかりで、
経験者として新たなハンドボールのチームを作っていった。
大学でも、ゼミのリーダー格としてとりまとめを行ったりしてきた。
大学院を卒業して後は、学習塾に入り子供たちと共に生きた。
僧侶に復活して後も、ボランティア活動を行い、
中心的な位置を占めるようになっていった。
今のお寺では入寺時にはほとんど居なかった信者さんの数も増え、
相談事を受けて、その方々と共に活動し、
寺子屋の子供たちとも共に歩んでいる。
今もハンドボールを通じて、人と人のつなぎ役を行っている。
これらの面を見ると、私は人と接すことが適役。

私はチームの中に居てもキーパーをしていたように
やはりいつも少し全体から離れている位置が適役。
だからこそ独りで居ることも好きなのだと思う。
このチームの中での独り、これが私の位置。

そういえば、今関わっているハンドボールのチームも
最近、ポジションチェンジを行った。
成長と共に
適切な位置は異なっていくものでもある。

今回、不適格を言い渡されたTさんが
今後自分の位置を見出し
彼の最高の位置で、この世で生きて行っていただくことを
切に願う。
この文を読んでもらい
Tさんが何かを感じてくれれば幸いである。

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