法事でもハンドボールの話題
午前中、檀家の一周忌の法事。
そこの跡取りの孫が
各務原西高校でハンドボールをしていることを知る。
彼はレギュラーどころか補欠にもなれないとのこと。
しかし、毎日かかさずに練習に参加している。
各務原西高校は決して強いチームではない。
そしてそこの補欠にもなれない。
普通だと疑問に思うのだが
彼から目の覚める言葉を聞かされた。
「レギュラーでポジションを取るためにやってるんじゃない。
ただ練習も楽しいし、ハンドボールが楽しいから。」
この言葉は強烈な一撃だった。
ある高校の顧問の先生に聞かせたい言葉だ。
もちろん強くなっていくことは大切だし
試合にも勝ってもらいたいと思う。
しかし、それ以上に、ハンドボールを楽しんでもらうこと
ここが重要に思える。
楽しければ自然に身も入り練習熱心になっていく。
そしていつの間にか力も付いていく。
各務原西高校のハンドボール部は
ほとんどが高校から始めた生徒ばかりのようだが
こうした楽しむ生徒が増えていくと
中学の経験者も入るようになり
次第に強くなっていくだろう。
好きこそ物の初めなりけり
それを教えられた法事だった。
ハンドボールから始まり
大きな発想へとつなげてくれた法事。
檀家の故人にもいろいろと深く感謝したお祈りになった。
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コメント
僕も高校でハンドボールやっています
選手たちの考え方が書いてあって見ていて楽しいです
これからも更新頑張ってください
投稿: GK | 2008年2月16日 (土) 14時40分