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2008年2月 2日 (土)

節分の意味

いよいよ明日は節分。

節分は年に四回ある。
立春立夏立秋立冬の前日がそれ。
つまり季節のまさに変わり目。
今年は
立春2月4日
立夏5月5日
立秋8月7日
立冬11月7日
元々はこの前日に節分のお祭りを行い
季節の変わり目を祝ったものだ。
しかし、時代は進み
旧暦のお正月が立春に近いこともあって
新暦二月三日の節分だけが有名になり
節分といえば2月3日のみになってきた。
尚、今年の旧正月は二月七日。

ただし同じ節分と言っても
鬼を使って豆まきするのは立春前の節分のみ。
牛の角に虎のパンツ。
ウシトラ 丑寅 艮  つまり北東を季節に配すると
北の冬から東の春への変節の季節にあたる。
硬い豆を金属とみなし
それを火であぶって、
春の気である樹木を傷つける金のエネルギーを
下げさせるという
まぁ手の込んだお祭りを考案した人に頭が下がる思いだ。
そこで高家寺では
豆まきもするし
火渡りで金のエネルギーを下げさせ
木のエネルギーを高めているわけだ。

真言では星に祈りを捧げる。
北斗七星に祈りを捧げる。
そのため高家寺では夜に行事を行っている。

理屈も大切。
ただたんにお祭りに出るのではなく
意味のあるお祭りを経ていくことはとても重要。
高家寺では意味づけをしっかりしていく寺であり続けたい。

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