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2008年2月18日 (月)

ハンドアジア選手権から中学のことまで思いをめぐらす

男子ハンドボールアジア大会。
サウジアラビアと同点だったらしい。
一時、七点差をつけられるなど
苦しい展開だったようだ。
今回は若手中心で、
数名の中心選手が出ていない。
ここも実は中東の笛の影響。
アジア大会と世界選手権予選を分けると
一時、発表があった。
そのために日本の首脳陣は
世界選手権予選に照準を合わせ
アジア大会は若手メンバーで登録をした。
ところが、蓋を開けると
アジア大会が世界選手権になってしまった。
これは明らかに政治力の差。
その政治力というか見通しの甘さが
今回の結果になったのではないかと思う。
しかし、ここでラッキーボーイが生まれたようだ。
注目のの宮﨑大輔(宮崎大輔)ではない。
海道衛秀。
ハンドボールの名門氷見高校(富山)出身
筑波大学からトヨタ紡織九州に入った23歳。
身長174cm体重70kgの小柄な身体は
宮﨑大輔とほぼ同じ。
スピードが持ち味の選手。
日本も若い世代が台頭し始めているのかもしれない。
宮﨑大輔(大崎電気)26歳 173cm 74kg
末松誠(大同特殊鋼)26歳 178cm 73kg
小さな巨人たちのチーム。
そんな新たな躍動を感じる。
蒲生総合監督のような大型選手も必要だが
今の日本は大きさよりも
スピード感溢れる若さが大切なのかもしれない。

このニュースを見てふと感じる。
桜丘中学の女子チーム。
このチームも決して大型ではない。
しかし、そのスピードは確かに素晴らしい。
どんなチームもそうだが、
スピードのあるチームは面白い試合をする。
セットプレーはやはり大型チームであるが
一方、特にスピードチームは、守って速攻が基本。
ディフェンスが基本。
海道選手もディフェンスが良かったようだ。

速攻が持ち味の桜丘中学。
ここのところ私もディフェンスを研究しているが
そろそろ彼ら彼女たちにディフェンスについて伝えよう。
特にサイドから二枚目の二人には
どうしても伝えなければならないディフェンス方法がある。
彼ら彼女たちは未だその方法を使っていない。
これをマスターするだけで
セットオフェンスに対する対策はかなり向上するはずだ。
今は期末試験中なので練習はないが
試験終了後、早速伝えようと思う。

ニュースを見ただけで
いつの間にか中学校の生徒たちを
思い浮かべていた自分が居る。
そんな自分を見つめて笑っている自分も居る。

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