« アンソニー・ロビンズの『一瞬で「自分の夢」を実現する法』 | トップページ | 刷り込み 太陽エネルギー・大化の改新から考える »

2007年12月 5日 (水)

今の時代には手にすることができない魅力

普段、私はノートパソコンを使用している。ThinkPad T42p。右下にはIBMのロゴの入ったIBM最後のノートパソコン。このパソコン、かつてはかなりのスペックであった。今のCPUのようにデュアル構造ではないので、そこは時折ストレスを感じないでもないが、全体としては良くできているノートパソコンだ。ただ最初から少し不満があったのは、スピーカー。モノラルで音もそれほど良くない。そこで、USBのスピーカーを外部で接続していた。二年ほど前、ある日突然スピーカーが動かなくなった。全く音を出さない。残念ながら、その日からノートパソコンに対して音を期待しなくなった。iTuneでダウンロードしても、あまり音に対して考えなくなっていた。そのため、スピーカーを放っておいた。ただなぜか捨てる気にならず、そのままにしておいた。昨晩、寺子屋の卒業生が遊びに来た。彼女たちと話しをするうちに、なぜかスピーカーのことが気になり、話を別の生徒に任せてスピーカーを久しぶりにノートパソコンにつけてみた。するとどうであろう。急に音が出始めた。ビックリしてしまった。そこで、かつての付属CDを再度インストールしなおし、音の調整を試みた。小さな小さなスピーカーだが、付属ソフトが面白く、さまざまな音を奏でてくれる。Jazz使用。クラシック使用。ロック使用。ソフトロック使用。メタル使用・・・・そのほかさまざまな音を出してくれる。そこで、「エヴァンゲリオン」の残酷な天使のテーゼとFLY ME TO THE MOONを聞いてみた。前者はLiveモード。後者はもちろんJazzモード。もちろん大きなスピーカーとは比べようも無いし、カミサンが使っているBOSEのノートパソコン用のスピーカーとは比較にならないが、それらと比べなければそれなりにいい音色を奏でてくれた。そういえば、最近親友のKさんからスピーカーのことを若干聞かされていた。また先日訪れた喫茶店ではALTECのスピーカーの良さに聞き惚れた。もう一代の緊急時のサブマシンはデスクトップでありALTECのスピーカーとサブウーファーがついているが、最近そちらで音の関係を再生することが増えていた。そんなところからスピーカーに対して意識が傾いていたのかもしれない。そんな過程のことは共時性で面白いのだが、それを別にして、スピーカーが復活してくれたことが嬉しくて仕方が無かった。電源要らずのUSBだけの使い勝手の良いスピーカー。複雑な機能も何も無い点が私にはとても良い。

ふと思い出す。最近、なんとなく車のホームページを見ることが増えていた。基本的には私は車は動けば良い派。拘りはほとんどなかったのだが、なんとなくいろいろホームページを眺めていた。そのうちに知識が増えてきた。すると前日にホームページを見た車が、次の日には何台も何台も見ることが増えてきていた。意識をすると、その車が目に入ることが徐々に分かり始めた。結果的には、新車を購入する気にはなっていない。妹夫婦より数年前に無料で譲ってもらったが今はお寺の境内に放置してある200,000km以上走行のボルボを動かしたいという気持ちになってきた。レストアするほどの経済的な余裕は今は無いが、来春までにあの車を再び公道で走るように私なりに修理し、最終的には車検を通して、しかもレストアをプロにしていただきたいと思うようになった。今も時折運転席に座り、別の車からバッテリーを繋いでは、エンジンを掛けている。今の時代には無い重厚感がそこにある。

頂いたものも大切にしていく、これが僧侶としてのあり方なのだろう。放置したままにしていた自分の弱さを実感するも、レストアの大切さや、意識を傾けていくことの大切さなどいろいろ教えてもらえたので、ボルボには深く感謝している。車にせよ、スピーカーにせよ、古きもので使えるものは時代遅れであっても大切にしていきたいものだ。そこには今の時代には手にすることができない魅力もある。

|

« アンソニー・ロビンズの『一瞬で「自分の夢」を実現する法』 | トップページ | 刷り込み 太陽エネルギー・大化の改新から考える »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65354/17276420

この記事へのトラックバック一覧です: 今の時代には手にすることができない魅力:

« アンソニー・ロビンズの『一瞬で「自分の夢」を実現する法』 | トップページ | 刷り込み 太陽エネルギー・大化の改新から考える »