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2007年12月 7日 (金)

ものもらい

ものもらいが目にできた。既に口内炎のような状態になっているが、明日の朝、眼科に行こうと思う。最近、PCのやりすぎなのかもしれない。節分の準備などで、画面とにらめっこする日が続いていた。昨日、眼帯を買ってきた。眼帯をつけると片目しか見えない。正確には麦粒腫というらしい。方言としては、私たちの地域では「めんぼ」といい、関西では「めばちこ」と言った。そのほかwikepediaによると、めぼ、めいぼ、めこじきなどがあるらしい。

久しぶりに片目の生活。ただ全く見えないわけではなく、左目は眼帯を認識しているので、ときどき訳の分からないものが見える。驚いたのはトイレに行ったとき。便器に柄が見えて自分の目を疑った。結果的には眼帯も白、便器も白だったために、頭の中で混乱が起きたらしい。どうせ眼帯が必要なのだから、この際、この状態でいろいろ見つめてみようと感じている。

まず人間の目による認識などかなりいい加減であることを改め知る。眼帯をかけ、目の前が白いガーゼで覆われると、眼球の血液の流れが見えたり、ガーゼの生地を見たり、まったく見えていなかったり、右目と重ねてありもしないものを認識したりと、いろいろあることが分かった。ということは普段の生活の中でも、自分の思い込みで勝手に画像を創作してありもしていないものを見ている可能性は低くない。このことは今後も気をつけねばならないと感じる。

次に、平衡感覚と距離感がいい加減になる。近くのものは普段からの感覚で、何とかなるものだが、少し遠くなると完全に狂ってしまっている。ここでも、人間の感覚のうち視覚はかなりのウェイトを占めていることを知る。

片目で居ると、ボーッと見ることが難しいし、逆に集中してみることも難しい。なんともいえない感覚。ボーッとしようとすると集中してしまうし、集中するとばやけてしまうといった状態だ。

柳生十兵衛三厳や伊達政宗が、隻眼であったことは有名だが、実際は隻眼と言うよりものを見る視点が異なっていたのではないかと言う説もあるくらいだ。この片目の状態でもうしばらく世界を見つめてみたい。

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