地元の代議士と共に地域密着型総合施設 COM. DO2(コムドゥードゥー)を訪ねた
朝10時、地元の代議士園田康博衆議院議員夫妻と共に、地元の特定医療法人フェニックス グループ http://www.phoenix-g.jp/index.html の地域密着型総合施設 COM. DO2(コムドゥードゥー)を訪ねた。実は、私の父親が介護認定が下りることになり、今日からお世話になることもあったし、先日訪れたときにその素晴らしさに驚き、代議士夫妻をお誘いした。園田康博代議士は、「知る権利」を憲法に明記することを目指している国会議員だが、一方では一貫して厚生労働委員会に所属し、福祉関係に携わっている。そのために地元の優れた施設を是非訪ねていただきたいと思い、お誘いした。わざわざ長縄専務理事に案内していただき、それと同時に今までの実績と、それを実現してきた思いとをお話しいただいた。
少し施設内の案内をさせていただくと、ノルウェーから取り寄せた空気圧式の運動器具が七種。これは、筋肉に一度に負担がかからないような設計になっているという。園田代議士にバイク式の運動をしていただいた。どれぐらいのカロリー消費かを絵で表すものらしいが、園田代議士はキャンディーを超えて、カフェオレのレベルまで約10分弱運動していただいた。実際に介護認定で来られる方々は、これらの七つの機械のうち、五種類を自分で選んで運動をされるとのこと。
また卓球もできるようになっており、元の非常にレベルの高い選手だった方が指導をされていた。今までで、打ち合いの最高は96回を記録したそうだ。またこのフェニックスグループ全体での選手権もあるそうだ。この卓球が、リハビリに実に有効であるという。そういえば、一昔前までは温泉に卓球はつき物だった。卓球の効用をなんとなく分かっていたのかもしれない。私は卓球は苦手だが、少し経験する必要を感じる。それにしても凄いのは、プロ用のピンポン玉、ラケット、卓球用のピッチングマシーンを使っていること。更に玉拾いもリハビリの一環として行っているという。帰宅して知ったが、父は今日はこの玉拾いをしてきたらしい(微笑)
特別養護老人ホームメゾンペイネも併設。ペイネの名前の由来は、画家のペイネの絵があり、その愛情表現が大好きで、名前にしたという。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%8D その温かさを感じる。どの部屋にも庭が併設されていたり、最新式の介護用のお風呂や、最後を迎える場合の家族のためのお部屋など、細かいところにまで目が届いているところが注目された。
一通り見学した後に、食堂でコーヒータイム。ここで専務理事さんと長くお話しをする。その思いの熱さに、いろいろ学ばされた。こうして熱伝導のように思いを伝えていくことと、その実行力で20年を掛けてここまでにされたのかと感銘する。また園田代議士へ、今の介護保険の問題や、現場からの指摘をしてくださったことも少なからず良かったのではないかと思う。隣でも皆がテーブルを囲んでコーヒーを飲んでいた。その中で父が笑顔で参加していた姿を見て、少し涙ぐんでしまう自分が居た。
この施設は時代を先取りして進んでいっている施設。何か問題が起きたり、指摘を受けるとすぐに改善していく勇気と実行力がある。小さなことだが、実はホームページの写真がうまく出なかったらしいがそれを私が軽くアドヴァイスしたら、すぐに担当者に連絡してくださり、今では改善され全く問題なくなっている。こうした動きの軽快さは、わたしも多く学ばされた。
今日は、長縄専務理事さん、園田代議士夫妻、施設の職員や参加されている方々、皆に深く感謝したい。
本当は、長縄専務理事さんの言葉をもっと載せたかったし、彼女から指摘を受けた大きな社会問題もあるのだが、私がまだ咀嚼しきれていないので、またの機会に掲載しようと思う。
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