最高の高野山団体参拝初日1
10月1日月曜日 朝六時半に集合。私を含め25人。岐阜バス。運転手のKさんは抜群の腕に、とても心暖かい人であった。バスの中ではまず自己紹介。お一人お一人にお話していただき、私が紹介の一言コメント。おかげでビデオを観ることもなく、カラオケなど皆無であった。
最初に、大神神社へ向かう。一日ということがあり、バスが全く近づけない。そこで急遽方向を変え橿原神宮へ。初代天皇の神武天皇をお祀りするお宮。初めての人が多く、とても心地よい感覚。感謝の祈りを捧げる。帰りの産道で、禰宜さんらしきひとに合掌して礼をすると、話しかけてくださった。権宮司の松中さん。奈良県の宗教者の集まりの話をしてくださり、武士道を絡め異宗教の対話と現代における宗教性のお話をしてくださった。
途中、五条で食事。レストランよしの川(tel 0120-367-105)へ行く。ここが素晴らしい景色。量的には多くはなかったが、柿の葉寿司の定食はお勧め。今後も使いたいと思ったお食事どころ。思わず旅行業者に電話して感謝感謝。
信者のSさんのお勧めで、九度山の慈尊院へ。弘法大師のお母さんのお寺。高野山町石道の出発点。私も昭和59年の五月三日に、ここから歩いて高野山に上った経験がある。この慈尊院で弥勒如来に祈りを捧げる。国宝の弥勒如来。普通は弥勒菩薩なのだが、ここは成道した後の弥勒如来の仏像がある。慈しみ深かった弘法大師のお母さんの写し姿とも言われている。高野山を案内する犬のゴンにも再会。ただし、ビデオで。御本体はすでに逝去。現在は二代目とのこと。
続いて天野へ、丹生都比売神社へ。最初はただの参拝のつもりが、宮司さんが出てこられて、お祓いをしていただき、解説までいただいた。これに信者の皆が感激し、志納金が集まった。お札までいただいた。本来は5分程度にするつもりが、一時間あまり滞在。さすがに高野山の氏神さま。ここで強調されていたのが、熊野古道のこと。ここは古い参詣道が評価されたのではなく、神仏混交の形態がとてもユニークで、それが現在も生きていることが評価されているということ。今回の私たちの旅もまさに神仏混交の旅であった。ここで、大きな大きな力をいただいた。
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