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2007年9月29日 (土)

直感について

28日 月例護摩。今日の法話は直感について。

直感的に厭だなぁと思うことでも、厭だなぁと思う自分が厭になって、理屈を用いて直感に反する行動をとることは少なくない。しかし、この直感に反する行動が結果的には失敗を招き入れるケースもまた少なからずある。最近、私を含め何人かの人が同じようなことが別の場所で同時進行で起きていたことがある。厭だなぁと感じる人でも、差別になるからと受け入れてしまった。そして日にちがたち、その受け入れたことによって逆に自分が苦しんだり悲しんだりもし、また周りに迷惑を掛けてしまったのだ。私だけでなく数名の人に同時進行に起きたできごとだった。そして、そのことにより大きな教訓を得た。理屈で直感の逆の答えが出た場合はそれを時間を掛けて見つめる必要がある。時間を掛けて見つめて、直感が正しいか、理屈が正しいかを見つめる必要があるように思う。下手な倫理観で解決するのではなく大きな視野が必要だ。多くの聖人君子たちは、友を誰でも良いとしたのではない。その人物の人格や能力共に見極めていたからこそ、聖人君子であった。われわれもまた、友とする者を誰でも良しとするわけにはいかない。人は皆平等である。そしてそれと同時に、人格・人柄・能力そのほかは各個人全く別である。自分と共に歩んで行く友は十分に見極める必要がある。

こんな内容のお話をした。

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2007年9月27日 (木)

福島いわきへ

24日、妻と共に福島いわきに行く。妻は22日の横浜フリーデーに参加するために一足先に上京をしていた。私は法事などがあり、24日当日に出かける。上野から二時間強の場所。いわゆる地方都市。そこで、ある女性と会う。その女性とお話をさせていただき、いろいろなメッセージを得ることができた。

・最近、母が祖父(母の父)のことをよく話をしていた。その祖父が私だけに伝えた言葉がある。その女性は私にその祖父の言葉を改めて伝えてくれた。

・水の神様が喜んでいる。そういえば、最近は水分をしっかりと取っている。しかも今月の守護尊カードは水天様。なかなか面白いメッセージだ。

・あせることなく、時間をコントロールしなさい。そうそう、私のトラウマが時間に厳しすぎるところ。

・来年から講演会が続々とやってくる。その準備を今するように。今年も何度かさせていただいている。いよいよそのときが来ているのか。

こうした方と話すのも楽しいものだ。この内容を信者さんへ還元できればと思う。

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2007年9月22日 (土)

水天さん

今月の私の守護尊カードは水天さんだった。

水天さんについて

[読み]すいてん [梵名]Varuṇa [別名]龍王  [種子]a  va

[真言]オン バロダヤ ソワカ oṃ varuṇaya svāhā

[三摩耶形]龍索  [乗り物]亀 []青色 浅緑

[方向]西 []10月

[特徴]八天、十二天の一。水を司る神。インドのヴァルナ神のこと。諸竜王の主。天地を保持する神であり、よく天界・人界の両界を知るものとして尊崇される。水の神・河の神・海の神であり、請雨法の本尊として扱われる。また、水はよくすべてのものを潤うことから、布施を象徴し、また大悲の徳を司る。

今回のメッーセージは

水は、乾きを癒し、命を育み、穢れを洗い流し、熱を除き、よく周りの環境に順応する。あなた自身が水に触れ、水となれ。

《解説》雨水は高きより低きに進んで潤いを広げ草木を育てる。あなたの衆生を救いたいという下化衆生の思いは水と同じように広がりを持ち、衆生の心身に潤いを与える。水は清浄なものであり、よく穢れを洗い流し、渇きを癒す。あなたの布施行はあなた自身を浄化し、また心身ともに飢える衆生に潤いを与える。水はその冷たさを保つ性質のために熱さをよく除く。水はその入れ物によって形を変え、隅々にいきわたる。同じようにあなたの布施行も様々な方向へいきわたっていく。水に触れることにより、水の持つ性質を観じ、あなた自身が水となって、あなたの周りを感化しよう。守護尊カードは水の持つ力をあなたに与えてくれている。

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2007年9月21日 (金)

共時性の日々

ある相談者が来られた。お話を進めていくうちに、その方のご実家のお父さんがあるお寺の役員さんをされていることを知る。そのお寺は、高野山真言宗ではなく西山浄土宗。そして、そのお寺で、この夏に講演をさせていただいていた。共時性を強く感じる。

ピーターラビットをはじめ、最近、毎日毎日共時性を楽しんでいる。ただあまりのこれにはまらないように、共時性そのものを楽しむようにはしている。その共時性を無理やり追うのではなく、その共時性を心の中で大切にすると、次から次へと新たな共時性が起き、ものごとがスムースに進んでいく。思うようにならないこの世の中で、こうした共時性に気づかせていただけることそのもに深く感謝。

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2007年9月20日 (木)

お風呂に居たピーターラビット

12年前、このお寺に入るにあたり、お風呂の桶と椅子を購入した。そこに描かれていた絵は、ピーターラビット。それを今夜、家内が見つけた。作者の名前も出版者の名前もまだ残っていた。一部絵は剥がれているが、ピーターは健在だ。この十二年間、ほぼ毎日ピーターラビットと顔を合わせていたのだ。昨日、ピーターの作者の映画を観た。ありがたい共時性だ。ウサギ年の私には縁があるような気がする。

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2007年9月19日 (水)

江原啓之氏の著作をようやく読めた

江原啓之氏の書籍を何冊か読む。今まではなぜか読めなかった。しかし、昨日は不思議なくらいスムースに読めた。こんなことはヒルティの『幸福論』第三巻以来だ。そういえば、幸福論三巻にも、人はどこから来てどこへ行くのかというテーマがある。

理屈ではなく、心に触れるものを感じた。そこに書いてあることが、事実であろうと彼が頭の中で創作したことであろうと、そんなことが問題ではない。彼の著作を読むことにより、自分たちがどう生きていくのか、ここが重要だ。

この世の視点では不思議なことが今日もいくつもあった。彼の著作と妙に符合する。彼を唯一神のように妄信することには危険を感じるが、かれを通して大きないのちが何を語っているのかを、それぞれの立場で感じ取ることは大切なのではないかと思う。あら捜しではなく、そこから得られるものに注視できればと思う。

読ませてくれるように導いてくれた、大いなるいのちに深く感謝したい。

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映画『ミス・ポター』

夜八時過ぎ、かみさんと映画を観に行った。レイトショーで、値段が一人1,000円、格安になるからだ。今回観た映画は『ミス・ポター』。あのピーターラビットの原作者。彼女は、上流階級の女性が働くということはまったく考えられないビクトリア朝のイギリスで、作家として自立した女性。しかも開発による自然破壊や農村破壊を憂いて、環境問題を主張し、農村や自然林を大量に購入し、国に寄付した人物。この映画も内容的にかなりすばらしかった。ぜひ多くの人に見てほしい。

www.excite.co.jp/cinema/miss-potter/

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2007年9月18日 (火)

SICKO シッコ  マイケル・ムーア氏の秀逸映画

シッコ SICKO を観てきた。マイケル・ムーア氏の映画。ドキュメンタリー映画とされるが、私はそうは思わない。事実をただ伝えるのではなく、行動を促す映画であり、ある意味新しいジャンルをムーア氏が創作したといっても良いのではないか?

アメリカの保険制度の問題を突いた作品だが、日本の制度の問題にも連なる点が少なくなかった。

http://sicko.gyao.jp/   日本語

http://www.sicko-themovie.com/  英語

私がコメントするよりも、サイトを見ていただきたい。そして映画をしっかりと見てほしい。

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2007年9月15日 (土)

岐阜竹の店

家内と「岐阜竹の店」  058-263-5979 岐阜県岐阜市今沢町1-1 に行く。先日、横山産院の院長に紹介していただいた方のお店。ここはすばらしい。もし他県や他国からお寺に遊びに来られた方がいらっしゃったら、ここへ連れて行こうと思わせてくれるお店だ。小さな竹製品を二点購入した。

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2007年9月12日 (水)

驚きの首相の辞任

驚きの首相の行為。方針演説を衆議院のみ行い、代表質問をする前に辞任。何なんだこれは・・・。なぜ入院した後に、辞任表明をしなかったのか。ここに大きな疑問が残る。責任放棄の最たるもの。これで安倍首相の政治生命は終わってしまうとは・・・。

これで誰が一番利益を得るのか。それは次期首相になる人。今回の出来事の連座で麻生氏は無理なような気がするのだが・・・。

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2007年9月10日 (月)

初めてのCTと割烹『かさ井』

最近、呂律が回りにくいと感じ、右足をよく躓いていた。鍼灸院では脳梗塞の可能性があるとも言われていた。そこで、初めてCTを撮った。脳梗塞は全くないとのこと。安心した。おかげで左脳よりも右脳が発達しているということが分かった。私は理屈っぽいほうだが、直感を大切に生きていることを改めて実感。それと、血液の流れを調べたところ、ほとんど年齢並みの血管であり、右足のみが石灰化しかけているということだった。  たまにこうして検査することは大切であることを知る。  その後、高山市で美味しい料理をいただいた。『かさ井』ここの料理も器もステンドグラスも秀逸。http://www.kasai.show-buy.jp/ をご覧いただければと思う。

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2007年9月 9日 (日)

三段腹・・・韓国家庭料理の店

友人たちと三段腹(さんだんばら)という韓国家庭料理のお店に行く。最近とても辛いことがあり、それをフォローしてくれたのだ。ありがたい友人たち。年齢順にKWNNの四氏。本当にありがたい。

ちなみに三段腹は 営業時間  昼11:30ー14:0 夜18:00ー23:00  定休日 火曜日  住所 各務原市蘇原青雲町4―1―55 ジャミーラ1F   電話 058―371―8878  イトーヨーカ堂(蘇原青雲町)の北西(ヨーカ堂の北の道を西に向かい左手)に、「三段腹」という韓国家庭料理のお店がある。三段腹になるというのではなく、有名な韓国料理名が三段腹(サムギョプサル)。ここのオーナーの森さんは、各国に二年留学し、その味を学んでこられた。日本人の口に合うようにアレンジしてあるが、在日韓国人の方々にも好評である本格派。お手頃の値段で、とても美味しい料理。お勧めのお店です。

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2007年9月 6日 (木)

横山産院の院長と共に

近所の横山産院の院長夫婦と共に韓国料理を食べに名古屋に出かける。院長夫婦の面白さと凄さを見せられる。こんなすばらしい方々がこんな近くに居るとは、とても嬉しかった。十年間知らずに居た自分が恥ずかしい。

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2007年9月 5日 (水)

苦とは思うようにならないこと

高野山の師匠の下で勉強会。『般若心経秘鍵』。今回の収穫は、以下のこと。

四苦八苦の「苦」とは、苦しみという日本語のニュアンスと微妙に異なるのではないか。苦とはむしろ、思うようにならないこと。生も老も病も死も思うようにならないもの。

この師匠の教えはとても大きく感じた。子の世は思うようにならないというのが真実。そこから私は感じた。思うようにならない世界だからこそ、思うようになったとき大きないのちの有り難さを覚えるし、深い感謝を捧げることができる。感謝の気持ちをすべてに向けて生きること、ここに思うようにならないこの世を渡っていくための秘密があるのではないだろうか?

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