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2007年5月23日 (水)

『文字化けした歴史を読み解く』。

日曜日に知り合った方より本が届く。異宗教の対話などを通し、日本人を見つめなおすというもの。作者は三宅善信氏。金光教の方だ。『文字化けした歴史を読み解く』(文園社)。まだ読みきっていないが、なかなか面白い内容だ。読み終えたらすぐにでもお返事をしようと思っている。

こうした細かいことをして下さるからこそ、異宗教対話を実践できるのだろう。改めて感心した。

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2007年5月22日 (火)

守護尊カードをヴァージョンアップ

昨日は月例弘法。守護尊カードを今までとは異なるパターンに切り替えた。今本を書いているが、その成果を盛り込んだのだ。そのために私自身が、少し抵抗感を感じてしまった。ところが信者さんたちは、それなりに受け止めてくれていた。

今月の守護尊は、普賢菩薩、般若菩薩、金剛香菩薩、不動明王、火天、福禄寿。

やはり、必要なカードがそれぞれの人に赴いていった。

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2007年5月21日 (月)

スーパーカー軍団

昨日、富士宮に行く途中の高速道路で、スーパーカーやクラッシックカーを数多く見かけた。圧巻だったのは上郷のSA。カウンタックやフェラーリが総数30台以上も居たのだ。小学校高学年から中学生にかけて、私たちの世代はスーパーカーに魅了された。サーキットの狼という名のマンガが流行し、実に多くのスーパーカーに惹きこまれていた。それもあって、昨日目の前にカウンタックやフェラーリがあれほどあると、目を白黒させてしまう。中学生のころの、子供っぽい血が滾るのを感じさせられた。

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2007年5月20日 (日)

富士宮で

富士宮で行われた白光真宏会の大会に来賓として参加した。白光真宏会は、あの「世界人類が平和でありますように」という白い棒、ピースポールで有名になった宗教である。

かつて高野山にも建っていたが、宗会で問題になり、今では引き抜かれている。奥の院のあり方を考えると、私個人としては無理に抜いてしまう必要はなかったように思っている。

異宗教の対話を大切にし、さらにマスコミを入れていないということで、参加させていただいた。

約一万人の人が参加し、真剣に平和を祈る。しかも、さまざまな宗教がそれぞれの言葉で祈り、世界中の言葉を使って、各国の平和を祈る。なかなかすばらしいものであった。

もちろん私は高野山真言宗の僧侶であり、また白光真宏会に入る気は全くない。しかし、あの真摯な姿は見習うべきものがあると感じた。

宗教はやはり一つの門から入らねばならない。しかし、他の門を否定するのではなく、人にはそれぞれに合った門があるということを知っておかねばならない。その人の性向、その人の縁によりその門は異なってくると思う。しかし、一度門の中に入ったら、その門にこだわると対話ができなくなることを改めて知る。自らの門は大切にせねばならないだろうが、他者の門も尊重せねばならない。同じ門から入ったのに、他の門から入った人により親しみを感じ、同じ門から入ったのに遠く感じることも少なくないことも知っておく必要があるだろう。

そして今回この会に参加して、改めて感じたのは、密教に出会えた私は幸せ者だということだ。他の宗教は私には合わないことも改めて知る。

知人も何人も参加していたのには驚かされた。

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2007年5月19日 (土)

相談事から床屋へ向かう

昼間に相談事。一時間くらいのつもりが、話が弾み3時間を越える。あわてて床屋へ行った。すると頭が寒い。もう6月も目の前なのだが、延びきっ髪から、短くすると、やはり寒かった。

明日は静岡富士宮。さてどんなことになるのやら・・・。

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2007年5月18日 (金)

卒業生が遊びに来る

寺子屋の卒業生が訪ねてくる。元気な姿に安堵。こうして来てくれるのは嬉しいものだ。彼女たちが、自分らしく生きてくれることを深く祈った。

その後、弟子と食事に行き、いろろいろ語り合う。

人に伝えていくことの大切さを改めて実感。私の大きな命の仕事はここにあることを確認した。

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2007年5月17日 (木)

本を書き進める

最近の私の仕事は本を書き続けること。かなりスピリチュアルな部分があるので、なかなか進まない時間と、びっくりするくらい書き進める時間とがある。

今日は五人の諸尊の内容を仕上げた。

全体像が見えてくるとなかなか楽しいものだ。どんなものになるのか、今からワクワクする。

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2007年5月16日 (水)

写真

来月のラジオ出演の打ち合わせをする。パーソナリティがダライラマ法王と写った写真を見せてくれる。目を疑った。そのダライラマ法王の前に見覚えのある姿が・・・。わが師匠だった。思わず笑ってしまった。実は、先週の師匠の学集会の際に、その写真の話が出ていたからである。こんなものかもしれない。大いなる命に深く感謝する。

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2007年5月15日 (火)

本を書き始めた。守護尊カードの解説書だ。できる限り経典儀軌に忠実になるように調べている。できれば今月中に第一稿を仕上げようと思う。

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2007年5月14日 (月)

ラジオ出演決定

ラジオ出演が決定した。来月の七日に収録し、11日および18日の早朝に東海ラジオに出演する。今年は年始にCBCに二度ほど出たが、ラジオづいている。この結果が楽しみだ。

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2007年5月13日 (日)

熱田神宮

熱田神宮に行く。さすがにすばらしい霊気をっている。夜だったのだが、その気の凛とした気の流れはすごいものがある。伝説では、浪切不動明王はこの地に祀られていたという。そして、その剣は神宮に収められたとのこと。あくまでも伝説だが、高野山の守護尊である浪切不動尊の剣が、熱田に祀られているという伝説は、荒唐無稽というよりも、その伝説を生むに至った背景が重要な気がする。改めて神宮を訪れて感じたのは、やはりそのような伝説を生むのにふさわしい神宮であるということだ。あれほどたくさんの人の欲望を受けながらもあそこまできれいな流れをしているということ事態、すごいことだ。やはり剣は煩悩をばさっと切る智剣なのかもしれない。

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2007年5月12日 (土)

次の日曜日

5月20日、静岡県の富士宮である宗教団体が主催する大会に来賓として出かけることになった。一万人の人が集まるらしい。どんなものになるのか、今から楽しみにしている。

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2007年5月11日 (金)

神社めぐり

先ほど、高野山より帰宅。今日は当たらなかった。次回の6月22日は私の当番だ。

さて、今日は行きに伊勢一宮の椿大神社、帰りは滋賀の多賀神社、私の祖先がお参りにしていた滋賀の忍海神社(おしのべじんじゃ)、美濃一宮の南宮に寄って、おまいりしてきた。伊勢は相変わらずすばらしかった。朝7時くらいとかなり早かったので、人でも少なく、空気も凛としていてすがすがしかった。多賀は夜だったが、ここも力漲るものがあった。忍海神社は、此の神社が私を生んでくれたという感覚があった。ところが美濃一宮は悲しかった。工事をしていたせいもあるのだろうが、土地のパワーの割にはほとんど霊気を感じなかったのだ。

斉藤道三が、信長が美濃を大切にした。その理由は分かる。しかし、今は南宮のパワーはほとんど感じない。ある意味、今の岐阜県を象徴しているのかもしれない。

大きく祈りをしながら、涙してしまった自分が居た。

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2007年5月10日 (木)

学ぶこと

明日は高野山で師匠の学習会。今回は自分が当たるかもしれない。久しぶりに思い切り勉強をさせていただいた。学ぶことは楽しいし発見が日々ある。

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2007年5月 9日 (水)

文殊を調べる

般若心経秘鍵を理解するために、弘法大師自身が読んでいたであろうと推測される経典儀軌を読んでいる。すると意外なことが見えてきた。今までの通説が、どう見ても疑問になってきたのだ。文殊菩薩。此の仏に対する弘法大師の思いは非常に面白い。今そこを追っている。私自身が文殊信仰をしているので、余計に感じるのかもしれない。

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2007年5月 8日 (火)

ブッダをめぐる人びと

里中満智子の『ブッダをめぐる人びと』を手に入れた。釈尊の周りに居た人たちを生き生きと描く傑作マンガだ。このマンガ、ぜひ読んでもらいたい逸品である。

できれば、出版社をもっと考えていただければより広まりやすくよかったのだが、まぁしかたがないかもしれない。

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2007年5月 7日 (月)

熱き思い

昨日、家内の叔母が引越しをするためにお手伝いと思い、外出。するとその直後に、ある国会議員の方から電話が入った。そしてとある喫茶店で落ち合い、会談。熱く熱く語ってしまった。彼に伝えた。「70歳になったときに後悔しない政治家であって欲しい」。実はこの言葉、自分自身にも語った言葉だ。久しぶりに熱く燃えた、対話だった。その政治家にも感謝し、そしてこんなチャンスを与えてくださった大いなる命にも感謝する。

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2007年5月 6日 (日)

ダークマター

昨夜11時45分より、NHK教育テレビでサイエンスZEROを見た。初めてみた番組だが、とても刺激的な内容だった。タイトルは「宇宙を満たす暗黒物質の謎」。http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp164.html

目に見えたり、観測可能な物質は、この宇宙空間にはたった4%しかないそうだ。

22%は暗黒物質(ダークマター)と呼ばれるもので、質量は計算されるのだが観測が今のところ不可能なもの。このダークマターがなければ、ビッグバーンの後にヘリウムが寄り集まり数多の銀河は誕生しなかったという。この地球上のダークマターはペットポトル一本分だそうだが、この宇宙空間では、通常の物質の五倍以上あるというのが面白い。

そして、74%は反重力のダークエネルギー。それももちろん観測不能。しかし、宇宙空間は膨張しているエネルギーは確実に存在しているとのことだった。

ここから少し考えてみた。仏教でいう天の神々は非常に希薄な物質で構成されているという。ここと妙に共通点を感じた。たった4%の物質でわれわれ生命体が存在している。ということは、22%のダークマターで同じように命を構成していてもおかしくないのではないかと感じた。今までは、地球や銀河そのものを命ととらえるようにしていたが、それ以外のもので構成される命もあると思うと、なにかゾクゾクとするほど面白いものを感じた。

この4% 22% 74%は別のことでも言えるかもしれない。目に見える結果は4%に過ぎず、それを支える準備や練習が22%、そしてそれに対する情熱や意志が74%と考えてもよいかもしれない。

とても面白い番組だった。このダークマター、いましばらく私自身も勉強してみたいと思う。なにか、このことを知るために、子供のころから理論物理が好きだったように思えるのは気のせいだろうか。(笑)

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2007年5月 5日 (土)

本願寺派の方と共に行った葬儀

先日亡くなった信者さんの葬儀に参加。導師は本願寺派のかたで、私は客僧として座り、また弔辞を読ませていただいた。

そのなかで、前半は故人との思い出を語り、後半は真言僧として諷誦を読ませていただいた。

導師の声もすばらしく、とてもよいコラボレートができたように思う。宗旨宗派を超えて故人を送る。今後はこうしたことも視野に入れなければ成らないのかもしれない。

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2007年5月 4日 (金)

五字文殊儀軌

来週の金曜日に師匠宅で行われる般若心経秘鍵の勉強会の発表を行う予定だ。そのための資料づくりに追われている。そこで、今は五字文殊の儀軌に取り組んでいる。この儀軌は、三学録の第七番目に取り上げられている重要経典であるにもかかわらず、なぜか注釈書では全く触れられていない。この儀軌に関する十個の注目点を思いついた、かなり飛躍していて、とても学問的とは思えないものだが、こうした飛躍から新たなものが生まれると思い、あえて今回の発表で取り扱おうと思う。

資料がすでに八枚になってしまった。もう少し絞って話をできればと思っている。

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2007年5月 2日 (水)

般若心経講座を本堂で

今日は本堂で般若心経講座を行う予定だ。この講座、実は一昨日亡くなった方の要望で作られた講座だった。しかも、第一水曜日にしたのは彼女の習い事の都合があり、この日に設定したものだ。深く冥福を祈りながらの講座になると思う。

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2007年5月 1日 (火)

無常ということ

連休の中の通常日。寺子屋もいつもどおり行った。昨日の信者さんの死。あえて子供たちに語った。正直言って、まだショックから抜け切っていない。この思いをそのまま生徒たちに伝えたかったからだ。自分の無力感だけではなく、無常ということ、うまく伝えられただろうか?

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