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2007年2月19日 (月)

ある翁の通夜

ある翁の通夜があった。この翁、弱い百。この歳になるまで歯は自分の歯であり義歯はなかったという。しかも摂った野菜は、必ず小ぶりで痩せたものを選んでいたとのこと。化学肥料や農薬で太らされた野菜より、自然の力で生き、小さくとも生命力に溢れたものを得たいという故人の意思であったらしい。

この翁の生まれた歳は明治41年。アメリカではT型フォードが登場し、中国では清の西太后が逝去している。日本では第一回のブラジル移民の船笠戸丸が出港。生まれたのは俳優の長谷川一夫・伴淳三郎・沢村貞子。歌手のディックミネ。ソニーの井深大。画家の東山魁夷。作曲家のカラヤン。作家のボーボワール。政治家の宮本顕治らが居る。

半分の歳にもなっていない私だが翁のために誠心誠意お通夜式を執り行った。明日は告別式。明治・大正・昭和・平成と四世代を生き抜いた翁に敬意を表したい。

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