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2007年2月28日 (水)

葬儀・・・遺族の言葉に参列者の涙

午前中は月例護摩供養。今日の火は速い速度で勢いよく燃えた。乾燥していたこともあるが、それを今すべきことは速やかにというメッセージと受け止めた。感謝。

午後から葬儀。まず入堂。そして告別式の式次第の説明。最初に三礼の声明(しょうみょう)。普礼・三部・被甲護身・洒水。脇僧の弟子には読経をしてもらった。そして私は二巻抄と呼ばれる葬儀の次第を実施し声に出して唱えた。そして二回目の洒水で読経を止めてもらい、灌頂の儀式。そこで、「大日如来・金剛サッタ・龍猛・龍智・金剛智・不空・恵果・高祖弘法大師空海・乃至・補陀洛院有慶(現金剛峯寺座主)。高家寺宥智・故人の戒名」とお唱えし、秘密血脈を渡す。すなわち、お通夜は仏門に入ること。告別式は密教門に入ることを儀式の目的とした。その後に野辺送りの作法。諷誦文(ふじゅもん)。この諷誦文の中で、故人の略歴を述べ、戒名の意味を開き、真言を授けた。そのときにまず家族よりすすり泣く声がした。続いて、導師焼香。家族の別れの言葉。まず夫・息子・娘と続いた。その中で夫が「待っていてください。今しばらくこちらで生きて、終わったら必ず傍に行くから。」この言葉は、私の妻の胸に深く刻まれたようだった。この家族の別れの言葉が、参列者の涙を誘い、葬儀全体を大いに引き締めたように思う。そして、弔電、焼香。導師法話・退堂。

葬儀は僧侶が作るものでもなく、葬儀社が作るものでもない。遺族と共に、僧侶も葬儀社も皆で作り上げていくものだと思う。私はこの姿勢を貫きたいと思っている。そうすることで遺族も故人に対してのけじめがつけられるし、故人もこの世を去ることができると思う。その上で、遺族の故人に対する最後の言葉は、なくてはならないもののように思うがいかがだろうか。

火葬場に行き、荼毘に送り、遺骨を拾うときも付き添い、骨上げの儀式をし、今日は終了。

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2007年2月27日 (火)

御通夜式で新たな挑戦

Docho_1 檀家さんの奥様のお通夜式。今日は新たな挑戦をした。まず入堂。壇の前に行き式全体の説明。普礼・三部・被甲護身・洒水。次にお剃刀の儀式。故人の棺の枕元に実際に赴き、そこで右髪・左髪・首羅髪を剃る勢をし、そこで「流転三界中 恩愛不能断 棄恩入無為 真実報恩者」を唱えた。再び壇の前に戻り、そこで戒名の授与。実際に度牒(下記にサンプル)を書き、棺の上に置いた。更にその度牒の裏には、その戒名の由来を記し、それも参列者の前で披露。座につき読経。十善戒・菩提心戒真言・三摩耶戒真言等を授け、その後に理趣経一巻を草(そう)の速さでお唱えし、お焼香をしていただいた。そして参列者全員で般若心経・不動慈救咒・光明真言・御宝号を唱和。そして法話。いわゆるお通夜を仏道に入る得度式とし、明日に行われる告別式を密教の門に入る灌頂の儀式とした。この世の家を去るという意味で、まさに出家である。また戒名についても、故人の好きだったものを選び、縁のある文字と組み合わせ院号を、故人の性格と俗名から呼び名である道号を、そして私の名前の一字と故人の性質から戒名をつけさせていただいた。流れ作業ではない、一つ一つ丁寧に行っていく故人との別れの儀式は実に喜んでいただける。また故人も、こうした儀式を通して彼岸に赴くと私は固く信じている。明日の告別式では、遺族の別れの言葉がある。そこが大きな山場だ。告別式については明日報告をする。

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2007年2月26日 (月)

檀家の奥様が亡くなる

檀家の奥様が亡くなった。癌との闘病生活が続いていたが、余命宣告よりも永く生きられた。いろいろお話を伺ったが、個人情報につながってしまうのでここでは記すのは控えようと思う。今年になって三件目の葬儀。この十年、年に二回しかなかった葬儀だが今年はこれでもう三件目。何が起きているのか。時の流れが加速しているように感じる。

明日の御通夜、今までの儀式と少し形式を変える予定。毎回毎回ヴァージョンアップを心がけたい。内容については明日、報告しようと思う。

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2007年2月25日 (日)

相談が三件

午前中に相談二件、午後から相談一件、世界常識の勉強会をお寺で、夕方からは寺子屋。今日も勢いのある流れのままだった。それにしても、相談が増えている。内容はさまざまなのだが、ほとんどのかたがたが元気良くなり、人生を前向きに生きて行って下さっている。人の相談に乗ることにより、私自身も大いに木月を得ている。こうした相談も実は大きな目で見ると私自身に対する仏の贈り物であると最近は感じている。

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2007年2月24日 (土)

考える間もない一日

午前中は初七日、四十九日、午後からは法事のお食事とお墓への納骨、夕方から岐阜支所役員会。ゆっくり考えるまもなく過ぎて行った一日であった。今お風呂から上がったところ。こんなに早く入浴したのは久しぶり。いいものだ。柚子茶を飲んでいる。ホッと一息の瞬間だ。今夜は10時までに寝ようと思う。

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2007年2月23日 (金)

家のご祈祷で意識が変わる

今日、地鎮のご祈祷に行った家のこと。一ヶ月ほど前に工事前の祈祷を行い、いろいろ指示しておいた。そして今日は完成の日。びっくりした。予想以上に期の流れが良くなっていた。その理由は、すんでいる本人たちの意識が大きく変わったことが一番の原因のようだ。すばらしい。家のご祈祷をすることで、自分たちで工夫が始まった。そして気のとおりが良くなっていたようだ。とても嬉しかった。こうした祈祷はなによりだ。

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2007年2月22日 (木)

海外送金の難しさ

海外送金をするために銀行に行った。ところが、ところがである。相手方の住所は必要、こちらの通帳から直接入金は不可など、いろいろな条件があった。しかも手数料がなんと4000円+2500円以上・・・。知らなかった。海外送金がいかにややこしいかを。マネーロータリング防止のためだろうが、そのために庶民に不便がかかっている。これだけ国際化の波に庶民も巻き込まれているのだから海外送金くらいもっと簡単にして欲しいと思うのは私だけだろうか。

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2007年2月21日 (水)

守護尊カード

毎月21日に、訪れた方にはおみくじを引いていただき、その番号に合わせて守護尊カードと呼ばれるカードを手渡している。このカードを作成するときは、一人静かに瞑想常態に入る。この瞑想状態に入らないとメッセージが浮かんでこないからだ。そのカードを作り上げるのに、今日の未明までかかってしまった。ただメッセージはそれなりのものだと思う。1月のカードは、如来部に釈尊 菩薩部に准胝観音、供養部に金剛舞菩薩、守護部に金剛夜叉明王、天部に帝釈天・布袋だった。2月は弥勒菩薩・千手観音・金剛塗菩薩・愛染明王・大自在天・宇摩妃である。月例のお祈りが終わり、一人ひとりに手渡したとき、みながまた感動していた。このカードは毎月一人ひとりにメッセージを与えている。深く感じていただけたことに今回も感謝。

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2007年2月20日 (火)

きれいな遺骨

今日の葬儀。戒名の意味を伝え、引導作法の後、野辺の作法。その後、火葬場へ。骨になった故人を見て驚いた。あまりにもきれいだったからである。齢数えで百歳。老衰による大往生。その肩の骨がまさに真っ白なきれいな色であった。その場に居た、葬儀屋の担当者が語った。「これほどきれいな色をしていることは滅多にありません。」と。故人は農薬や化学肥料に対しても、極力排除していた。そして硬いものを食べることを孫たちにも推奨していたという。その結果が、この見事な色であった。内臓がきれいであった証拠のようだ。そして死ぬ前の一週間、ほとんど食せず、まさに枯れていった。今回の死にはいろいろ教えられた。まさに故人は死をもってわれわれに環境問題まで教えてくれたようだ。骨となったその姿を見て、食について、改めて追求したいと感じたのは言うまでもない。

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2007年2月19日 (月)

ある翁の通夜

ある翁の通夜があった。この翁、弱い百。この歳になるまで歯は自分の歯であり義歯はなかったという。しかも摂った野菜は、必ず小ぶりで痩せたものを選んでいたとのこと。化学肥料や農薬で太らされた野菜より、自然の力で生き、小さくとも生命力に溢れたものを得たいという故人の意思であったらしい。

この翁の生まれた歳は明治41年。アメリカではT型フォードが登場し、中国では清の西太后が逝去している。日本では第一回のブラジル移民の船笠戸丸が出港。生まれたのは俳優の長谷川一夫・伴淳三郎・沢村貞子。歌手のディックミネ。ソニーの井深大。画家の東山魁夷。作曲家のカラヤン。作家のボーボワール。政治家の宮本顕治らが居る。

半分の歳にもなっていない私だが翁のために誠心誠意お通夜式を執り行った。明日は告別式。明治・大正・昭和・平成と四世代を生き抜いた翁に敬意を表したい。

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2007年2月18日 (日)

檀家の翁が亡くなる 齢かぞえで100歳

檀家の翁が亡くなり枕経。享年百歳。今日は旧正月なので、まさに数えで百歳になった瞬間に亡くなった大往生だった。明日お通夜、明後日葬儀である。先ほど戒名をつけ終え、諷誦文の下書きを書き終えたところ。心のこもった葬儀にしたいと思う。

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2007年2月17日 (土)

相手の都合と自分の都合

サイトからPCのソフトをダウンロードインストールし、ようやく機能としてはまともにPCが動くようになった。今朝、ハードディスク修理をする会社に連絡。とりあえず復活できそうな気配があるので、そこにハードを送った。大事なデータだけでも復活してくれればと願うばかりである。PCの内容はこまめに別付けHDに移す必要があると改めて実感。

さて、お寺に来たいという人から一昨日と昨日に連絡があった。PC破壊と高野山にいたために、私は関知していなかった。しかし、何度も何度も連絡があった。明確な目的があったわけではないらしい。電話にせよメールにせよ、何度も催促されることは気持ちの良いものではない。人にはそれぞれの都合があるからだ。今回はカミさんも私も都合があったので、カミさんが断った。後味の悪いものであった。ここはお寺だからお参りを拒否したわけではない。来たければお祈りにこればいいし、そのようなことを断るわけではない。ただ予約がいっぱい入っており、対応ができない、ただそれだけのことであったのだ。山から帰ってきて、カミさんから一連の出来事を知らされた。正直言って、少し悲しい気持ちになった。そして今日、お参りには来るだろうなと思っていたのだが、本堂へお祈りに来たあとはなかった。結果的には、私たち夫婦はメールやら電話の対応で振り回されただけであった。

そして、同じようなことが二人の弟子にも起きていた。お寺に来たいという意思表示が合ったらしい。私はPCが壊れていたためにメールの確認ができなかった。しかも高野山に行っていた。カミさんがこちらも対応した。その弟子たちも本堂で祈りにこればよかったのにと思うが、住んでいる場所が遠いので、今日は来なかったみたいだ。昨夜遅く帰宅後にメールを入れておいたが、返事もなかった。あまり気持ちの良いことではなかった。弟子たちには伝えておこうと思っている。けじめが必要なのだろう。

同じようなことが平行で起きたことに私は大きな意思を感じた。私自身も、他者の都合を省みずにいろいろなことをやってはいないだろうかと反省もした。昨年末から年頭にかけて、その弟子を含めたくさんの人たちを振り回した。弟子でないものにはなかなか伝えられないが、せめて弟子だけにはいろいろ考えて欲しいと感じている。今回は良いきっかけになったのではないかと思う。けじめの問題、私自身もしっかりと胸に刻み込みたい。

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2007年2月16日 (金)

オリジナルに敬意を持つ

朝五時前にお寺を出発。高野山へ行く。今日は久しぶりに自動車で行った。教学部長・次長と9時半からお話。ちょっとした企画を持ちかけた。来年のことなのだが、結構面白い企画になるのではないかと思う。午後からは師匠のお宅で勉強会。般若心経秘鍵。Aさんの発表。丁寧に調べたあとがわかる。四つの般若心経の比較をしてみると、内容も微妙に異なっているところがあり、なかなか面白い。原典そのものを読むことと、それを高祖(弘法大師空海)がどのように読んでいるのかということと、その後の注釈者がどのように読んでいるのかということを見ていくと、なかなかそれぞれ味わいがあって面白い。

その中で、御前様(師匠)より良い言葉があった。恩師の波多野先生からの言葉だそうだが、「どんな研究でも最初に手をつけた人に対しては敬意を持つべきであり、批判の対象にしてはならない。」というものだ。最初に手をつけるということは勇気がいる。間違いや思い込みも少なくあるまい。しかし、前人未到の場所に踏み込むことこそが重要なことであり、そこから領域が広がっていく。二番手三番手は、前人の道を歩んでいくのであるから、大いなる批判の対象にはなるが、オリジナルは尊敬すべきものであるということだ。

この話を聞きながら感じた。私自身のオリジナルの領域とは何か?やはり環境問題であり食の問題であろう。真言宗ではこのあたりが非常に弱い。というか先人がほとんどいない。ここを踏み込んで行こうと改めて思う。

帰りは、勉強会のメンバーと談笑しながら岐路に着いた。この車中でもいろいろ考えさせられる。次回はAさんの続きとUさんが担当。楽しみにしている。

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2007年2月15日 (木)

市役所環境部 そのほか

今日は各務原市のごみ政策の会議。市民会議のメンバーなので出席した。各務原市の環境部はよくやってると思う。今後もできる限り協力をしていきたい。

さきほどようやくメインのPCの再構築の第一歩が完了。とりあえず最低必要限度のソフトはインストールした。ここであせらず、もう一度何が必要か見つめてみたい。自分を変えるチャンスがやってきている。

明日の早朝から高野山へ行く。師匠の勉強会と、兄弟弟子である教学部長との話し合い。そして、弟子の修行の書類などについて本山に問い合わせに行く。奥の院や伽藍での祈りももちろんだ。こうした節目に高野山とは面白い。

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2007年2月14日 (水)

PCの再構築

コンピュータが壊れ復旧に追われている。なかなか進まない。ハードディスクを購入しなければならなくなった。先ほどハードにソフトをインストールした。ヴィスタは避けた。まだソフトが対応しているかどうかわからないし、私のパソコンで十分通じるかどうかも、疑問だったからである。もう少し様子見したい。今、メインのパソコンはXPをインストール中。その後いろいろせねばならない。

これを機会に、パソコンのあり方を見直してみたい。それと同時に、私のあり方も見直す時期なのかもしれない。あさっては高野山。今年初めて。旧暦の正月はこの日曜日。いい意味で新たなスタートなのかもしれない。PCが壊れたことでも、きづきを与えられた。感謝感謝。

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2007年2月13日 (火)

PC破壊

常用のコンピュータが壊れてしまった。大変なことになっている。昔のPCを今は駆使しているが・・・。バックアップも12月のものまでしかない。まぁ、新たに出直す時期なのかもしれない。新たに仕切りなおしかも?

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2007年2月12日 (月)

名古屋の旬楽膳

名古屋の旬楽膳に行く。結構はやっている印象だ。一宮店のほうが私個人としては好きなのだが、ここはここでホールフーズマーケットを髣髴させるものがある。こうしたお店は増えてくれるとうれしい。カネスエの経営者の方々、ぜひこのお店をもっともっと増やして欲しい。需要は少なくないと思う。ようは宣伝の仕方だと感じる。私たち夫婦のようにこうしたお店に興味のあるものの耳に入ったのは今年に入ってから。こうした人々の耳に情報が入ればもっとお客も入り、コストも下がっていくと思う。ぜひぜひ、広めていって欲しい。こうしたお店を開くことに決意された経営者の方々に謝意を表したい。

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2007年2月11日 (日)

旬楽膳

ご祈祷と相談があり一宮へ日帰り出張。まぁ間近なので出張というほどでもないが・・・。

その帰りにカミサンと旬楽膳というスーパーに寄る。ここは、アメリカのオーガニックマーケットのホールフーズマーケットに近い優れたスーパーだ。カネスエというスーパーが経営している。とにかく店内に置かれたものも、広さもいい。近かったら、もっと利用したい。一宮なので週に一度は利用しようとカミサンと話している。名古屋の方は非常に受けているらしいが、北中の南という場所的な問題か一宮店は内容の割には人がまばら。残念だ。ここのランチも美味しかった。お勧めの店だ。心身の健康に興味のある人はこうした店を是非応援していただきたい。私も利用させていただくつもりだ。明日は名古屋店に行くつもり。  http://www.shun-rakuzen.com/  

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2007年2月10日 (土)

カミサンが泉涌寺に

昨日は京都で師匠の大日経講伝。私は朝から種智院大学に居た。カミサンも京都に共に出かけていた。お昼までホテルでのんびりしていたらしいが、お昼からは泉涌寺(せんにゅうじ)に行っていたようだ。そこで写経をし、お抹茶をいただき、緩やかな時間を過ごしたとのこと。泉涌寺は真言宗泉涌寺派の本山。http://www.mitera.org/皇室の菩提寺として御寺(みでら)とも呼ばれる。京都東山の南方に位置する落ち着きあるお寺。実はこの寺で私は師匠より許可(こか)を受けている。現在の金剛峯寺の座主を勤める師匠より、金剛峯寺ではなく泉涌寺で許可を受けているというのも何か縁があるのだろう。そんなお寺にカミサンがフラッと祈りを捧げに行った。大いなる命の流れを改めて感じる。

講義が終わりカミサンを迎えに行く。その後、東京でお世話になったサルバトーレクオモの京都店へ出かける。スタッフが実に気持ちがいい。そのスタッフの動きに、何が大切かを改めて感じさせられた。世界一位をとったピザは実にシンプルな味だったが、食べれば食べるほどまた食べたくなる美味しさだった。また同じ階でチョコレートが販売されていた。カミサンがバレンタインを前にチョコを二種類買ってくれた。http://www.amedei.co.jp/。AMEDEIのCHUAOとPORCELANA。これらも世界一の称号を得ているイタリアのチョコレートだ。きわまったものは実にシンプルだ。ここも感じさせられる。

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2007年2月 9日 (金)

不都合な真実:再び灯火が点る

昨夜、カミさんと映画を鑑賞。

http://www.futsugou.jp/

デイビス・グッゲンハイム監督。出演アル・ゴア元副大統領。

「不都合な真実」

私たち夫婦は環境省登録環境カウンセラー。そのおかげもあるが、環境問題にはかなり関心がある。そこでこの映画を観たかった。しかし、今日で岐阜では公開終了。私の勉強会終了後、直ちに戻って映画に行こうと思った。しかし、寺子屋がある。どうしようか、迷っていた。たまたまPCをホテルに持ち込んでいたので、ネット検索。京都にも上映場所があることを知る。食事よりもこの映画。二人の意見は一致した。そして映画館へ。観客は少なかった。

内容は・・・盛り上がりのある映画ではない。しかし、本当に考えさせられる映画であった。多くの人に見てほしい。日本の多くの政治家にも観て欲しい。そしてその政治家を選ぶ有権者にも観て欲しい。そういう映画であった。副大統領を辞めた後に、世界で1000回を越える環境問題の講演をこなしているアル・ゴア。彼の意気込みを感じた。そして、私たち夫婦の心の蝋燭に、再び灯火が点った。深く感謝したい。

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石井裕:NHKプロフェッショナル仕事の流儀

http://www.nhk.or.jp/professional/

昨夜、NHK プロフェッショナル仕事の流儀 を観た。アル・ゴアの『不都合な真実』という映画を観た後だった。お風呂を入れていた。その間、たまたまテレビを見たら、放映され始めたところだった。MIT教授石井裕。MITは9年前に訪れた場所。ボストン郊外のケンブリッジ市にある名門大学。私はここの学校ツアーに参加し、そしてその後もウロウロと見学して歩いた。今もこの生協で購入したセーターを好んで着ているミーハーである。

さてこの石井先生。実に面白いことを言う人だった。コンピューターの研究者。NTTからMITに移り、そこでいろいろな体験をされたようだ。そして今では最先端の研究所で活躍するスーパージャパニーズパースン。「出すぎた杭は打たれない」。かつて高山のSIさんにも私はアドヴァイスを受けた言葉。最近の私はこの言葉を失っていた。ありがたい内容だった。そして釘付けになってしまった。お風呂に入るのを伸ばしてでも、観続けたかった。一瞬、カミサンが文句を言いかけたが、テレビの内容を観て、彼女も釘付けになった。オリジナルこそ命・WHY・自分は凡人だからこそ人の倍働き三倍の成果を出すなど、いろいろな面で考えさせられた。そしてそこで描かれていた絵。マインドマップに共通するものであったのも一側面として面白かった。

今日は講伝二日目。すこし眠いが、心して受講するつもりだ。

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2007年2月 8日 (木)

師匠の『大日経講伝』

師匠の『大日経講伝』を種智院大学で受講。明日もある。五成就を扱ったもので、面白かった。これを現実世界にどう役立てるか?ここに自分の意を注ぎたい。

今日はハイアットリージェンシーに宿泊している。カミサンと二人なので格安だったからだ。朝食付きで一人一万円しない。このホテルでありえない値段だ。一休ドットコムの特別設定だ。今夜はユックリ休むつもりだ。

今から、かみさんと映画を見に行く。二条大宮にあるTOHOシネマ二条で、元副大統領のゴア氏の『不都合な真実』を観る予定。

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刷り込み・・・アニメ・特撮オタクもどき

昨夜、親友のW氏より指摘される。「その地球を救おうという思いの原点は、ここにあったのか」・・・半分冗談の半分本気の言葉にハッとさせられた。そこに流れていたのは、昭和40年代の特撮物の音楽だった。私はそれを好んで歌っていた。そう、このころの特撮物やアニメの影響で、私はかなり刷り込みをされたらしい。地球を救いたい・・・この思いは私にとって自然のものであった。しかもそれはかなり子供のころよりのものであった。W氏に指摘されるまで私は気づいていなかったが、それにいざ気づくと、すこし恥かしい気もしている。しかし、そうしたチャンスを与えていただいたのも、またこの大きな命が私という一つの命の流れを使って表現したことであると思うと、このまま突き進んだほうがより自然だと今は判断している。面白いと今は思う。子供のころの刷り込み、大きなものだ。

今から京都に向かう。師匠の『大日経』講伝だ。

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2007年2月 7日 (水)

般若心経講座にて  色・音・匂い・味・触感

初心者向け般若心経講座。今日は雑駁な内容になってしまったことを反省。ただ最後に行った、参加者の色・音・匂い・味・触感などを、直感的に記してみて欲しいということに関しては面白いものであったと思う。般若心経の中でも、眼耳鼻舌身の前五識と意識は記されている。それが空であることを直感的に知るためには、逆にこの六識を意識してみることから始まると思う。参加者の思いはそれぞれ、面白かった。これは有効なので、寺子屋でも実施してみようと思う。

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2007年2月 6日 (火)

名古屋で壮行会

高家寺の節分の名物になっている大道芸。芸人はN.A.さんこと桜子ちゃん。彼女が東京に行くことになった。彼女の親友のF君が企画し彼女の壮行会を行った。名古屋のとあるお店。ここに集まったメンバーはボランティアで集合した人たちばかり。よい会が開けたと思う。その後、カミサンと若いメンバーに連れまわされて、お寺に戻ったときは朝の二時を過ぎていた。私はすぐに戻ろうと言っていたのに・・・。P1030408 P1080813 P1080687

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2007年2月 5日 (月)

午後より過去精霊供養三件

節分が終わりほっとしていたのもつかの間。今日は午後から、過去精霊供養三件。病で亡くなった方、水子供養、事故で亡くなった方、それぞれ思いのこもったものであった。人それぞれの熱き思いをどのように感じていくのか、お寺のあり方を今一度考えさせられた。今から名古屋へ行ってきます。

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2007年2月 4日 (日)

2/3 2007年度の節分

節分 今年も大盛況でした。陰になり日向になりして支えてくれている我が友。感謝の気持ちを込めて我が友たちの写真も掲載した。Kさんの写真が見つからない。カメラから逃げていたのか?  P1030244_2P1080677P1080690 P1030336 P1030340 P1030306 P1030351 P1030273P1030343 P1030346 P1030347 P1030348  P1030294 P1030369P1080642 P1080639 P1080924P1080638_1 P1080707

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2007年2月 3日 (土)

節分お昼の部

節分お昼の部が終了。スタッフが実によくやっていただいている。また大道芸の桜子ちゃんもかなりの腕になっていた。さすがにプロになると違う。反省点もある。大護摩の準備の際に、スタッフに任せすぎてしまい、私自身のチェックを怠ったことだ。そのために、しなけれなならない仕掛けを忘れてしまい、燃え上がるまでに時間がかかってしまった。このあたりは夜の部ではきっちりして行きたいと思う。

参拝者も昨年を上回る人数に深く感謝する。

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2007年2月 2日 (金)

明日は節分

節分一日前。午前中は法事を一件。午後からは節分の準備。私が忘れていたものがいくつかあった。当日の厄除け祈祷の浪切不動尊の札を作り忘れていたのと、夢枕の用紙も印刷していなかった。なんだかんだと仕事が進み、いよいよ明日が本番だ

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2007年2月 1日 (木)

お札書き

節分の御札が書きも架橋を迎える。大札(木札)は全て私自身が筆で書いている。また事前受付も私が名前を書くようにしている。特に大札の場合は、真言を唱えながら板に文字を書き込んでいる。この札を通して多くの方々にこの節分のお祭のパワーを得ていただけるものと信じる。 火の力によって、春の気を邪魔する金(金属)の力を弱め、春の気である木の気が自然に増して行くことを心より祈る。

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