三人の弟子の得度式 仏教で生きるのではなく 仏法に生き仏法を生きる
今日は午後から得度式。証明師二名、教授一名、受者三名。なかなか良い儀式になったと思う。
三礼(声明)、弟子への心構え、教授による父母・国王・氏神に対する感謝と別離と各三礼。洒水加持。剃髪。授与戒名。授与袈裟。本尊を初め十方諸仏に三礼。授与十善戒。法施(心経・諸真言・御宝号など)。
証明師の一人が儀式前にいみじくも語ってくれた。「仏教で生きるのではなく、仏法に生き仏法を生きる」。まさにその通りだと思う。昨今の寺院では仏教にぶら下がって生きているのが現実だ。そうした得度式をはじめとする儀式が多すぎるような気がする。しかし、この高家寺では、仏教にぶら下がるのではなく、仏教に生き、仏教を生きるお寺でありたい。その言葉を、まるまる新発意・・・すなわち受者三名に伝えた。
純さん、蓮さん、眞さんの三人が、それぞれに良き道をしっかり歩んでもらえることを心より願う。
| 固定リンク
コメント