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2006年8月 4日 (金)

宗教倫理学会合宿

滋賀県の琵琶湖西畔にある同志社大学リトリートセンターという施設で宗教倫理学会の合宿があった。この学会の合宿は面白い。昨年は高野山であった。朝の四時まで語り合った。今年は朝の三時まで。

今回、勉強になったのはギリシア正教・イスラム教。

ギリシア正教はオーソドックスと呼ばれ、その内容は神秘主義に彩られたキリスト教。呼吸法や坐法・真言などがあり、またイコンなどのシンボリックなものもあり、実に真言宗に近いものを感じた。日本ではラスプーチンのイメージが強いが、もっともっと中身を知る必要がることを感じた。ロシアとギリシアに残るものだが、オーソドックスということばに表されるように、もともとのキリスト教のあり方を知るためには不可欠なものだ。

イスラム教。発表は10世紀頃のイスラムから見た仏教。これは刺激を受けた。ちょうど後期密教が展開している頃であり、外から見た場合どのように写っていたのか、勉強になる。ただ発表以上に驚いたのは、イスラムが実に穏健的な教えであるということだ。イメージとしては過激なイメージを感じる。しかし、その内容は実に穏健なもの。しかも学ばされたのは、自分で考えるのではなく、神に考えていただくという発想。自我に固執することなく神の規範の中で自由に動くというのがイスラムの考え方のようだ。そしてこの世は幻であり、次の世である真の世界へ生まれたときに神の玉座の近くに行くことを大切にしているという。いろいろな問題点もあるが、もう一度見直さねばならないと思い、帰宅してから岩波から出ている井筒先生の『コーラン』を読み始めた。

今回は五井昌久師のことやユダヤのカッバーラについて書かれたレジュメもいただいた。これの刺激も少なくない。また神道やキリスト教のこと、また同志社大学のことなどいろいろ学ばされた点も少なくない。またこれらについては書く日もあるだろう。

今朝までの対話で興奮していたが、そろそろ眠くなってきた。今から沐浴し、床に就こうと思う。今宵はこれまで。

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