« 会場の下見 MaMaの会 | トップページ | 色と音(色聴) »

2006年8月 9日 (水)

遺伝子組み換え技術が油にまで

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=684 のニュースを見てびっくりした。ついに油にまで遺伝子組み換え技術が使われるようになってしまった・・・。

我が家ではサラダなど使ういわゆる火を通さない油は亜麻仁油(フラックスオイル)やエゴマ油を使っている。これは、アルファ3と呼ばれる油で、青魚などに由来する油と似通っているものだ。しかしなにせ高価であると共に、火に弱く酸化しやすい。それを遺伝子技術によって、大豆など全く異なるアルファ6と呼ばれる油を切り替えてしまおうというものらしい。ここまでする必要があるのだろうか・・・。

80年前、アンモニアを冷媒とした冷蔵庫が使われていた。しかし、アンモニアの取り扱いは難しいために、安定しており無色無臭無毒の別の冷媒の研究が進められた。そして作られたのがフレオンだった。日本では戦時中の商標の名の関係でフロンと呼ばれている。このフロンは夢の化学物質としてもてはやされ、増産に継ぐ増産であちこちの分野で用いられた。ところがこの安定しているということが厄介なことであった。自然界では崩壊しづらい。しかも空気よりも重たい。そのためにゆっくりゆっくり成層圏まで上っていき、その成層圏で紫外線の照射を受け、フロンは崩壊して行った。その分解したもののうちの塩素がオゾンと結びついて、オゾン層を破壊して行ってしまった。これがオゾン層破壊である。オゾンホールができたり、オゾン層そのものの厚さが薄くなったりして、地表には届かなかった紫外線Bが地表に届き、地表の生物の生存さえ脅かすようになった。

遺伝子組み換え技術はこのフロンと同じことを引き起こしはしないだろうか。私にはそんな危惧がある。自然の回復力の範囲内で行う科学技術はとても大切なものだ。それは大宇宙が私たちに与えてくれた恩恵だと思う。しかし、それを超えたことを行うとどうなるのか?核の問題・人口爆発・地球温暖化・酸性雨そのほか電磁波・化学物質問題など地球にとってあまり好ましくない状況が生まれているように思う。

人にとって大切なものは何か?これを見つめる必要があろう。

もちろん遺伝子レベルの研究そのものは私は悪いとは思わない。そこを見つめると、「大いなるいのち」への畏敬の念がよりいっそう増すからである。しかし、それに手を出すことはまた別問題だ。遺伝子組み換え技術がオゾン層破壊のような予想もしない事態を引き起こさないことを心より願う

|

« 会場の下見 MaMaの会 | トップページ | 色と音(色聴) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65354/11360630

この記事へのトラックバック一覧です: 遺伝子組み換え技術が油にまで:

« 会場の下見 MaMaの会 | トップページ | 色と音(色聴) »