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2006年7月24日 (月)

師が次期管長に決定

今日のお昼に高野山真言宗の管長の推戴受付が終了。推戴されたのは我が師匠である寶壽院門主松長有慶先生だけだったそうだ。これでこの十月十五日からの高野山真言宗管長金剛峯寺座主に師匠が就任される。心よりお祝い申し上げたい。

ただちょっと複雑な気持ちもある。弟子としては身体のことが気になるので、激務は控えていただきたかった。後進の指導に専念していただきたかったのだ。しかし真言宗全体のことを考えると我が師が管長にならねばならなかったのも事実だ。大いなる流れがまさに師を選んだように思える。

師匠には弟子が十数人居る。しかし、兄弟子は単立寺院の住職であって高野山真言宗のお寺ではない。兄弟弟子の村上高野山大学教授は今は高野山真言宗の内局の教学部長。そのほかの弟子は住職になっていない。結果的に高野山真言宗のお寺で住職をしているのは、村上先生と私だけになってしまっている。自分に何ができるのかはわからないができる限りのお手伝いはしたいと思う。

この縁を我がお寺の信者様方にも触れていただきたい。そのように強く願う。

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