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2006年7月15日 (土)

五井昌久氏の著作を読み始める

縁があり五井昌久氏の著作を数冊手にした。今読んでいるのは文庫本で『神と人間』。なかなか面白い。面白いというと不遜だが、彼の宗教観がよく伝わってくる。彼の人間観は確かに的をついている。一般の人々はどうであり、天国に居る人など実に興味深い内容だ。深く信仰を持っている人はやはりどこか違う。彼の奥深い洞察は私にも大きな影響を与えそうだ。彼のことを教えてくださった京都府立医大のT先生や中外日報のOさん、大垣のM寺のご住職に深く感謝したい。

そういえば、高野山で彼に関わるポールが抜かれた話があった。例の「世界が平和でありますように」という白いポールだ。宗教団体と関係あるということで高野山上のそれを全て抜いてしまったということだ。このあたりから高野山の幅広さが失われたように思う。高野山はこうしたものまでも包み込んでいた宗派だ。これからの高野山が、かつてのように懐深く、包容力のあるお山に戻ることを深く願う。それこそが世界遺産に登録された信仰のお山の姿であると思う。

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