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2006年6月 4日 (日)

LAのマドンナのコンサート(2)

20:40になった。すると突然照明が消えた。その瞬間に、ものすごい歓声。まさにステープルセンター内が大きな声で一体になった瞬間だ。それと同時に、全員がスタンドアップ。もちろん私たちも立ち上がった。場所はアリーナではなかったが、アリーナから見て前から二番目。バスケット会場でもあるので少し階段になっていてアリーナよりも高い位置だったので下手なアリーナよりよく見えたと思う。もちろんあまり近いところではなかったのは残念だが、まぁ全体が見渡せたので良しとしている。

映像が始まった。馬のいななきと共に、馬の映像が流れ続ける。今回のテーマは馬のようだ。そういえばガイ・リッチから誕生日にもらった馬から落馬したという話もあったが、それをこのコンサートにそのまま使っている。自分の事故をここまで利用するとは・・・。徹底したプロフェッショナルだ。

そして曲のイントロが始まった。一曲目はFuture Lovers。パンフレットもそうだが、今回のテーマは馬?馬を扱うマドンナの映像に変わった。もう会場はヒートアップ。このまま最後までいけるのだろうかというくらいの興奮度。おおおお・・・私まで叫んでしまった。スクリーンが上に上がった。そこに居たのはバックダンサー。素晴らしい踊りを見せている。しかしマドンナの姿は見えない。するとアリーナのほぼ中央に設置してあったミラーボールが突然開いた。そこから本人が登場。そのスタイルは腕に鞭を持ち、なんとバックダンサーを馬の如く扱い、かなり挑発的。出たーッ!不良のアイドル・・・女性版!これぞマドンナという感じだ。その動きに観衆が目を奪われる。最初にこの曲をこの映像で出してくると言うことは、まず頭の回線をカットさせることが目的なのか?ハートで感じろと言うことか?とにかく常識では考えられない光景が目の前に繰り広げられる。バックダンサーの動きも信じられない。少なくとも私の頭の回線は切れてしまい、雄叫びを上げた。しかしその雄たけびも周りの声にかき消されるくらい会場は盛り上がった。

先々月に行った名古屋のローリング・ストーンズのときもすごかったが、その興奮度はこちらのほうが圧倒的にすごい。やはりロサンゼルスでの最後の公演で、しかもステープルスセンターではたった一回しかないので気合が違ったのかもしれない。また聴衆も日本人のそれとはノリが全く違う。まさに興奮の坩堝だった。

ふと我に返る。これは洗脳かも?・・・しかし、頭で考えたそんな想いは、心の雄たけびと、周りの興奮にかき消された。私は再び、イャーと心の雄たけびを声に出していた。私をこの会場に導いてくれたカミサンと共に、いつの間にか乗ってしまっていた。

映像が次々と流れる。なんと骨折したレントゲン写真を見せた。彼女には失敗はない。落馬による骨折さえもネタに使ってしまうのだ。ひょっとしたら落馬も今回のコンサートのネタ作り・・・そうも感じたが逆にそうしたマイナス要因にマイナスをかけてプラスにしてしまったような気がする。世界のスーパースターとして君臨するそのあくなき探究心に恐れ入った。ここまでやってしまうとは・・・。しかしだからこそ世界的なスーパースターになれたのだと感じる。多くの人を興奮の坩堝に巻き込む凄みを感じる。恥ずべきものもなく、失敗もない。それを見事に体現した今回のマドンナだ。とにかく、理屈を超える大きなものを感じさせてくれた第一曲目だった。

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