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2006年5月 1日 (月)

黄砂飛来・・・今年はひどすぎる

黄砂がすごい勢いだ。山がうす黄色く見える。太陽がかすんでいる。これほどひどいのは観たことがない。車にも黄沙の汚れがひどく残っている。思わず哀しくなった。この黄砂は、タクラマカンやゴビなどの砂漠から飛んできているという。もし中国がこの無人の地域で核実験や化学兵器実験を行っていたとしたら、日本はどうなるのだろうか?とても悲しく感じてきた。

今日は昼間の温度が30度を超えたという。しかし、その太陽は5月のそれではなく、なにか映画で見た荒れ果てた大地のそれに似ているような気がした。そして、それを想い私は涙した。この涙、ひょっとすると黄沙が目に入ったためかもしれない。それとも地球が泣いているのかもしれない。日本列島が慟哭に包まれかけているのかもしれない。

維摩居士の「衆生病むゆえわれもまた病む」をもじれば「地球病むゆえにわれまた病む。地球涙するゆえにわれもまた涙す」。

涙を流したいので、この辺りで湯浴みをしに行こうと思う。今宵はこれまで。

追伸:黄砂のニュースが以下にも出ている。

http://www.asahi.com/international/update/0502/001.html

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