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2006年5月15日 (月)

松本城と高家寺

200650514a 昨日、松本に出かける。松本城。思い入れがここにはある。高家寺を創建した戸田松平家の二の丸殿。父は加賀守忠光、母はその正妻阿波蜂須賀家政公の四女。この二人の長女として二の丸殿は生まれる。父忠光は、跡を継ぐことなく逝去。そのために叔父が跡を継ぐが、その叔父にも子がなかった。彼女の腹違いの兄光重が跡を継ぐ。光重の代に明石へ転封。その後に岐阜加納へ。彼女は、一度は加賀前田家の支藩の上野七日市藩へ嫁ぐが、離婚して実家に。そして岐阜加納城の二の丸に住んでいたために、二の丸殿と呼ばれるようになる。

彼女が生まれ育った場所、松本城。どうしても行きたかったがなかなか行く機会がなかった。そして今回偶然にも行く機会を得た。

200650514b 松本城の天守閣に上った。一つ一つの柱を見つめながら、そしてその場所をゆったりと見回しながら、天守閣を歩いた。するとイメージが。祖父康長公(徳川家康の異父妹の夫)に連れ添われた幼女のイメージが。思い込みから生まれたイメージなのか、別のものなのかは分からないが、彼女の無邪気な笑い声が聞こえてくるようだった。階段を上って最頂部に上がる寸前にふと感じた。「二の丸殿が癒された。」ただただそう感じた。嬉しくて涙が出てきた。

200650514c 松本城の天守閣から降りてくると、外はとてもすばらしい天気だった、藤の花が咲いていた。私が高家寺の住職として果たさねばならなかった仕事の一つがここで終わったと感じた。ここまで導いてくださったことに、感謝。

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